その頃
私は手紙に執着していた

記憶の引き出しにしまってある
その頃という一定の期間には
時間の埃がそれなりに積もっていた

ある日
何となく引き出しの奥から探し出して
太陽の光に ...
テレビの入った箱があって
その中に僕が入って
目の前には彼女がいて
(実際には彼女に関するデータだが)
二人の間にはガラスで出来たテーブル
その中には彼女が集める美しい切手
僕が集める美し ...
夜の高速フラフラふらり
逃げたばかりのニホンライオン
計算式も忘れちゃって
嘆くよりも笑うよりもフラフラ
自由に出来るプラスチックで
自作の檻を作って
結局は投げ銭目当て
忘れちゃってニ ...
ひとり寝の夜陰に宇宙の孤独聴く 一本のロープにしがみついている
ロープをつたって見上げると私の頭上には炎だ。

炎が産むまばゆい光によって
熱を帯び、たわみつつ 写し出されてゆくもの
それは隆起した私の記憶だろう

堰 ...
特に声を大にして主張したいことではなくとも、「これは否定したい!」と思うことがあれば、こちらに書いていただければ良いと思います。
ただし、「俺の好きなものを否定しやがって」という第三者のコメントは ...
ゆったり周りながら 土星が帰ってきて

きらきら揺れる 環が合図のように

ほら、そろそろ生まれ変わらなきゃと

僕の靴紐を 流れ星が引っ掛けて

解いていった

踏み外した先で
...
あんたの時代はよかったって?

ブルージーンズに純白のティーシャツ
両手をジーンズの後ろポケットに突っ込んで
拗ねた目で
ジュリーを観ていた

そのころでさえ
かっこいい男たちは ...
ねむたい灯りのすべてにいちいち
湿度や数や記号がついている
おもえば ずうっとまえ
まぶたがまだ無かったころから
ふえることが課題だった
ふえ、進むこと

まだいくらでも捨てるものが ...
憧れが溢れて来る夜
空間は全く無音で
誰かの透明な吐息を
遠く遠くで聴いている
こちら2018年
こちら2018年
20**年応答願います

もしもし
そちらはどうなっていますか
青空は広がっていますか
水はおいしいですか
世界はどうなっていますか
僕はどんな大 ...
浅瀬に住めない深海魚

空を飛ぼうとするにわとり

青い空


ボロい外車とパンクな少女

乾いた匂い


空に浮かんだ石の城

読み手を失くした物語



沖を行 ...
真面目さの欠片もない

承認願望だけは
めったやたらと強くて
表面上は善人気取りだが
痛いところを突かれた途端
とんでもなく下品な
暴言を吐き散らかすか
冷静を装いながら
薄っぺらい ...
スポットライトに
目が疲れると

瞬きの回数が
増えていく

それを誰かが
ウインクと間違え

夜のギターケースの中で
待ち合わせるような
約束をする

赤いビロードが
レ ...
重たいドアを開けると
花瓶がひとつ
テーブルの上に置かれていて

「ここですべてがわかります」
一言だけの手紙に添えられていた
最寄り駅からの地図と鍵

逆光に照らされた
椅子に腰掛 ...
背中を向けたまま返事をしたのは
嫌われた方がいいと思ったから
勝手な男だと怒っているだろう
そのうち忘れてくれたらいい

惚れた女を幸せにするための方法が
これ以外に思いつかなかったんだ
...
いつものとおりみちがあるということを、ぎもんにはおもわない。ずっとつつづくみちはない。さいごにみえないえいえんのとちゅうにいきてる。えいえんをぎもんにもおもわずひとがとおりすぎていく。いきをかさねたか ... 。。ここに1枚の詩がある
始まりはこうだ
『猫がきれいに死んでいた。死骸を処理するしかるべき所に電話をかけたが呼出音が鳴り続けるだけ』
。。魂とかあるの?、、。いや、猫ではなく。
1枚の詩を書 ...
光の階段を降りてくる
一葉の二葉と増えて風に揺れる朱
キラキラとゆらゆらとカサカサと
地に落ちた朱も風で立ち上がり
光に這い上がろうとして地に落ちる
命の在り方の一区切りが在る
翼の骨が折 ...
土地勘のなさを自覚し
不安を覚える異国の街で
冷たい風にさらされ
笑顔に救われる

