あまねく日は西へ傾き
 道に日は照り
 わきたつシャンパンゴールドの
 彩雲がおだやかな貌をみせる

 ベランダで洗濯物を干す
 隣人やあなたから見える「わたし」は、
 知らないまに
...
 そこは帰りの電車の中
車窓から夕焼けの光が眩しくて
ブレザーを着た私は何かを思い出せないでいる。
黄色い稲穂が靡く
田園地帯を通り過ぎると
終点に行き着く。
降りる時に女 ...
優しい白いひかり

森のすきまを

舞い降りる

時はとどまり

みどりの葉がまぶしい

足を進めるたびに

足元の枯葉が

リズムを刻む

ココロもハーモニーが
...
あなたが引き金を引いた
運命の銃声
熱くなって
倒れた
耳元の囁き
「止められない」

あなたの命と私の命が
ぶつかろうとしている
このまま運命を受け入れられるだろうか
あなたに運 ...
想い出したように
鳴る

風鈴が
躊躇うように

あなたが
幼い頃の話をする時のように

鳴る
風鈴が

逃げる風を追い駆けようとして
諦めたように

鳴る

あなた ...
バイト中にバカにされ
そいつのいつも出勤に使うバイクに
ナイフで穴を開けているのを見られ
警察を呼ばれたので
ナイフでそいつを刺した
何度も刺して
動かなくなったのを確認すると
近くの公 ...
覚悟のともなう創造行為
 
 
遅くないよ大人になってから地獄から這い上がって詩人になれる方もいるのかもしれないし。だけど共同幻想なんて理想郷のマナは学者の脳内世界を満たしているエナジーに過ぎな ...
拾いあつめ
また捨てて
息をするように

無意識ではないにしろ
なぜ そんなにも
答えは奇妙にねじれ

開き始めた蕾
からみ寄生した
耳に甘く残り

口に苦く広がった
残響  ...
 最悪の事態を予感したので、いくつかの祝詞を奏上して、神霊界へ助成を願い出て、同時に、現実に出来る対応を一つして、現実的な助成をお願いした。
 自分の考えすぎなら良いのだけど。それなら僕が怒られるだ ...
すべては、かつてない
トビラへは いかない。
自らの手で知らない儘に
しじまで。ぐしゃぐしゃで、
とんでもなく まっすぐだ。

金糸のすきまから
さかしまに喚く夜霧は
しずかに
しづ ...
ものを動かすのも億劫なほど
暑い暑い暑い過剰に暑い真夏の真夜中
木造の家のこの部屋のエアコンは
すこし効き目が薄くって
でも布団を蹴飛ばすと風が痛くって

優しさが溢れ返って隣の人 ...
意味も知らない四十九日
できれば輪に入らずに
木陰に座ってたい
そしたらタバコを吸いに
きみも出てくるでしょ?
戦いの跡さ 箒星から怪獣群が飛来する五百数年前
世界で誰も恋をしてない一秒が
11時38分23秒に訪れる
日本時間で今日
どうして
そのいろに
したの
はなびらといきた
あのはるを

+

あめの
かどをまがる
どこまでもつづく
くらげいろの
みず

+

ふうとうから
なみおと ...
 人混みに向けて無意識にシャッターを押している

 晴れやかな笑顔で闊歩している人々

 歩いているだけで苦悶の表情

 太陽の光を避けながら速足で軒下を駆け抜ける

 二度とない ...
クルマは凶器になるので
運転手は自分自身を
運転できなくてはいけない

自分の運転が上手い人は
クルマの運転もわりと上手い
障害を予測でかわす

自分の運転が下手なのに
クルマの運転 ...
夏空を仰ぐやけふも降らるるか

樹々{ルビ並=な}べて{ルビ草臥=くたび}れてゐし夏の庭

ニアミスの姉と妹の夏帰省

光線の具合よき朝ジニア撮る

にわか雨竿に干したるままにして
もののあわれと

いとおかし

でいったら


貴女はいとおかしだろう






秘密の泉に

石を投げてみる




それは僕の妄想だろう


獣の ...
 
