Ⅰ.


夢はすべからくすべすべとしたまるい顔
ひとよんでのっぺらぼうという名の妖怪
さそわれて、肩たたかれて、ふりむけば
人まちがいだろうけれど「なんかようかい」

夜空は月の目玉を ...
思いやり

教養

知性



目には見えなけど、

感じることのできる

いつの間にか
遊ばなくなった
あの子
何しているだろう

かくれんぼして
見つけないまま
帰ってしまって
そのまま
会わなくなった

あの時あの子が鬼だったら
まだ今でも遊べた ...
雪の三千メートル稜線を
登って降りてまた登り
やっと槍の穂先
ピークに至り
青息吐息、霞む視界
ふっと明け拡がり
地に着く宙空に鮮やかに

青い青いテントの現れた
板張り浮き出た掘っ ...
湧水
ハグロトンボが舞う
エメラルドの躯を伸ばして
瞼のリズムで
翅がはためく

鐘は
教会を思わせる
夭折した作り手を
悼んでいるのかのように

石膏像の白
信州の山々に
...
 

星の間を渡る技術を
AIに教えてもらう悲しみ

文明を破壊する知識を持ったAIの
実験のためにだけ巻き戻される
人類の未来
繰り返されるダブルクロス
変えられない指先に込め ...
君がもし本気で
戦争を無くしたいなら
戦争を美化せよ
美しく化された戦争を
目の前に置いて
それに立ち向かえ

我が国の被害を
いくら学んでも
恐ろしい恐ろしいと
戦争のない今が
...
2025年8月15日(金)


今日は終戦の日

80年の時が過ぎた
 

黙祷



さぁ今日も現実社会で生き残ろう。




*
貴方に感謝も、非難する気持ちも ...
穏やかだが
後ろ髪が
ひりひりするような
静寂が──ある

きれいだが
目を細めたくなるほどに
それぞれが
整然と──並んでいる

大きな送風プロペラは
天蓋に羽をのばして
ゆ ...
○「終戦記念日」
いまだに終戦となっている
敗戦ではなく
基本的なことを
間違ったまま
ずっと来ている

○「老いの日めくり」
1日
満たされないのは
足りないからではなく
求め ...
 

 おい

鉛筆を
ずいぶん使ってない指を
みながら昔を知る 残酷さ


 このへや

パソコンに
西陽がさしている机
君の香りがしない ときおり


 じゆう ...
 

 ほのか

目のまえに
そろそろ終わりがみえる夜
桜降る道 手を繋ぎゆく


 いちめんの

向日葵が
満面笑って軽やかに
君の匂いがする 風が吹く


 き ...
ごうごうと
熱風が吹き抜け
砂を舞いあげる

ひょうひょうと
風と共に砂が流れ
熱い想いを連れてくる

原始
最初のおとこは
最初のおんなを
どれほど熱烈に愛したのだろう
情熱 ...
倒壊寸前の僕に
家屋が乗っかっている
脆弱で重たいわけだ
歩く事が出来ず独り言
気がつくとチクタクチクタク
僕はアナログな古い時計
後数分もすれば
時を知らせることになる
泣くに泣けず ...
毎夏見る帰省のニュース
しっかりと時間を費やす 家族たち
それを眺めることが毎年の行事

思い出すのは病室の洗面台や
トラバーチン模様の天井
となりの家から夕ご飯の匂い
てん ...
線香の匂い路満ちて盆の夕 世に憚るものみな
そこはかとなくうっとうしい
馬喰横丁で暴露された醜聞(スキャンダル)の王国
咥えたばこの喉元通り過ぎる通り雨
簾の隙間から透かしてみればみるほどに
美しく馥郁たる育休のから ...
{ルビ馬鈴薯=じゃがいも}はつるつるに剥いてしまっちゃあ、
はあ、ダメだべよ
つるっつるほわほわで好えのは、は、お
っかあのおっぺえだべ
津軽じゃおっぺえのことをほんとうはお
まんこっちゅう ...
多分人生って
出会いと別れがあって
それで充分なのかな

人間以上の人間は居ないし
人間以下の人間は居ない
私は徹底して人間の味方だ
目的は人間であり
手段は人間を外れない
私は徹底 ...
丸山真男が戦中に国家迎合しなかったのは優れている。そして、自己批判をせよという主張も正しい。一方で、吉本隆明は、転向自体は仕方のないことだと言うのだが、責任があいまいになる恨みはある。自己批判せず、適 ... 悪いのはイスラム教ではない。国、地域の慣習で、暑い砂漠で、太陽の日差しから、女性の髪、顔、首を守るためにヒジャブをかぶせる、というのはうなずける。また、可愛い妻を、独占したい、他の人の眼に触れさせたく ... 雨の中の休日は

