○「終活」
心おだやかに
つつましく生きていこう
感謝の心を忘れずに
ワイフの小言やぼけも
笑って許そう
僕も最期は
山の紅葉のように美しく散っていこう
そしてお葬式には
たくさんの ...
(前編はこちら→https://hametuha.com/novel/108451/)
皇后陛下の尚侍(お世話係の長官)を務める一条実
子は電話口でしどろもどろに弁解する内務大臣の電
話 ...
宇宙はすべらかに濡れていた
青色の 薄羽のささらぎのような
おぞましくも おおらかな大河の
地の底からふるえてくる鼓動のような
無数の幾何学に彩られているのだから
止まり続ける道理などないの ...
ぼくのなかで泣き晒す想いが浄化されてゆく。働いているひとのいうお金の概念と障がい者の考えるそれらの価値観の相違について考える機会を得た。
険しい想いで害をなす言葉を用いてお金と説く精神性の悪 ...
憧れてはいけないと思うし
聞く尊さゆえに忍んでる
私は私でいても良いのだなどと思い切ることが難しくてもそれでも
夜空にオリオン座が必ず見えてそれが不思議ではなっかたそんな頃
恐れはなかった ...
どくんどくん
どくどくどくん
ぁああぁああ
およいでいるわ
落ち葉舞い始める
晴れ晴れ朝の未だ手前
妙に明るむ意識の視界
泣き声絶えぬ懐かしさ
ぁああぁああ
ときのなみまに
...
冬が
にじみはじめ、
すべての あらゆるものを
灰色に染めあげる、
陶器の カップをおく音に
ためらい
振り返る
キッチンのテーブルに妹がいた
久しぶりに見る姿
うつむい ...
無数の足音が、不規則に並ぶ。
どれが自分のものなのか、
問うことに、意味もない。
流れ、仕分けられるように
ゲートをくぐり、
乾いた機械音に安堵を求める。
それは大衆の安堵だ。
...
朽ちた動力機関のような感情を抱えていた秋と呼ぶには暑過ぎる日の午後、思い出すことも思いつくことも度を越えていて俺はもしかしたら自分自身にとり憑かれているのではないかと心配になるくらいだった、雲はち ...
○「寂しい」
年をとっても
秋の夕暮れは寂しい!
犬か猫でも飼おうかな!?
○「長電話」
ワイフの長電話は
「じゃ」
とか
「またね」
と言ってからが
長い!
枕言葉だろうか ...
ポタポタと雨降り
ポタボタと起き上がり
ポタポタと会社へ
ポタポタと終えて
ポタポタと帰路へ
ポタポタと食事し
ポタポタと寝る
ポタポタな毎日に
ポ ...
俺は死ぬ。その死骸のうえを歌が流れる。俺の死骸と
いうウラル山脈を越え、俺の腕や脚というカムチャツ
カ半島を越え、歌は悠然と流れつづける。なぜ俺は死
んだのか、既に死んでしまって脳髄が破壊されて ...
もしも例えば恋の詩を
どこかで発表したならば
こんなに狭いそのどこか
きっと思惑され放題かと
匿名希望のそれ以前とは
全く私のいる場所なのに
何故広々考えて
自分 ...
好きっていう気持ちは
どうしてこんなに臆病にしてしまうのだろう
傷つきたくない嫌われたくない傷つけたくもない
あの笑顔が壊れる瞬間の
あの感じがたまらなくコワくて ...
赤いふく着たコヨーテが並木通りの空を駆けいる
世界はすべて抒情詩。どこかで爆発音が聞こえる。ど
こかで常に人が死んでいる。赤黒い血が流れ、権力が
弱い者たちを掌握し、鴉がその黒さとともに不気味に
鳴いている。世界はすべて抒情詩。こんな時に不 ...
グッと入った
ツボに指
自然と涙が滲む
痛いのに嫌じゃない
この金属のようなカラダを
神のような手でほぐして
どうしようもなくなるまで
耐えてきた
グッと入った
ツボに指
...
青空に緑葉
なだれ込む人のそばに寄って
離れて歩く 昼下がり
都会のやすらかな日陰の中に
奇声が響く
神秘はいつでも
人の手により
生まれては死んでいく
獏とした 秋の
あわい天幕から
剥がれ落ちたか
光はつもるほど
景色から重さを奪い
ふっと 舞い降りた
枯葉の小舟
蜘蛛の仔を乗せ
銀の糸かそけく
固くほどけぬ結び目に
娘の頬は上 ...
悲しみの沁みた世界に射す冬陽
魔女は砂漠へ追いやられるのだ
どんなに優しいひとでも
どんなに誠実なひとでも
どんなに良いひとでも
どんなに正しいひとでも
魔女は砂漠へ追いやられるのだ
そのひとたちは
《魔 ...
実はその歌のタイトルさえ知らないんだが
TV版エヴァンゲリオンの
エンディングの曲がカッコいいと想ってた
今たまたまその曲が流れて来ていて
やっぱり想い出すのな
エヴァを初めて ...
