*
雨のにおいがする。
気がつくとそこには死んだ魚が呼吸をして
メールの件名には「ごめんなさい」が書いてある。
中身までは、見ていない。
*
これで、三回目だ。
...
止まらない罪の疾走
「死」はこの身の一部だ
だがそれはあまりに薄く
日常の中に感じさせてはくれない
いつだって死神は尾行中
そうだ
いつ死ぬかわからない奇跡のなかで
...
もうお前はいらない!
それは私をどれだけ
傷を付けただろうか
その言葉に泣き崩れた
私だって
貴方みたいにかっこ良く
生きたいけど生きられないのよ
だって私は不器用なんだもの...。 ...
風なんか
これっぽっちも吹いちゃいねえのに
鳴るんだよ
軒下によ
無理矢理引っ掛けて傾いた
風鈴が
ちりいんちりん となあ
おれは晩飯も早々に
枕につっ伏して
煎餅布団握り締めた ...
宛てたい心があります
傍目には
いまさらでしょうが
いいえ
いまだからこそ
伝えたいことは簡単なのに
前置きが長すぎて
床に散る便箋は増えるばかり
傍目には
綺麗な足元か ...
光を、見た。
数え切れないほどの
僕と僕が語り合う夜
煙と溜め息の
化合物は昇天
夜と煙草と雨の
交じり合う微香空間
さてもう寝ようか
こわい夢を見る前に今日は
月の
背中の
粘着質な唾液の
日々の
なぞり愛 ...
詩みたいな図面を書いてください
図面みたいな詩ではなくて
詩みたいな図面を書いてください
なんだかつまらない
すっごくつまらない
{ルビ一歩=いっぽ}踏み出せばどこまでも
この季節が続いてゆきそうな気さえする
はやるきもち
紫陽花とひまわりの{ルビ間=あいだ}
入道雲の{ルビ構成=つくり}
光のつぶ
...
あなたとの歩幅を合わせて歩く
それは割りと難しい
だって育ってきた環境が違うから
だけど 同じ環境で育っても
あなたと私の歩幅は違うかも…
相性が合わないのよ
きっと そうでし ...
放課後のプールサイドに一人きり石を投げれば割れる太陽
まだ細い腕もいつかはヘラクレス鏡にうつる半裸少年
肝だめし墓場を歩く君とぼく怖くないよと結ぶゆびさき
花火あがる綿菓 ...
夜の雨を燃す火があり
風をつかみ
家を鳴らす
屋根のかたちが
曇に映る
明日の水を知る花の群れ
遠い音を見て動かない
鼓動と鼓動のつながりが
水平線を巡っている ...
#51
こんなにもたやすく
上がったり下がったり
きもちというやつは
まったく忙しいよ
#52
夏の終わりの頃に
誰もがぼんやりと抱く郷愁は
どこかし ...
「熱しやすく冷めやすい」とはよく云ったもので、つまりは そう。
あたしは とおに冷め切っているのさ。
あなたは そう。未だ あたしに気があるものと思っているのね。
けれども今、あなた ...
薄暗いキッチン
てらてらした豚、
一匹
乞食が現るる
てらてらした豚、
不機嫌
飯を乞食に差し出すと
窓ガラスから一粒、憂鬱が滴る
直ぐ様それを
拭き ...
まだ球根
ごめんなさい
誰にも迷惑かけてなくてよ
ほら見て
根も葉もない噂
大好きなんでしょ
血が出てる
ガソリンが欲しい
ちょうだい
もっと
ちょうだい
ほ ...
そうさ
僕らは迷いすぎたんだ
取っ手の無い扉は
押せば簡単に
開くかも知れないじゃないか。
ラジオからはアフリカの音、マリとしか憶えられ
なかった歌は、その美しさだけをカーテンの隅に
残し、此処に、初夏に、近付く朝がしんと明ける、
よく晴れた日の昼間でも電気をつけないといけな
い ...
黒色の雪がヒラヒラ舞い落ちる
それに合わせてリズムをとるぼく
ブランコにのりながら遠くまで飛ばした
靴は雲の中に突き刺さり落ちてこないよ
ぼんやり光っている電灯に夜蝶が ...
ぼくは詩を書きたい
風は何も語らず
黙ったまま流れてゆくも
心に染み込み
流れてゆく
今日もまた
朝の散歩をしていると
黙ったままの風に出会いました
夏の朝に
どこか ...
夜更かししないで
朝に会いに行こう
僕が目覚めた{ルビ瞬間=とき}
朝が生まれる
木々の緑にも
ビルの谷間にも
光と共に
等しく降りそそぐ
寝ぼすけの誰かさんの
夢をくす ...