すべてを諦める

あれしよ

これしようかな

あれしないと

などなど

全てを中止する

窓を少し開け

隙間からの風のささやき

雨あし ...
あんなに入念に
死ぬ準備をしたのに
僅かに残っていた希望と
本音が導き出した祈りが
暴風となって
計画を破壊した

肩甲骨の痛み
背中から吐き出したものは
小さな翼

首吊りのロ ...
○「地」
年を取れば
取るほど
地が出てくる
病気よりも
やっかいかもしれない
病気は
薬でなおせるかもしれないが
地は
今さらなおせない

○「猪被害」
一度来ると二度三度来 ...
来るもの拒まず、去るもの追わず
そんな人はつまらない人だとキミは言う
ドラマティックな人がいいなとキミは言う

来るもの拒んで、去るものも無し
そんな人は何も困らない人だとキミは言う
ノー ...
いくなんの努力のりこえ、今いかだ  帰省


十三年
ぶりに自宅の庭でする
花火のあとの西瓜は半月



 家路

ひとびとが
夕暮れ色に染まりゆく
家路の端のパチ屋の金魚
もう何度目だろう
こみ上げた微熱
確かな胸の鼓動

波音しか見えない海へと向かった
感じる心を見るために

もう何度目だろう
変わらない朝
変わらない景色

少しの微笑と少しの ...
学校のことを 思い出そうとすると 
ぼやけた記憶した浮かばないのは
僕にとって 青春というものは
伝統的で矛盾した 色彩の衝突であったからだ

延々と神さまが 夜空を覗き込んでいる
からか ...
土手沿いに菜の花の咲く駅を
降りればスラムがありて
残酷な神の踏み絵かも石の階段

父は{ルビ隠亡=おんぼう}母淫売兄は不倫で妻殺し
自己紹介の浮浪者がひそかに愛読している
童話『幸福な王 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
月は夜を統べる、幻想の義眼を髑髏にはめて。菊西 夕座自由詩025/8/15 14:23
あなたとあなたの間にあるもの多賀良ヒカル自由詩125/8/15 13:08
あの子自由詩225/8/15 12:39
詩想、辿道にてひだかたけし自由詩325/8/15 10:52
asagoh...自由詩125/8/15 10:23
黒い指秋葉竹自由詩225/8/15 9:52
戦争を美化せよ紀ノ川つかさ自由詩1*25/8/15 9:02
終戦の日足立らどみ散文(批評...225/8/15 8:02
終戦室町 礼自由詩525/8/15 7:54
独り言8.15zenyam...自由詩2*25/8/15 7:29
ひとよ秋葉竹短歌125/8/15 6:56
短歌225/8/15 6:39
タクラマカン砂漠の風りつ自由詩2*25/8/15 5:07
午前三時僕倒壊降墨睨白島(...自由詩6*25/8/15 3:31
帰る場所唐草フウ自由詩6*25/8/14 21:21
_マレミ俳句125/8/14 18:36
歌留多めくらず語ル鳥歌留多カタリ自由詩325/8/14 17:35
極私的偏向文体論室町 礼散文(批評...325/8/14 17:31
人間を的とする渡辺亘自由詩125/8/14 14:59
転向について杉原詠二(黒...散文(批評...025/8/14 14:48
アラブ国家、イスラム教散文(批評...0+*25/8/14 14:32
雨の中の休日多賀良ヒカル自由詩325/8/14 13:07
小さな翼自由詩525/8/14 12:39
独り言8.14zenyam...自由詩2*25/8/14 10:16
ウラマティックイオン自由詩225/8/14 9:48
漂流マレミ川柳125/8/14 9:39
残暑秋葉竹短歌225/8/14 7:54
Never ever自画自計自由詩225/8/14 7:51
青いプールと少女Qみぎめ ひだ...自由詩325/8/14 7:22
スラム街室町 礼自由詩525/8/14 7:19

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加筆訂正:
終戦/室町 礼[25/8/15 8:15]
おそらく3年以内に戦場になる日本。サヨクリベラルがその元凶でもある。彼らは中国の日本侵略を補完している。
詩集冊子 募集要項/りつ[25/8/15 5:12]
入金締切を変更
0.29sec.