なぜ人はものを忘れゆくのだろう
なぜ人は人を愛するのだろう
それは生きてゆく中で必要なものなのだろうか
自分の都合のいいものだけ、忘れず
都合のわるいものだけ忘れゆく
なんて便利な仕組み ...
母ちゃんの赤い季節も終わって
ここから先は白すぎて
もう何も汚せない
怖いモノが見たくて触れて来た夜の余白
白すぎる夜は霧が晴れない
だからじっとしたままでいる
母 ...
足のみじかいテーブル
一家団らん
先生、団欒の欒の字くらい漢字で書こうぜ
自由主義思想
ナショナリズム
それ以前は?
食にまつわる
先生、おれだけにむかって話すのやめてください
...
あなたの瞳は美しい
四囲の変化や季節の移ろいにも
敏感に反応し
あますことなく映し取ってしまう
だからぼくは あなたを見ていさえすれば
それでもう
世界を手に入れているよ ...
どこまでいっても青い大地。砂漠だと思った
ら海だった。ぼくの生まれた場所では、砂漠
は青く光っていたから。夜が砂漠に寝そべっ
ている。ぼくもいっしょに寝そべった。
海とはいっしょに寝そべれ ...
君の弾ける
笑顔が見たくて
僕はいつでも
ピエロに変わる
今日もキラキラ
輝いていてね!
ぼくは詩を書きたい
楽しむことに一日を使うよりも
楽しめるものを探すことの方が
その一日は長い
今日もまた
朝の散歩をしていると
向日葵に出会いました
そこには
たくさ ...
続編が読みたかった ということなのだろう。
程良く重い布団に 未明に
新装された三姉妹の表紙を
しあわせな気持ちで眺めかえす夢を見ていた。
「ラストウィークエンド」・・・
駅ビルの書店で ...
詩なんか物語か
現実なんか
判らん
でもパッションで
出来上がっとる詩が良いのう
書くときそれがパッションかは、きずかへんのがいい
吸いたい地獄の丘に佇む
煙草ガニが
崖と山の麓を行き来している。
はさみから染み出る煙が
時々私の目に入り
涙をさそう。 ...
君の心の中はとても青く深い海だから
僕は小さな潜水艦に乗って行こう
潜って初めて知ったよ
静かに見える海の中は
本当はとても様々で
速い流れも遅い流れもあるって事
だけれども大丈夫 ...
あなたがつれてきたもの
たった1匹の
大きな兎・・・
今日の空はキレイで
わたしの気持ちは
きっと
くもりで
兎のキレイな眼が
わたしの心まで
よ ...
君の幸せを願うよ。
君といた時間を後悔しないように。
君と離れたことを後悔しないように。
幸せになあれ!
ほんのささいな言葉でも
心がこもっていればいい
ほんのかすかな響きでも
僕を覚ましてくれればいい
ほんのささいな優しさの
心のこもった言葉があって
ほんのかすかな響 ...
去年庭に埋めた
枇杷の種の、
芽が出るのを見れなかったこと
家に帰ると、
朝、家を出たときと
何一つ変わっていないこと
揃いのコ−ヒ−カップが
片方だけ古びていくこと
「バ ...
またその本を読んでるの?
空翔ぶ竜の勇者の話を
何度読んだって
何の変わりもないのに
君はいつもその本を読んでる
いい加減にしなよ
何度読んだって
君はその勇者にはなれない
わかっ ...
僕たち
頼りなくも
この小さな灯りで
明日の方向くらいわかる
いつだって
踏み出す一歩は
小さなものでしかない
続く指針が
結果的に幅を描いて
そっと広がる
ランドスケープ
駅を出る
左に見えるカフェDesign
カプチーノと今日買ったB級雑誌
ここでのヘッドフォンは邪道だ
聞こえるのは心地よいお皿の音と
少し大きめのコップ
油紙に包まれた店名入り ...
赤いくちびるの、艶かしい呼吸の高まりが、
耳元をかすめ過ぎて、
世慣れた顔のひろがりは、穏やかに浮かび上がり、
成熟した夏を秘めた、
落ち着く若い寡婦の頬をかしげて、
経験にさばかれた甘い水 ...
全ての言葉が、その海辺へと集まっていく
見送るためでなく
出迎えのためでなく
肩からの荷を下ろし
波打ちへと捨てていく
やりきれない空の起伏を
ひとしきり戦わせた後で
すこやかに
ただ ...
ゆっくり流れた時間の中で
少しだけ遠くを見た君の目が
瞬き 瞬く
私は少し揺れているから
あなたの瞬きの風が
私のことを遠くへ飛ばした
緩やかな記憶の雨は
思い出の中で淑やかに降 ...
