陽の光がまぶしい
ドラキュラの生活
クーラーの下
詩を書く

お茶を飲む
テレビを見る
寝転がる
いびきをかく

時だけが徒に
流れる
空しい思いが
通り過ぎる
この路地裏の
アスファルトのひび割れは
どこかの埠頭の 
それと 
似ている

相槌を打ってもらえる筈が
ここにあるのは
頬を刺す風



見上げる雲の隙間から
一筋の光が降 ...
胸が詰まって息ができずに
涙があふれて
わたしは自分の涙で
満ち満ちた水底へ
あっという間に堕ちていく

沈む沈む沈む
深い深い水底へ
ぷくりぷくりと
気泡が昇がり
海面はゆらゆら ...
雨音に 重ねて微睡む 昼下がり ぼくは詩を書きたい

小さな自分だから
大きな世界を見ることができる

今日もまた

朝の散歩をしていると
木々や草の葉に出会いました

強い陽射しの光を受けて
梅雨の恵に与えら ...
        火のついたこえが跳び跳ねている
             たそがれどきの小広場
   もう そこには老残が共有できる余地はない
     にびいろのひかりだけをひきずる孤高も
...
身だしなみを整えてから来なさい
顔だけは洗いすぎないように
戸締まりはきちんとしなさい
番犬も時には熟睡させてあげて
羊から魚までの間に人を見つけなさい
その人は明らかにネコ科の者に ...
今この瞬間
僕らは忘れてはならない
僕らは記憶し続けなければならない
僕らがキーを叩いているこの指で
銃の引き金を引いている子供がいる
僕らが、アイ、を歌っているこの喉で
ヒトを殺せと叫ん ...
とれたら 放れ

そことれ こことれ
沁みる 眼 ちぎり

爪で つまんだ
黒眼は 舌先

がらんごろん
骨も まだ ある 

黒い毛 
おてての まだぬるい

沁みる黒眼 ...
右?左?
右も左も左も右も 

右?左?
右も左も左も右も もももももも


ラメ 溢れ出すキラキラ
サメ肌つるつるヘ変態
ゆで上がり宝石的蕎麦
ショーケース殺しガラス ...
そういえば今日
小雨のなかで
男の子と
お母さんが
散歩を
していた。

ゅうくんはじゃぼんすぅの
そういって
じゃぼんしたら
お母さんに
ぱしゃん

ゅうくんが
ごめんな ...
曇天をかぶって
つらつら歩く
濡れたアスファルトの
匂いに包まれて

暗澹たる世界の
ぐらぐらたぎる地
触れたあしさきの
熱く勢いのある

汗ばむ肌に
風のかがやき
麦秋の黄金 ...
今日電車のホームで君を見たよ。
君は向かいの電車でつまらなそうに
流れる線路を見ていた。

どうしたんだろうと
メールしようかと思ったけど
なんて書いていいのか
分からなくて

閉じ ...
久しぶりに逢ったね。
ひょいっと物陰から出てきたキミ。
いつもの笑顔だった。


少し前から 上手く連絡がとれなくて
毎日 どうしてるのかなって 思ってた


でもキミはいつもの笑顔 ...
 左の胸に手をあててみる
 脈々と鼓動する心臓
 生まれたときから一度も
 絶えることなく続いている
 僕のリズム

 異国に発ったときも
 死にそうなほどなやんだときも
 ずっと僕の ...
突然の通り雨で 乾いた心が潤えばいいのに
突然吹き出した風で このもやもやが吹き飛べばいいのにって
そう思いながら 窓の外をずっと眺めている

笑顔で居たいって思えば思うほど
うまく笑えなく ...
小さな幸せを求めている

可愛い花をみつけたような
あなたの笑顔を見たような
おいしいチョコをほおばったような

そんなちょっとした幸せを☆
 

    カッコウ


  人里に来たカッコウは

  しきりに

  何かを告げようとしているが

  村はあいにく農繁期

  耳をかしてはいられない

  そこ ...
いつもこの歌を唄う時
零れ落ちそうな涙をこらえ
腹の底から喉を震わせている

普段どうしようもなく卑屈で
人に気を遣えないだとか
寒い事しか言わないだとか

馬鹿と呼ばれながら生きて
...
未来じゃなくて
明日じゃなくて
今日じゃなくて
ただ 今を生きたい

    愛穂(19歳)
夜が明ければ夢の後
大人の世界に
ピーター・パンはもう来ない



『さよならネバーランド』



開け放した窓が
梅雨晴れの日光を引っ張っている


家具を無くした部屋は ...
いつも、片側想いだ
7つ角を潜り抜けて
それでも、
空の側面にはなりきれない
いつも垂直に切り立つあなたの、
夕暮れ
薄い化粧も、追いつくことをしない
少女、の

