誰かに
あたえられた価値観で
装飾したわたしだった
真実を直視するのは
思っていた以上に
重くて
でも
おかげで
地に足が着いたような気がするよ
自分を知るたび
...
大田(桜公園)
{引用=油まみれの 谷やんは
朝からネジ切り 夕までネジ切り
グリス塗り塗り ハンドルと
ダイヤルゲージ 光る眼差し
油まみれの 谷やんの
屋根に煙突 雲に飛行 ...
抑えて抑えて
気持ちを抑えて
高ぶったって何も良いこと無いんだから
得るのは終わった後の空虚感
今目の前にいる人も
いつ私にナイフを突き刺すかな
所詮他人だもの
気持ちな ...
人間を膝付かせたり
畏まらせたり
萎縮させたり
威張らせたり
たった一枚の紙切れが
数万集まれば
威張りん棒の親が
優しくなったり
馬鹿にしてた友達から
敬語を ...
{引用=真っ暗い空に
月の船が
帆をかけて行くよ
ひかりをあつめて
なみだをわたるよ
月の船が
夜を越えるよ
きどうのさきに
きぼうをのせて
帆を ...
真っ直ぐ見つめる瞳に映る
真っ直ぐな歩道を
はみ出さずに歩ける人が
この世にどれだけ居ただろう
けれど 道路の白線の中を
歩ける人が殆どで
多分 青信号で
渡ること ...
うつみたい 暗い気持ちが 燃えている
ずっと辛くて 今でも泣きたくて 喜んでる時も不安で
いつだって悩んでて いつまでも不安で
君に会いたくて 好きで しばらくのあいだ 涙ためこんでた
気持ちが楽になったら そのままでいたい
...
すがすがしい あさのよろこび ひる歌い ひる歌ったよろこび よる思いだす
得点にならぬ演技や蛍烏賊
義経の奇襲戦法蛍烏賊
焼け跡のバナナにシナモンをかけはじめた
細長く影が伸びる帰り道に聴きたかった声
「しぇけなべいべなぁ」と書くための墨を黙って擦っている
雨の光が近づいている
屋根を何かが通りすぎる
動かない空気のなか
かけらが降り
消えてゆく
灰が灰を縫っている
ひとつのなかのふたつの目
花の生まれる瞬を見て ...
雹かな?と思ったけど、シラウオだった
晴れマークの天気予報が
小魚が 朗らかに ピチピチはねて
アスファルトの下で壊死していた イノチも復活
死者だって降ってきて 必死に飛び跳ねて ...
まよなかにめざめて
カーテンを開けると
青白い馬が
庭をうろついている
少しだけ窓を開け
ライフルをかまえる
胸のあたりを撃ち抜いて
何事もなかったようにベッドへ
そんな夜には
眠れ ...
言葉、夢の如くに
宙を舞い
現実はフィクションの如く
空を飛び
人間達が放つ幻想はどれもこれも
一輪の花ほどの価値もなく
中年男は汚くわめき
...
繁みの間から語りかけてくる友だち
幼いころに拾い集めたら
食べるとどもりになるよ
あの子はきっと
食べたんだよ
という子がいた
友だちの中にひとり
どもる子がいた
きみはド ...
食堂の隣のテーブルで姦しいオペレーターの女が言うことには
UFOキャッチャーのコツというのは
二本のアームを、右腕と左腕ではなく
親指と人差し指だと思うことなのだそうだ
実利主義の僕は賞品 ...
あの頃わたしの精一杯で生きていた。
遠い記憶は優しいものではなかったが
大きな怪我も病気もせずに
三十年以上生きてこられた。
親には感謝すべきなのだろうが
生憎ずいぶん前 ...
じりじりと
焼け付く
日焼けはサランラップみたいなものだ
腕に絡み付く夏
閉じ込めた夏を剥がす頃には
望まなくても冬が来る
なるべく やさしく
そっと 触れてよ
真夏の彼方から
静かな夜空へと手前に延びる
扉を開けると
独り涙に濡れている君がいた
ぽろぽろ汗を流しながら
仕事から帰り着いたばかり
ずっと一緒に生きていこうと
伝えた僕は
花瓶 ...