水面のやさしさを信じ
身を投げる木の実の
沈んでいく運命の先を
知らないかのように
綺麗な音色だと
美邪気に笑う君に
かなしくなる
西の雲は入り日に
焼かれるからかわいそうと君 ...
ははうえはおむらいすをつくるのがとくいなのでございます
そのことはわたくしもみとめておりますし なによりもははうえじしんがほこりにおもっていらっしゃるのです
ははうえはごじしんがつくられるおむらい ...
嗚呼 線香花火
叶わなかった約束事
逞しさでもって駆けた夏
きらりと残り火
何も奪わない恋だった
駆けっこみたいな関係性
風化しない
約束の言葉は
大事にしすぎてはいけ ...
母は
随分と老いたけど
声は変わらない
母は
もう私に「早く早く」とせかさなくなったけれど
私に「早く」とせかされる
母は
なぜか私よりスタイルがいい
ちょっと癪だけど
ちょ ...
{引用=「愛とは{ルビ何=なん}ぞや」}
冬目 景さんの「イエスタディをうたって」の一巻のある人(ハル)の台詞です。
実際に愛とはなんでしょう。
一般的に{ルビ性的関係=セックス}が{ル ...
☆きら☆きら☆おほしさま☆
そらには 満点の星 きらら
あいよりも 深い夜につつまれる
きんやぎんの星砂
天の川 さらら
流れ星 ひとつ
ふってき ...
街頭が射す光の行く末
暗闇の公園を照らす
きらり、輝く
携帯電話の{ルビ付属機能=メール}
傍に君がいるような気がする
生ぬるい七月の夜風
ゆるり、吹く
夏祭りまで指 ...
レイン レイン
降りやまぬ雨
はじけ したたり
集まり 流れ あふれ
激しく打ちつけたのは
霧のように絹のように
こまやかだったのは
細い肩を震わせて
柔らかに濡れて
...
ぼくは詩人
幻は時に
現実までをも映しだす
今日もまた
夜の散歩をしていると
夜の月に出会いました
目の前の道をまっすぐに歩けば
右斜め上には煌々とした満月
歩む後 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不思議
静寂
自由詩
0
06/7/2 15:15
母へ
森下まこと
自由詩
1
06/7/2 14:53
四時十分までの飛躍しすぎた黒板とツンデレについて
土田
自由詩
3
06/7/2 13:45
そして あなたの中へ
杉菜 晃
自由詩
6*
06/7/2 13:07
アンタレス
下門鮎子
自由詩
4*
06/7/2 12:34
キラキラ
toto
自由詩
0*
06/7/2 12:31
ぽえむ君−夏花−
ぽえむ君
自由詩
6*
06/7/2 10:17
LAST_WEEKEND
吉岡孝次
自由詩
2
06/7/2 9:23
書いてみたい詩
ペン太郎
自由詩
0
06/7/2 7:23
たばこやめたのである。
〃
自由詩
1*
06/7/2 7:17
潜水艦に乗って
プル式
自由詩
13*
06/7/2 3:17
ページ
黒花
自由詩
1*
06/7/2 3:09
幸せになあれ☆
ユキ
自由詩
0
06/7/2 1:43
「そして言葉が支えてくれる」
ベンジャミン
自由詩
10*
06/7/2 1:34
からっぽ
ユメアト
自由詩
4*
06/7/2 1:20
砂時計の扉
宙空 心
自由詩
1+*
06/7/2 1:20
指針ランドスケープ
藤原有絵
携帯写真+...
6*
06/7/2 0:31
止まる時間
maumi
未詩・独白
2*
06/7/2 0:21
ダブリンの草莽
前田ふむふむ
自由詩
18*
06/7/2 0:11
水際へ
霜天
自由詩
11
06/7/2 0:09
私の小さな致命傷
プル式
未詩・独白
2*
06/7/2 0:06
ホタルブクロ
たりぽん(大...
自由詩
16*
06/7/2 0:05
オムライス
由香
自由詩
3
06/7/2 0:04
線香花火
藤原有絵
自由詩
7*
06/7/1 23:27
母
さくらほ
自由詩
16*
06/7/1 23:17
疑問
海月
散文(批評...
0+*
06/7/1 23:04
*七夕恋慕*
かおる
自由詩
6*
06/7/1 22:36
月に、走る。
海月
自由詩
0*
06/7/1 22:35
レイン
まどろむ海月
自由詩
5*
06/7/1 22:11
ぽえむ君−幻夜−
ぽえむ君
自由詩
5*
06/7/1 21:52
6138
6139
6140
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
6154
6155
6156
6157
6158
6159
6160
6161
6162
6163
6164
6165
6166
6167
6168
6169
6170
6171
6172
6173
6174
6175
6176
6177
6178
加筆訂正:
夜を歩く
/
下門鮎子
[06/7/2 0:20]
つながりのない→つながらない
5.2sec.