楽しかった時間が過ぎ
さようならの時間が訪れる
いつまでもこうしていたいと
切り無く思ってしまうけれど
やがてさようならの時間
僕等はさようならをしたけれど
嫌いだからじゃなくて
君 ...
午前二時の国道は静かで存在の定義を忘れてしまう
僕の声が遠くに木霊して野良犬が彼方で吠える
明日の兆しは生ぬるい風が吹く方
薄れて行く希望の中で微かに芽を咲かす
その花に名前を付けてあげれ ...
後半年。
檻からでれるまで。
自由なんだ。ぼくは自由なんだ。
好きな場所にいけるよ。
あなたが居る雲へ。
直ぐにいくから。
脳が歪む。
地面が歪む。
心が歪む。
すべてすべて歪んで・・
壊れてしまえ。
ぼくは君を追いかける。
捕まえられない君を
追いかける。
ぼくにはぜったい手が届かない君を。
貢なんて他愛もないことよ?
この身がボロボロになるまで、追いかけるわ。
...
ああいやだ否定なんて
おおいやだ共存なんて
まっぴらだ束縛は
大嫌い自由なんて
ひっくり返せば
地球なんて
なんてわがままでいっぱいの星なのかしら
即興詩会(17/07/2006)
順番:沼谷香澄→松本卓也→遊羽→沼谷香澄(敬称略)
「嘘と本当」/松本卓也
ただ少し距離が離れた
瞬間に君が放つ音の無い言葉
抱き合った温もりさえ
...
天窓に響く雨の歌が
唐突に激しい叫びに変わり
秒針が半周も回らない内に
また静かな声に変わった
空の激情を表現した雲が
宵闇に何を描いたか知りたくて
僕は窓にへばりつき
...
乗り過ごしの君を乗せて都会の
寒いばかりのドアは行き過ぎる
ざらついた坂の向こうで、夏は
君の声を真似て、笑う
誰のものになるか、晴れ向日葵
種を植えたのはふたり、以上で
なりそこない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
テクノプラズム
仲本いすら
未詩・独白
3
06/7/21 20:23
今
宙空 心
自由詩
0*
06/7/21 20:00
生きとし生ける者
ペポパンプ
自由詩
3*
06/7/21 20:00
風鈴
かや
自由詩
6*
06/7/21 19:52
絵葉書など
千波 一也
自由詩
20*
06/7/21 19:40
光の国
むくげ
自由詩
1
06/7/21 18:44
シニンにクチヅケ
チェザーレ
自由詩
4*
06/7/21 16:33
図面
チアーヌ
自由詩
1+
06/7/21 15:32
夏まみれ日
日和
自由詩
11*
06/7/21 15:30
歩幅
きみ
自由詩
0
06/7/21 15:29
【短歌祭参加作品】半裸少年
石瀬琳々
短歌
24*
06/7/21 14:54
水と響き
木立 悟
自由詩
7
06/7/21 13:44
フラグメンツ(リプライズ) #51〜60
大覚アキラ
自由詩
3*
06/7/21 12:12
多重否定、人格遊戯。
ユキムラ
自由詩
1*
06/7/21 11:51
悲願、切望、末路。
蟻
自由詩
0
06/7/21 11:49
球根Sサイズ
アサリナ
自由詩
5*
06/7/21 11:22
何を迷ってるの?
プル式
未詩・独白
7*
06/7/21 11:15
白の発光体
新谷みふゆ
自由詩
8*
06/7/21 10:36
アナタの色は何色ですか?
こめ
自由詩
10
06/7/21 8:17
ぽえむ君−黙風−
ぽえむ君
自由詩
2*
06/7/21 7:22
朝
武富諒太
自由詩
4*
06/7/21 7:18
明け方の街はセピア色
プル式
自由詩
7*
06/7/21 5:18
光の射す方
海月
自由詩
1*
06/7/21 2:45
_
沙龍
自由詩
0
06/7/21 2:43
歪む
〃
自由詩
0
06/7/21 2:42
追
〃
自由詩
1
06/7/21 2:37
星
TAMON ...
自由詩
1
06/7/21 1:37
突発即興詩会ログ(17/07/2006)
遊羽
自由詩
1
06/7/21 0:47
群青の境界
松本 卓也
自由詩
2*
06/7/21 0:46
環状線
霜天
自由詩
5
06/7/21 0:43
6172
6173
6174
6175
6176
6177
6178
6179
6180
6181
6182
6183
6184
6185
6186
6187
6188
6189
6190
6191
6192
6193
6194
6195
6196
6197
6198
6199
6200
6201
6202
6203
6204
6205
6206
6207
6208
6209
6210
6211
6212
加筆訂正:
森の浪漫
/
前田ふむふむ
[06/7/21 19:05]
一部訂正しました
6.14sec.