地球へ何の手違いもなく朝と夜がやってきた、
今日という日はすばらしい
後ろに目がついている
後背位でもいつも見られている
サボっていないか監視されている
後ろに目がついている
後背位でもいつも見られている
サボっていないか監視されている
後ろに目がつ ...
いま
ここ
この身に
起こっているコト
きて
ゆく
この世の
トキのほころび
きのうの脳内
傷に気付いて
痛みに至る
明したを超した
時間の軸の ...
いつも午後4時になると
岬に現れるセーラー服
いつも裸足で
そこの海に足だけつけて
泣いてるんだ
どうして 泣いてるか
理由はわからないけど
いつものように綺麗で ...
鳴かぬなら 俺にだけは迷惑をかけるな ホトトギス
夜の黒が
何時だって怖かった
だけど僕は知っている
夜空に浮かぶ月を
三日月は美しい
それはもうすぐ消えてしまうから
だから美しい
だから耐えられる
でも新月の夜は無理 ...
風に運ばれて
なつかしい匂いが
辺りを
湿らせる
葉の裏
こもれび
ガラスの小瓶
窓枠
ベンチ
まっすぐな歩道
言いかけた、名前
少し ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
わたしを知るたび
はなもとあお
自由詩
4
14/8/1 18:54
花火の夜
AB(なかほ...
自由詩
1
14/8/1 17:47
虚言
瑞海
自由詩
4*
14/8/1 17:13
キャッシュ
為平 澪
自由詩
3
14/8/1 17:06
月の船
〃
自由詩
6
14/8/1 16:32
当たり前
〃
自由詩
2
14/8/1 16:16
うつ
陽向
川柳
3*
14/8/1 16:01
幸せの匂い
〃
自由詩
1*
14/8/1 15:58
歌
〃
短歌
2*
14/8/1 15:31
得点にならぬ演技や蛍烏賊
北大路京介
俳句
1
14/8/1 14:34
義経の奇襲戦法蛍烏賊
〃
俳句
1
14/8/1 14:33
焼け跡のバナナにシナモンをかけはじめた
〃
自由詩
1
14/8/1 14:33
細長く影が伸びる帰り道に聴きたかった声
〃
自由詩
5
14/8/1 14:32
「しぇけなべいべなぁ」と書くための墨を黙って擦っている
〃
自由詩
5
14/8/1 14:32
ひとつ 辿夜
木立 悟
自由詩
5
14/8/1 11:22
「おかえりなさい」
るるりら
自由詩
18*
14/8/1 9:13
迷信
やまうちあつ...
自由詩
1
14/8/1 8:28
秘密の体験
yamada...
自由詩
1
14/8/1 8:07
ドングリ
殿岡秀秋
自由詩
9
14/8/1 4:55
アミューズメント
茶殻
自由詩
1*
14/8/1 3:54
さよなら、お母さん。
永乃ゆち
散文(批評...
7
14/8/1 2:44
8月
瑠音
携帯写真+...
2
14/8/1 2:29
真夜中の向日葵
りゅうのあく...
自由詩
16*
14/8/1 0:47
一度想像の外へ
Kunisa...
自由詩
0
14/8/1 0:14
愛
花形新次
自由詩
0
14/8/1 0:10
ほころび
シホ.N
自由詩
2
14/8/1 0:03
人魚姫
瑞海
自由詩
4*
14/7/31 23:48
自己中最高
Neutra...
川柳
4*
14/7/31 22:41
月を追って
凍月
自由詩
4*
14/7/31 22:29
恥じらい
千波 一也
自由詩
4
14/7/31 22:27
2179
2180
2181
2182
2183
2184
2185
2186
2187
2188
2189
2190
2191
2192
2193
2194
2195
2196
2197
2198
2199
2200
2201
2202
2203
2204
2205
2206
2207
2208
2209
2210
2211
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2213
2214
2215
2216
2217
2218
2219
加筆訂正:
花火の夜
/
AB(なかほど)
[14/8/1 17:49]
季節ものまとめてみました。
4.5sec.