子どもの溺れている川に盗まれた傘が捨てられている 繋いだ手から幸せの香り 狩猟生活より農耕生活を選んだのは

富の蓄積だとか食生活の安定だとかが理由ではなく

命の剥奪から逃れたかったからではないか

命の剥奪はひとを満たすのだろうか

幸福とはぼくらのどの ...
持ち上げた指が空に触れ
さらに向こうへ向こうへと触れ
指でなくなりながらなお
さらにさらに触れつづけている


空を貫く珊瑚礁から
裸足の音が降りそそぐ
風が風を打 ...
詩 舌足らず
詩 知ったかぶり
詩 失敗ばかり
詩 四苦八苦
詩 死んでたまるか
詩 しらけちゃダメね
詩 しっかりしろよ
詩 叱咤激励
詩 獅子奮迅
詩 試行錯誤の
詩 支離滅裂 ...
無作為に捨てましょう
身近な物を

涙こぼさず
すっきり出来たなら
あなたは十分に渇いています

物足りて
こころ貧しき暮らしです
 
メガネをはずそう

まわりがかすむよう

少しは自分が見えるかもしれない


 
とうとう 
頭蓋ドーム内をコンチュウ軍団に
乗っ取られたのだ

先日から始まったW杯は
もはや故郷の国は敗退したというのに
一日中 声援が盛り上がっている

今日の試合は 
コオロギ ...
満州国があったらな
王と李と山田と女の山田が
みんな揃ってブラジルに行って
メッシとかネイマールとか
凄い相手に奮闘する
母国の代表選手に
熱狂的な声援を
送っていたかも知れないな

...
とろけてくバニラアイスを舐めながら二人の汗で汚した畳


泡立てたボディーソープの隙間から膨らむ熱を包んで{ルビ扱=しご}いて


飲めぬ酒無理して飲んで寄りかかり「はやく襲って」なんて囁 ...
「汚染水は
コントロール下にある」
世界に向けて
そう言い切った口が
今度は
「日本が
再び戦争をする国になる
といった誤解があるが
断じてありえない
むしろ
国民の命を守るため
...
いつになったら忘れられるのだろう。
あの恋を、この恋を。



いつまでも忘れられないのかな。
あの恋を、この恋を。



晴れやかな休日でも
「外に行こう」って ...
建物も クルマも
食べ物も
路地裏の風景も

人が作った
作り上げた

携帯も
タッチスクリーンも
補聴器も
歩行器も

音楽も
服も
言葉も

寝 ...
小雨の中
モンシロチョウが
ヨロヨロと飛んでいる

どこかの葉陰で休めばいいものを
そんなになってまで
なぜ飛ぶのだ

腹が空いて蜜を探しているのだろうか
子孫を残すために相手を ...
 「文学者たる事の困難には依然として何も変わりはないが、文学志望者たる困難は全く無くなったと言っていい。」(小林秀雄 『言語の問題』)


 ちょっと気になってたので調べたのだが、群像の新人賞の ...
{画像=140706133117.jpg}




フリーという言葉に何を思い浮かべますか?


海月(くらげ)?


海面に写る月の影のように
ゆらゆら揺れて
掴もうとする ...
図書館からの帰りに
海まで回り道をする
梅雨の雨の香りと
潮の匂いが混ざり合っている
夏の海は
まだ未完成のパズルだ
子供の頃の浅い海の色
去年の海の濃いインクブルー
どれもうまく組み ...
 通俗的な作品というのは、これまでもヒットしてきたし、これからもヒットし続けるだろう。シェイクスピアにも通俗的な要素はあるが、しかしシェイクスピアの作品はただの通俗的な作品とは違う。

 物語性、 ...
きのうガストで吸血鬼が

ここの血甘すぎないからいいんだよねえ的なことを

学習塾の講師っぽい大学生に言っていた

この大学生は吸血鬼とどういう関係なんだろう

吸血鬼といえば女子高生 ...
板の切れ端が 軒下に放り出され
横に立てかけられ 忘れ去られている

陽をあび続け だんだん色があせ
雨をあび続け 湿って腐りはじめ

風からは遠い 身動きもしない
雪の積もる夜 ただ  ...
──平均余命だけがにやにやしている──  

     瀟洒な閑静といえば聞こえはいいが
  実態は里山的過疎というほうがぴったりの
        いろつやまだらな丘の街並み
       ...
ぼんやりするひとときがすきだ
ふだんそれほど張りつめているわけでもないのだが

