検診前なので、節制中
恋愛前なので、節制中
節制クラブ、部員募集中
糸色 意図的 色々と
軽く 韻を踏んだつもりに なりながらも
ミシンは 踏めぬから
人には 踏まれぬようにと
歩き 続ける
これぞ 雑踏
雑多なコトを 考えながらも
大雑把に ...
指差した先に
反射せぬ面
存在せぬ泪
眠いと何も考えられなくなった。だからこうした。どうした。
誌が。
難しい。
分析を。
誤解を。
女の裸。
絵を。
見て。
見ていない。
他人を。
...
まどろみの中、ぽつりぽつりと存在する人が去った。
去った後にぽつりぽつりがまどろみの中。
ぽつり、
ぽつり、
存在するなんて難しい言葉。
言葉は難しい存在。
言葉は ...
「ここから飛び降りてください」
と立て札にあったので
飛び降りたら
死んだ
見るものもずいぶん見てしまった
夜の枕の中で
そうは思っていても
赤い彼岸花がぐぐっと首を伸ばし ...
あの星のように
輝ける人は
振り返らずに
歩いて来た道を
信じているから
進めるのだろう
強くなりたいと
願う心に
当ての無い夜は
...
思い出の一瞬と音楽は
空気ごと吸って吐くものだ
それらを肺のフィルターにかけるから
その摩擦で胸は詰まる
連動する 目蓋の裏の幻灯機
スクラップブックに貼られた
走馬灯のフィルムの一部 ...
蛇の足も役に立つもの
告白とは一言であるから
あまりに自然なので
いつかあなたを守りすぎ
あなたは真っ直ぐになってしまい
傷ついてかけて、隙間に砂が詰まる
呼吸はとても大切 ...
生まれた、とパチリ。
立った、とパチリ。
ともだちができた、パチリ。
ケンカをした、パチリ。
たくさん泣いた、パチリ。
好きな子ができた、パチリ。
身長がのびた、パチリ。
ピアノがひ ...
瞳の奥底に隠れてこっちを覗いている
裸の抒情の手足を縛り上げ
哭きながら何度でも犯し続けよう
石切り場から運んできた
重い想いを凪いだ風に浮かし
寛容な字面をことごとく摩耗させて
のっぺら ...
さざ波は
わたしに命じる
海を見よ、と
耳元で命じる
ひかりに添われて
きらめく波は
銀の爪
藻も砂も
上手にうばう
銀の爪
さざ波は
わたしに命じる
海を研げ ...
同じ空を見ていたくて
同じ空気を吸いたくて
同じ光を見たくて
同じお話で笑い合いたくて
同じご飯を食べたくて
同じ布団で寝たくて
同じ曲を聴きたくて
...
表通りの公道を
なにかに反対しているらしい
葬列のような賑わいの
長いデモ隊の列が通り過ぎたあと
裏通りの廃屋の
無人のビルディングの暗がりで
なにも反対していない少年と少女の
秘密 ...
想像の青い馬
高速道路を駆けていく
午前二時
夜の風に乗り
どこまでも行けそう
思春期の
次は氷河期
ほどけないのは
輪廻のリボン
だから待たねばならない
氷でできた
僕の駄 ...
元気でなくなったり
必要でなくなったり
そうなればどうなる
そんなこと考えては
練習している、何を
元気でなくなったり
必要でなくなったり
そうなればどうなる ...
ミッキー
世界中の君がひとりきりのふりをするのは
掛け替えのない存在でありたいからかい?
ミッキー
今日君のぬいぐるみを抱きしめている女の子を見たよ
あの女の子にとって
君のぬいぐるみ ...
分断された悲劇
繰り返す応酬
反射する憎悪の悪夢
報復の名のもとに祭り上げられる犠牲者
物言わぬ亡骸をいいことに
物言えぬ霊魂をいいことに
報復の根拠とされる犠牲者
...
一対の鉄塔が
街をはさんで見つめあっている
(病気のような時間帯)
頭痛もちの少女が
おぼえたての寂しさを抱きしめて
影をうつした空へ飛びおちていく
鈍感がいいとおもう
やわやわときづく
なんにせよ関西人は
はやいをいいこととするけど
鈍感がいいとおもう
今? とつっこまれるぐらいに
鈍感は
きづかないということではない
の ...
誰かの右目が 痛むとき
私の左目が 赤くなる
誰かが右手を 怪我したら
私の左手を添えて
包帯を巻いてあげたい
あなたが背中を向けたなら
リュックの理由を
分かち合い
荷物を軽くし ...
ナゲットがひとつ
コンベアから落ちた
その瞬間
心の箍が緩んだ
自分から
ナゲットを手に取り
思い切り
床に投げつけた
目の前がパッと
明るくなった気がした
もうひとつ手に取り
...
