間接照明なんて
そんなお洒落な物うちには無いから
玄関だけ明かりをつけ
リビングでコーヒーを啜りながら
パソコンと
線がきれいな漫画を読む
柔い音が夜に響く
窓を全部開け
私を垂れ ...
月と太陽のような 二人の容子
太陽は 昼を作り出し
月は 夜を照らす
昼の 明るさの中で 明るく振る舞う 容子
夜の 闇に 灯火をともす 容子
太陽に 焼きつくされるほど ...
広い空を駆けめぐって 笛の音が鳴る
温度も 音も風が吹いて やっと分かる
迷いの全て飛んでいく こすれてはひりひり泣く
夜の木の葉もこすれては鳴く
これから先 深くなる
親切な 夜の合図だ
...
「さよなら」は言わずに行くね
運命という言葉を信じてるから
あなたに出逢ったのは正しいって思いたいから
「またね」は言わずに行くね
運命という言葉を信じてるから
あなたに出逢えたの ...
絵は描けない
記憶もあまり得意じゃない
少し休憩しよう
だいじょうぶ?
人混みが苦手である
ひどい二日酔いのようになる
これ、誰か読むの
いや、たぶん読まない ...
小さな丘の小さな家で
おじいさんと小さな猫は暮らしてる
小さな家の小さな窓から
小さな小川が小さな絵みたいに
顔を出す
小さな小川の冷たい水は
小さな猫の喉 ...
かりんとうにもうってつけですと
テレビがしゃべる
なにがうってつけなのか聞き漏らしたので
気になってテレビから離れられなくなり
学校にも行けなくなり
落第した
この責任を誰が取ってくれるの ...
30歳
そんな自分が結構好きだったりする
それは本音かい?
それともただの思い込み?
あのメジャーリーガーは 25歳にして
161億円の 価値を与えられたんだ
その ...
鰹釣る大漁旗に感謝の字
友だちは百人できなかったけど大事な人に会えた学校
親不知抜いて輪郭腫れているこんなときほどデートの誘い
水族館に釣り針を垂らす
動かない車の税を納めにいく
愛してると言いたくなる女と夕方まで寝ている
芸術というものにはある種の断層のようなものがある。そう思うのは、ミシェル・フーコーの『言葉と物』を僕が読んだからではなく、小説を読んでいて、そう感じる所があるからだ。
...
黄昏の土手道の 足に触れる草の香り
手を引かれて ゆっくりと帰り道
新月の宵 目をこらして 気がつくと
お地蔵さまの前掛けに 灯り始める
祖母の乾いた 日なたの匂いが
「淋しかあ ...
Aカップだから
ダメだとか
Eカップ以上が望ましいとか
究極Wカップだったら
もう何も言うことはないとか
そんなことは
重要ではなくて
要は形と色です
乳輪の
弱いと見れば苛め抜くのが私の信念です
本音を漏らすことも厭わないから
500円寄越しなさい
言いたい放題を聞かされて
ぶちきれそうになったが
辛うじて堪えた
みんなが見ているところでは弾け ...
若い娘がいい、いいと口では言ってる癖に何故か熟女に傾く気の弱さ 。
※注釈
これは本人を中傷するものでもなんでもありません。寧ろ敬愛から出た言葉です。
滞ることなく継続していく時間
の中に縒り込まれ生命
いつかは剥がされ
抜け落ちるとしても
まだ先のはずであった
だが
左足小指の
先に出来た米粒ほどの腫瘍は
細胞を溶かして ...
幼児虐待(育児放棄)のニュースを見て7歳の息子が怒った
「なんでご飯食わせねえんだよっ!」と言ってテーブルをダンッと叩いた
顔は少し震えていて下を向いていた
俺はびびった
わお、そういう感性も ...
買い物袋の中身も溶解をはじめ、
、辛味の効いた食べ物は食欲をそそるけど、
漬物なんて欲しいと思ったことはなかったね。
美味しいピクルスを口にした甘酸っぱさは、
吐き捨てた女の遠い記 ...
政策について
テレビのニュース番組でも
新聞でも
政府が言っていることは
金太郎飴のように
目や耳に入ってくるけれど
批判されないように
政府の優秀な人たちによって
作り上げられた ...