目を凝らして、見え ...
俺コンビニ入り口付近にある紫色の蛍光灯にバチッとやられた羽蟻
命って一瞬なんだな
煙草吸ってるおっさんその瞬間を見てたけど
おっさんボーっと宙を見つめるばっかりで何のリアクションも無かったな
...
 夕方街ですれ違う人の顔を
 ひとつひとつ眺めながら駅に向かった

 疲れて渋い顔をした顔
 厚化粧の顔
 おしゃれな眼鏡
 莫迦みたいな飾りをつけて
 熱心に本を読む
 独り言いいつ ...
「良いことをするのに理由はいらない」



そう友達に言われて…



涙がこぼれた。



ずっと言って欲しかったけど、



なんて言葉で… 誰に言って欲しかったの ...
夜は綻び
朝が死角からやって来る


陽射しが強くなれば
それだけ濃い影は出来て
ありふれた若さのなかに取り残したわたしと
残り時間を失ってゆくわたしが
背中合わせする毎日に
日 ...
1.死ぬ瞬間まで死について考えて、考え抜く。それを言葉にする。
それを不特定多数の人に発信し続ける。

 死ぬ瞬間、と一口に云っても、私がどういう風に死ぬのかなんて分からない。早々に交通事故死か ...
女の脂肪は仮構だと友人はらくらくと言い放った
剥ぎ取って
愛して
悔やんでも悔やみきれない自由を
彼は
らくらくとどうしようもなく言い放った

夏の夜はすかっりと光を抱き取り
もう誰に ...
緑水を切子グラスになみなみと

桜はうつむき加減で

枕元に白蛇の足音

額にかかるささやき声

こくりと絞められる狂夜
一人で切りそろえた髪

一心不乱で吹かれる

進路変更の予定はないが

少女が春風のように通り過ぎると

かたい後姿がかしぐ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
お茶ペポパンプ自由詩3*06/6/22 15:01
ノスタルジア千波 一也自由詩32*06/6/22 14:49
[ 水底の人魚 ]渕崎。自由詩206/6/22 14:33
梅雨俳句0*06/6/22 13:54
ぽえむ君−夏葉−ぽえむ君自由詩2*06/6/22 12:07
赤い季節(八)信天翁自由詩206/6/22 10:55
NOT TITLEDMOON自由詩206/6/22 10:52
ヒトとヒトと、鉄の雨でこ自由詩606/6/22 9:04
飴蜘蛛砂木自由詩5*06/6/22 7:00
ワァーオゥヨルノテガム自由詩106/6/22 3:42
ぱしゃんプル式未詩・独白6*06/6/22 3:10
六月シホ自由詩206/6/22 3:07
オセロプル式自由詩6*06/6/22 2:31
おまけ。自由詩2*06/6/22 2:26
克服しました山崎 風雅自由詩5*06/6/22 2:22
ここにある景色Sky自由詩2*06/6/22 2:09
チョコっとHappy♡ユキ自由詩206/6/22 1:47
カッコウ  オウム  キツネ ・・・・・杉菜 晃自由詩6*06/6/22 1:13
大切な歌松本 卓也自由詩2*06/6/22 1:06
ただ今を愛穂未詩・独白206/6/22 0:48
さよならネバーランド蒸発王自由詩5*06/6/22 0:19
片側想い霜天自由詩306/6/22 0:15
バチッとやられた羽蟻狩心自由詩8*06/6/21 23:55
銀魚マッドビース...未詩・独白406/6/21 23:47
理由なんていらない。レオ自由詩206/6/21 23:42
きみの名を呼ぶ銀猫自由詩18*06/6/21 23:42
死ぬまでにしたい10のこと朽木 裕散文(批評...3*06/6/21 23:40
乳房〜その1黒田康之自由詩306/6/21 23:14
曠野未詩・独白0+06/6/21 22:56
少年未詩・独白006/6/21 22:55

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加筆訂正:
大切な歌/松本 卓也[06/6/22 1:08]
会社の飲み会で、尾崎豊の「シェリー」を唄いながら思った事を。
初夏の断層/たりぽん(大理 奔)[06/6/21 23:41]
前半推敲しました・・・
6.34sec.