{画像=140727093221.jpg}
赤い緞帳越しに見える殺人現場、
暗闇に浮かぶ赤い血の色、
こぼれ落ちたワインの痕、
倒れた男が最後に見た冷笑が瞳に焼き付いている。
...
伸びざかりの庭木にも負けず
ぺんぺん草も群叢となって
素っ裸の夏をオードしている
セミのスケルツォに応えて
なのに 老 ...
廻廊を二つもやり過ごすと以前の記憶は戻ってこなかった 。奥まった待合室には先着が何人か居て、そのうちの何人かは連れ添いの家族のようだ。しかし誰が患者で誰がそうでないのか、わたしには特に気にはならな ...
スーパーでサツマイモを手にとったら
品の良い老婦人と隣り合わせになったので
「何が美味しいですか」と尋ねると
「だご汁がよかよ」とにっこり答えてくださった
その夜に六畳間で食べた晩ご飯は
...
けつまずいて転ぶ
ああいつもの夕暮れなのにね
見えないものに語る言葉
忘れてしまった暑い日です
行き着く先のわからない
遠泳に参加する僕は第三泳者です
通り雨地球をまわしてとお ...
雨でも降らねば詩はかけない
酒でも飲まねば詩はかけない
太陽を謳う人がいる
月を嘲る人がいる
雨を讃える人がいる
虹を喜ぶ人がいる
子供の頃に風船を飛ばした記憶がある
子供心に風 ...
点在するものが輪郭を軽くし
遍在するものが浸透圧を下げる
終わっていく一日と始まっていく一日が
互いを巻き込みながら壊れていく中
どちらの日でもない間隙に僕は起き出す
人々は個体の中で誰とも ...
はざまの多い森の端を
光の川が流れている
刃物の影が
水草にゆらめく
増えてゆくばかりの光の束を持ち
水にも土にも放れずに居る子
重さもなく熱もなく
ただ何も見え ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
節制中
殿上 童
自由詩
21*
14/7/28 1:15
ミシンは
藤鈴呼
自由詩
2*
14/7/28 0:27
「声が無い」
宇野康平
俳句
1
14/7/27 23:42
「眠いと何も考えられなくなった。だからこうした。どうした。」
〃
自由詩
0
14/7/27 23:36
「夕方は戸惑う、存在の男」
〃
自由詩
1
14/7/27 23:24
赤い彼岸花
春日線香
自由詩
2
14/7/27 23:15
HAPPY
ミナト螢
自由詩
1
14/7/27 23:12
吸って吐く
凍月
自由詩
2*
14/7/27 22:32
メメント・モーリエ
kawa
自由詩
2*
14/7/27 22:14
ピースの嵌まる音なんて
DAICHI
自由詩
1
14/7/27 20:56
わたしは喜んで嘘を書こう
ただのみきや
自由詩
27*
14/7/27 20:45
銀の爪
千波 一也
自由詩
2
14/7/27 20:31
唯々
瑞海
自由詩
4*
14/7/27 20:10
秘密の恋
浩一
自由詩
3
14/7/27 19:24
夜逃げ
やまうちあつ...
自由詩
4
14/7/27 19:09
練習
吉岡ペペロ
自由詩
3
14/7/27 18:44
ミッキーマウスへ
ichiro...
自由詩
8*
14/7/27 17:56
アンインストール オール オーバー パレスチナ&イスラエル
komase...
自由詩
2+*
14/7/27 17:33
鉄塔
はるな
自由詩
8
14/7/27 15:42
どんくさいひと
朧月
自由詩
3
14/7/27 10:24
他人の右目
為平 澪
自由詩
4*
14/7/27 9:33
チキンナゲット
花形新次
自由詩
2
14/7/27 9:24
死骸は犯人を希求する / 傷つきたいと思ったのは自分だった
beebee
自由詩
16*
14/7/27 9:05
丘の街で ⑩
信天翁
自由詩
3
14/7/27 9:05
空白の館
アラガイs
自由詩
9*
14/7/27 6:14
だご汁
モリー
自由詩
5
14/7/27 6:05
第三泳者
梅昆布茶
自由詩
21*
14/7/27 6:03
泡沫の詩
baby b...
自由詩
7
14/7/27 5:02
朝のこどく
葉leaf
自由詩
0
14/7/27 3:21
王国記 Ⅰ
木立 悟
自由詩
3
14/7/27 2:29
2184
2185
2186
2187
2188
2189
2190
2191
2192
2193
2194
2195
2196
2197
2198
2199
2200
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
2212
2213
2214
2215
2216
2217
2218
2219
2220
2221
2222
2223
2224
4.58sec.