大きなガラス瓶の中に半分くらい貯まった百円玉
それを見ながら四郎は考える
毎日百円はいとも簡単 それでも積み重ねれば結構な額になる
ということは少しずつ積み重ねれば人の驚く様な事も出来るようにな ...
あるはずのことがない
ないはずはない
さがす しゃべる わらう
でもない そんな夜は
かみくだいて のみこむしかない
ないはずのあるがない
あるはずのないもない
あいも ちかいも ...
夕闇の霧雨で
金木犀の気だるさは土に染み込む
僕の落とし物は
人々の雑踏一粒
光を反映させてはみたが
苦しくなって
とうとう
ぽたり
ひと日は過ぐ
黒髪の妻と働き
今日もまた
庭の植木の花は萎え
バラの花しおれ枯れ
枝も葉っぱも取り払い
さっぱりとした庭になり
夜は集会へ行き
聖書学びて帰りきぬ
夜十時五分
...
人から愛されたいと思うと
愛される為に演技をする事になる
そして、この演技に疲れて、仮面を取り外してしまうと
この人間はすぐに世界から嫌われ、孤独になってしまう
… ...
〈組織を流れていく明かり〉
ドアを開くとどこも同じ風景。
だが新しいドアであるのは間違いなく同じ風景でも全く違った内側の構造を宿している。
人の動きはどこも同じ。
だが同じ動きでも全く違った言 ...
Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:
音のしない目覚まし時計に
文字の世界の住人は驚いている
何より
その存在を確認できなかった
人生の目的、主 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
shiver
モリー
自由詩
4
14/6/27 0:37
二人の容子
佐白光
自由詩
0
14/6/27 0:18
私信
加藤
自由詩
4
14/6/26 23:54
さよなら またね
文字綴り屋 ...
自由詩
2*
14/6/26 23:03
桜の木の下で
クローバー
自由詩
1*
14/6/26 22:15
小さな丘の小さな家で
しんおん、
自由詩
2*
14/6/26 22:10
化題
あおば
自由詩
7+*
14/6/26 21:54
30歳
itukam...
自由詩
3*
14/6/26 21:51
鰹釣る大漁旗に感謝の字
北大路京介
俳句
1
14/6/26 20:20
友だちは百人できなかったけど大事な人に会えた学校
〃
短歌
4
14/6/26 20:19
親不知抜いて輪郭腫れているこんなときほどデートの誘い
〃
短歌
0
14/6/26 20:19
水族館に釣り針を垂らす
〃
自由詩
4*
14/6/26 20:18
動かない車の税を納めにいく
〃
自由詩
7*
14/6/26 20:18
愛してると言いたくなる女と夕方まで寝ている
〃
自由詩
1
14/6/26 20:17
サリンジャーとドストエフスキー (現代小説と近代小説の断 ...
yamada...
散文(批評...
4
14/6/26 19:04
蛍の歌
藤原絵理子
自由詩
9*
14/6/26 18:37
Wカップ総括
花形新次
自由詩
2
14/6/26 18:16
主題
あおば
自由詩
3*
14/6/26 17:36
花形的エロの心髄
アラガイs
自由詩
0*
14/6/26 17:12
喪失ー友へー
イナエ
自由詩
14*
14/6/26 17:10
プラスチックやガラスの破片
馬野ミキ
自由詩
6
14/6/26 16:36
ピクルス
アラガイs
自由詩
3*
14/6/26 15:32
税金泥棒、ですか?
眠り羊
自由詩
2+
14/6/26 13:38
わしは風
アンドリュウ
散文(批評...
2
14/6/26 13:10
ある
竜門勇気
自由詩
1
14/6/26 11:39
なみだ
たまのす
自由詩
2*
14/6/26 11:18
ひと日は過ぐ
生田 稔
自由詩
1
14/6/26 10:54
素顔を人に
yamada...
自由詩
3+*
14/6/26 10:18
人へ
葉leaf
自由詩
1+
14/6/26 6:39
空メールのやりとり
クローバー
自由詩
4*
14/6/25 23:50
2176
2177
2178
2179
2180
2181
2182
2183
2184
2185
2186
2187
2188
2189
2190
2191
2192
2193
2194
2195
2196
2197
2198
2199
2200
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
2212
2213
2214
2215
2216
4.56sec.