 愛はこの手の中に

 あるけどこぼれ落ちないように

 握りしめたまま離せずにいる



 手のひらの開き方を教えて欲しい

 小鳥を空へ放つように

 君に届けたい
砂漠で

畳の上で

けっこう一杯水の中で

バスの中で

ああ、なんかここで




そしたら妙に神で

バスの中で

けっこう一杯の水の中で

畳の上で

...
白くて

それがどうも美しくて

できなかったんだ

そんな学科かもよ

ですがえろちん


こみあげる

祭の間違え方

そこかしこに

そうでしょ

あいつよ ...
アゲハ蝶の華麗なタッチ、
触れるか触れぬか
微妙な脚使いにて枝に留まり
優雅ゆっくり開閉する羽の艷やか
光の国から飛来しては
光の国に焦がれ咲き開く花の密吸い上げ
またその流れる如き色彩は ...
あなたが好きな

あなたが教えてくれた曲たちは

夏の太陽みたいな陽気さで

とぼけたような気軽さで

悩みなんて欠片も感じさせない

まるで あなたのような

悩む前に放射し ...
一瞬
影のさした殺意に
光をあてて解いた
こころに謝り
手を合わせる

まわりはどうあれ
時は過ぎてゆく
全てが静止するまで

叫ぶ雲。
出来ていないからあえて言うけれど
「足 ...
自らの主張、正しさを通そうとする正義
他人の事情はどうでも良い主義
私が正しいと言えば、全体的に正しいと主張
貴方が間違っている、と議論

物ごとを白黒でしか、計れない
白黒、ひと方向の偏 ...
漆黒の墨汁が

硯の上ではさらに黒い

白い穂が墨をたっぷりと吸い

今にも爆発しそう

焦るなと息と整えると

骨盤が立ち、

背筋の糸で上に引っ張られる

筆の感触は綿 ...
難しくなると
投げ出したくなる仕事
継続が危うくなる
AIを使えと命じられる
AIに振り回される
使うつもりが使われて
AIより下っ端の労働者
AIを乗りこなす
騎手たちがゆんゆんと走 ...
即興詩で楽しみましょう。
詩脳の瞬発力を鍛えましょう。
さー詩筋が火を噴いてきただろう?
すごいわジョーこれなら立派な詩が書けるわ!

*ルール
 リアルタイム会議室Aで即興詩会を開いてく ...
海と陸を絶つ胎盤は漏斗の奥で
ひときわ高い山のいただきから見た
あなたはオリフィス
接続エラーの胞子
くさのね、ぬけがら
構造を拒みながら育っていた
klepsydra(クレプシドラ) ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
天日リリー自由詩125/7/12 16:10
「幸福の陰影」asagoh...散文(批評...025/7/12 15:53
森を散歩する多賀良ヒカル自由詩125/7/12 14:21
運命の銃声自由詩125/7/12 14:11
風鈴夏井椋也自由詩625/7/12 11:53
アルバイトsonano自由詩125/7/12 11:21
覚悟のともなう創造行為足立らどみ自由詩025/7/12 11:19
ブサイク画ただのみきや自由詩225/7/12 11:17
クレクレ星人の独り言「新しい世界の原理」92ジム・プリマ...散文(批評...025/7/12 11:13
祈鳴あらい自由詩0+25/7/12 9:00
蕎麦屋になりたい笑秋葉竹自由詩425/7/12 7:23
mizuno...自由詩625/7/12 7:14
そんな化石が埋まってるんだよ自由詩025/7/12 7:12
July 12自由詩125/7/12 6:54
からあずたもつ自由詩325/7/12 6:06
写真佐白光自由詩225/7/12 0:09
運転上手イオン自由詩225/7/11 21:50
夏は来ぬけいこ俳句4*25/7/11 21:37
memoうし自由詩125/7/11 20:12
マシュマロおやすみ自由詩125/7/11 20:01
らいおん心理学林 理仁自由詩525/7/11 18:19
できなかった自由詩225/7/11 18:17
光の遣いひだかたけし自由詩525/7/11 18:03
太陽みたいな人花野誉自由詩7*25/7/11 16:39
自分自身を持っているこしごえ自由詩6*25/7/11 15:59
正しさの罪aristo...自由詩025/7/11 15:51
草野心平に捧ぐ多賀良ヒカル自由詩125/7/11 14:18
追い抜かされてゆく自由詩10*25/7/11 12:41
即興詩スレッド会議室25/7/11 9:34
展/Qあらい自由詩3*25/7/11 8:12

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加筆訂正:
自分自身を持っている/こしごえ[25/7/12 14:06]
すみません。改題しました。旧題「殺してはいけません」。
いつかの刑事コロンボ/菊西 夕座[25/7/12 8:51]
{ドロンボを隠匿したままの罪でしょうか? アタシの首を損傷した罪ですよ 「ド」ロンボの頭を「コ」ロンボにすげかえたと? (コロンと首が落ちそうになる) そんな狼藉を働きましたか? 署までご足労ねがいま
いつかの刑事コロンボ/菊西 夕座[25/7/12 8:46]
{ドロンボを隠匿したままの罪でしょうか? アタシの首を損傷した罪ですよ 「ド」ロンボの頭を「コ」ロンボにすげかえたと? そんな狼藉を働きましたか? 署までご足労ねがいましょう}の部分を追記しました 
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