15年続いた結婚は
ロマンチックじゃない
愛してるもなければ、きゅんともしない
15年続いた結婚は
穴の空いた靴下と電線したストッキングだ
みっともないところもだらしないところも容赦なく ...
夢は記憶の足跡とも聞く
舟に揺られ、震えて叫んでいた
夕暮れよ
あなたは気まぐれで
私を弄んだまま、夜ヘ送った
夜よ
あなたは私をその底に沈め
耳を塞ぎ、目を覆わせた ...
澄みわたる秋夜に冬の接近想いつつ
今に至り失われたもの又得たもの
遠い夏の日の森から立ち上がる
浮き世の波頭の幾つも幾つも押し寄せ
何れ容赦なく降り始める雪の死の門出
愛娘残したまま時 ...
ぼくは今日、致命的なあやまちに気づいたのです。
命がどこにあるのかわからないときに誰かについて考えることの険しさからの言い逃れ、そのために精神的な偏りへの主張が必要なのではないのかと。
...
上滑りしている
おまえの言葉には
魂の欠片もない
薄っぺらいペラペラの
スーパーの広告みたいに
何のことはない風に
吹き飛ばされてしまう
遺書を書いてみろ
贈って貰った食べ物の ...
ようこそ!
この地球へ
その大きなひとみは
水晶のように透明
ダイヤモンドように輝き
太陽と同じエネルギーを放射
眩しく、輝き、きらめく宇宙から
ここ地球 ...
さみだれ
つゆいり、あけ
ことことぽとり
ふれたかおり
くつくつはらり
わからない
いろづき、あせた
かさねがさね
ちよりもこく
神宮前
割とお洒落な洋風喫茶店で、何故かラーメンが出てきて
店員さんニッコリ微笑んで 澄ました顔で、お客も食べる
異議を、ください どうか、異議を述べてください
おかしいと思うことがあったら遠慮せずに、 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
独り言11.17
zenyam...
自由詩
1*
25/11/17 6:31
通俗小説 暗殺の血 ②
室町 礼
散文(批評...
2+*
25/11/17 3:26
ブルー・アトラス
みぎめ ひだ...
自由詩
3*
25/11/16 22:19
全てのひとは倖せになるべきだ
百(ももと読...
散文(批評...
3*
25/11/16 22:00
モノドラマ 蒼風薫
エヴァル-ジ...
自由詩
2
25/11/16 21:34
いつくいきもの
ひだかたけし
自由詩
4
25/11/16 19:47
Alice
月乃 猫
自由詩
5
25/11/16 19:14
朝のエントロピー
泡沫の僕
自由詩
0
25/11/16 18:54
それが俺が耳にした歌なら
ホロウ・シカ...
自由詩
3+
25/11/16 17:27
独り言11.16
zenyam...
自由詩
2*
25/11/16 16:57
ポタポタ
多賀良ヒカル
自由詩
0
25/11/16 16:34
抒情詩 Ⅱ
岡部淳太郎
自由詩
4+*
25/11/16 15:28
例えばではなく恋歌を もっぷ
エヴァル-ジ...
自由詩
1
25/11/16 15:23
とめどもなしに(悩み多き感情たちの詩 その9)
涙(ルイ)
自由詩
2
25/11/16 14:12
紅葉
足立らどみ
短歌
1
25/11/16 14:03
抒情詩 Ⅰ
岡部淳太郎
自由詩
3*
25/11/16 13:59
ツボに指
海
自由詩
5+
25/11/16 13:28
午後の一幕
馬後の竹の子
自由詩
0
25/11/16 12:29
風邪
ただのみきや
自由詩
5
25/11/16 11:37
冬陽
喫茶大島
俳句
2
25/11/16 10:30
魔女たちへの予言
秋葉竹
自由詩
2
25/11/16 9:18
その月をみられるのはそのときだけ
〃
自由詩
1
25/11/16 9:10
結婚は、
りつ
自由詩
4*
25/11/15 22:12
夢の足跡
花野誉
自由詩
9
25/11/15 20:34
小春日和の昆虫採集(改訂)
ひだかたけし
自由詩
7
25/11/15 20:08
健全という幻想と病いとしての夢物語
百(ももと読...
散文(批評...
4*
25/11/15 20:00
円谷幸吉
花形新次
自由詩
2
25/11/15 19:44
つぶらなひとみ
多賀良ヒカル
自由詩
3
25/11/15 16:17
銀杏迷路
wc
自由詩
6*
25/11/15 15:40
意味を、ください
鏡ミラー文志
自由詩
6*
25/11/15 15:36
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
加筆訂正:
全てのひとは倖せになるべきだ
/
百(ももと読みます)
[25/11/17 6:12]
フィードバックを反映いたしました。
結婚は、
/
りつ
[25/11/16 19:09]
訂正
結婚は、
/
りつ
[25/11/16 10:37]
加筆
豆花
/
そらの珊瑚
[25/11/15 18:01]
少し修正しました
0.2sec.