三叉路に惑わされ
方向感覚を失い
坂道に押されて
またもや溜息をつく

夕闇に空腹が響きを成し
...
亀の剝製が飾ってある床の間
ゆらゆらと海面を漂い
首を一突きにされた
甲羅は磨きに磨かれている
見事な輝き

太平洋の夜は蒼い
恋するように
旅に出る
夢のスエード
抱きしめると
...
   羽


 とんぼが旗竿の先にとまつてゐる。

 セルロイドのやうな羽の一枚が、半分切れてゐる。

 緑の縞の入つた黒い胴を一定のリズムで上下させ、三枚半の羽を震はせながら、とんぼは ...
一日一日確実に年を取っていく

死のゴールへと近づく

こんなに怖いことはない
鏡がくすんで歪んでる

そんな心持ちでは
何を見ても聞いても意味がないし

そうやって何でも言葉にするのも
間違ってる
間違っている

こんな風に
今日の俺もひどい顔で


...
今日の労働は終わった
路傍へ放り出された

儀式の様に缶コーヒーを飲む
一抹の時間に、身を委ねてみる

数々の
受けられなかった教育
だから
この汗臭い作業着だけがしんじつ

雲 ...
みかんやりんご、お菓子にパン。

半分こするとき、母は大きい方をくれる。

大きい方をもらって喜ぶ時期を過ぎたころ。

冷たい清水がつと胸の奥に流れて、ほろりと目からこぼれ落ちそうにな ...
パジャマ姿で病室に眠る
その腕を繋ぐ点滴のリズム
どこかで落とした涙のように
揺れるカーテンを眺めて思う

向こうの世界へ飛び出す身体に
大きな羽根を与えてくれないか

お弁当箱にしま ...
流れる雲の名前は誰もが忘れた言語だよ。月夜は何時も魔物が現れて瞳を攫って行く。繰り返さない命の言語を自分で読み解く度に泣いていたら見逃してしまうのが嫌だ、だから私は泣かない。空気を逃さない様に両手に空 ... お互い地味な性格ですから、ベーシックなものでいいんです、目の前に広げられたデザインの贅を凝らした指輪たちに違和を感じ、一番単純なものを選ぶ、そんな僕たちは本当によく似ている、歳を取ってからも着けるもの ... 寂寥が近づいてくる夕暮れは駅の改札素早く抜ける

汚れてた鏡の中に映る顔拭い取れない俺の目線は

生き方を記した地図は襤褸になり風に千切れて拡散しても

気になって仕方ないのにその女抱きた ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
恋文がバイクに乗って来たとは言えなくてこたきひろし自由詩018/10/23 0:58
腰国改修自由詩018/10/23 0:53
ライオン自由詩018/10/23 0:24
秋月夜ひだかたけし俳句018/10/22 23:58
我が労働歌 たこすけ自由詩118/10/22 23:43
これは否定したい!6会議室18/10/22 23:15
土星回帰赤椿自由詩018/10/22 23:06
カサブランカ ジュリー秋葉竹自由詩318/10/22 22:18
ふえるはるな自由詩118/10/22 22:03
夜の光景ひだかたけし自由詩218/10/22 22:02
打電お茶漬け自由詩018/10/22 20:24
かば自由詩018/10/22 20:19
自称詩人が嫌い2花形新次自由詩018/10/22 19:56
ミナト 螢自由詩018/10/22 19:54
すべてがSeia自由詩118/10/22 18:52
アディオス1486 1...自由詩218/10/22 18:49
えいえんつきみ自由詩118/10/22 17:04
怪談腰国改修自由詩2*18/10/22 16:27
紅葉つきみ自由詩3*18/10/22 15:49
彼の地にて坂本瞳子自由詩118/10/22 15:11
きらきらと少年あおいみつる自由詩3*18/10/22 14:16
羽・廊下・絵本石村自由詩818/10/22 11:23
無常迅速ホカチャン自由詩1*18/10/22 10:30
鏡がくすんで歪んでる仲程自由詩218/10/22 9:49
弥勒田中恭平自由詩418/10/22 8:45
半分より小さい天鳥そら自由詩418/10/22 8:26
ピクニックミナト 螢自由詩3*18/10/22 8:25
つきみ自由詩4*18/10/22 5:23
指輪葉leaf自由詩118/10/22 4:21
人込みはこたきひろし短歌218/10/22 0:29

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加筆訂正:
栗名月/孤蓬[18/10/22 20:14]
行間など一部修正
0.07sec.