焦点のないゆるさがもともとすきなのだろう
いわゆる生産的ではないだろうそんな時間

とくに創造的である必用も ...
そろそろですね
そろそろです
そろそろ準備
夏館の


そろそろですね
そろそろです
そろそろ準備
夏館の


簾に打ち水
蚊取り線香
朝顔凛々しく
ついでに懐メロ

...
過去は消費され 
現在は散漫になり 
未来は証明する
ニューヨークタイムズの社説が、解釈改憲を行った安倍首相を最高裁で裁くように提言しています。

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もしも安倍首相があくま ...
ドイツ中道右派の有力紙ディ・ヴェルトが、集団的自衛権容認に抗議する男性の焼身自殺未遂事件について、NHKの中立性についてはっきりと疑念を呈しています。

-------------------- ...
誰ひとりみてない笑みがまたひとつ荒川で身投げしたような夜


誰ひとりみてない夜がまたひとつ荒川で身投げしたような笑み
泣かせたくなんかないよね
涙ぽろぽろ流してさ
つらそうな顔なんて
見たくはないよね

それでも
厳しく言わざるを得ないときがある
無慈悲を装うべきときがある
心を鬼にして
冷 ...
割れないように電球を回す。

 妄想 昔好きだった人 嫉妬 行き違い 冷めた晩御飯

黒板を爪で掻いたような音がして、肩が竦む。

 薄くなる財布 内緒のお金 本当は嫌いなチョコレート
...
お線香をひとつつまんで
おばちゃん ごめんねと
ぼくはいった
ごめんね

あら いたるちゃん よくきたね
おまえはしんでからだと
よくおいでになるね
いきているうちは 何か不都合でもあ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
子どもの溺れている川に盗まれた傘が捨てられている北大路京介自由詩014/7/6 21:56
繋いだ手から幸せの香り自由詩514/7/6 21:56
さよなら狩猟生活吉岡ペペロ自由詩414/7/6 21:48
ひとつ 微塵木立 悟自由詩214/7/6 21:21
おれの……ただのみきや自由詩16+*14/7/6 21:16
渇きを知るすべ千波 一也自由詩214/7/6 20:55
メガネをはずそう殿上 童自由詩22*14/7/6 19:55
騒がしい耳鳴りイナエ自由詩6*14/7/6 18:53
満州代表花形新次自由詩014/7/6 18:24
官能短歌 1時子短歌5*14/7/6 16:55
既視感眠り羊自由詩014/7/6 16:19
永遠幻想も、永劫魔法も。komase...自由詩1*14/7/6 15:56
人×人=なに?最都 優自由詩014/7/6 15:25
生きていることichiro...自由詩814/7/6 14:52
小説における文体の問題yamada...散文(批評...314/7/6 13:58
フリーでありたい / 手段こそが望ましいbeebee自由詩28*14/7/6 13:33
葉書 夏風まんぼう2自由詩614/7/6 12:51
物語に深みを出すにはyamada...散文(批評...214/7/6 12:42
甘すぎないからいいんだよね吉岡ペペロ自由詩314/7/6 9:41
照らす者砂木自由詩9*14/7/6 9:37
丘の街で(四)信天翁自由詩214/7/6 9:14
ぼんやり梅昆布茶自由詩2014/7/6 5:06
風流夏館もっぷ自由詩914/7/6 2:31
無題文字綴り屋 ...自由詩014/7/6 2:00
NYタイムズが安倍首相を最高裁で裁くよう提言動坂昇散文(批評...114/7/6 1:58
ドイツ有力紙がNHK批判散文(批評...2+14/7/6 1:57
夜 ⇔ 笑みもっぷ短歌414/7/6 1:22
覚悟千波 一也自由詩314/7/5 23:49
雑用DAICHI自由詩214/7/5 23:36
おばちゃんごめんねとぼくは言ったオイタル自由詩5*14/7/5 23:20

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