#51
こんなにもたやすく
上がったり下がったり
きもちというやつは
まったく忙しいよ
#52
夏の終わりの頃に
誰もがぼんやりと抱く郷愁は
どこかし ...
「熱しやすく冷めやすい」とはよく云ったもので、つまりは そう。
あたしは とおに冷め切っているのさ。
あなたは そう。未だ あたしに気があるものと思っているのね。
けれども今、あなた ...
薄暗いキッチン
てらてらした豚、
一匹
乞食が現るる
てらてらした豚、
不機嫌
飯を乞食に差し出すと
窓ガラスから一粒、憂鬱が滴る
直ぐ様それを
拭き ...
まだ球根
ごめんなさい
誰にも迷惑かけてなくてよ
ほら見て
根も葉もない噂
大好きなんでしょ
血が出てる
ガソリンが欲しい
ちょうだい
もっと
ちょうだい
ほ ...
そうさ
僕らは迷いすぎたんだ
取っ手の無い扉は
押せば簡単に
開くかも知れないじゃないか。
ラジオからはアフリカの音、マリとしか憶えられ
なかった歌は、その美しさだけをカーテンの隅に
残し、此処に、初夏に、近付く朝がしんと明ける、
よく晴れた日の昼間でも電気をつけないといけな
い ...
黒色の雪がヒラヒラ舞い落ちる
それに合わせてリズムをとるぼく
ブランコにのりながら遠くまで飛ばした
靴は雲の中に突き刺さり落ちてこないよ
ぼんやり光っている電灯に夜蝶が ...
ぼくは詩を書きたい
風は何も語らず
黙ったまま流れてゆくも
心に染み込み
流れてゆく
今日もまた
朝の散歩をしていると
黙ったままの風に出会いました
夏の朝に
どこか ...
夜更かししないで
朝に会いに行こう
僕が目覚めた{ルビ瞬間=とき}
朝が生まれる
木々の緑にも
ビルの谷間にも
光と共に
等しく降りそそぐ
寝ぼすけの誰かさんの
夢をくす ...
楽しかった時間が過ぎ
さようならの時間が訪れる
いつまでもこうしていたいと
切り無く思ってしまうけれど
やがてさようならの時間
僕等はさようならをしたけれど
嫌いだからじゃなくて
君 ...
午前二時の国道は静かで存在の定義を忘れてしまう
僕の声が遠くに木霊して野良犬が彼方で吠える
明日の兆しは生ぬるい風が吹く方
薄れて行く希望の中で微かに芽を咲かす
その花に名前を付けてあげれ ...
後半年。
檻からでれるまで。
自由なんだ。ぼくは自由なんだ。
好きな場所にいけるよ。
あなたが居る雲へ。
直ぐにいくから。
脳が歪む。
地面が歪む。
心が歪む。
すべてすべて歪んで・・
壊れてしまえ。
ぼくは君を追いかける。
捕まえられない君を
追いかける。
ぼくにはぜったい手が届かない君を。
貢なんて他愛もないことよ?
この身がボロボロになるまで、追いかけるわ。
...
ああいやだ否定なんて
おおいやだ共存なんて
まっぴらだ束縛は
大嫌い自由なんて
ひっくり返せば
地球なんて
なんてわがままでいっぱいの星なのかしら
即興詩会(17/07/2006)
順番:沼谷香澄→松本卓也→遊羽→沼谷香澄(敬称略)
「嘘と本当」/松本卓也
ただ少し距離が離れた
瞬間に君が放つ音の無い言葉
抱き合った温もりさえ
...
天窓に響く雨の歌が
唐突に激しい叫びに変わり
秒針が半周も回らない内に
また静かな声に変わった
空の激情を表現した雲が
宵闇に何を描いたか知りたくて
僕は窓にへばりつき
...
乗り過ごしの君を乗せて都会の
寒いばかりのドアは行き過ぎる
ざらついた坂の向こうで、夏は
君の声を真似て、笑う
誰のものになるか、晴れ向日葵
種を植えたのはふたり、以上で
なりそこない ...
ついに
黒い大群となって
見下ろすか
カラスめ
と
言ってみてもしかたがない
伝わらない言葉は
黒い羽根に遮られ
傍らに
ただ
人の
眠っている
朝起きて身に着ける制服 あたしを縛る首輪で、戦闘服
電車の中でしばしの睡眠 戦場に向かう一瞬
ホームに降り立って「おはよう」の一言 敵の様子をうかがうアンテナ
教室に入っていつも ...
鞄に付いた鈴を鳴らして
いそいそ
歩いてゆく人の気配を感じながら
わたしは
こんなことは後で打ち込めばいいかなと思う
そう思いながら
忘れないうちにと打っている
とても横になりたいくらい ...
あたしの踵にね
鈴が入ってるの
歩くたびにね
動くたびにね
すごく
いい音で鳴るの
お母さんがね
入れてくれたの
うれしいときは
すごく可愛く
なるの
怒って ...
ちっぽけな わたし
だれも みていない
それでも わたし
ここに いるの
ないて いるの
わらって いるの
おもって いるの
いきて いるの
...
手に入らないものしか欲しくない
ガラス窓を開いて
星を数えると指が濡れた
絹のシーツの上で
秘密の言葉を口移し
夜の一番深い時間に
初めての声色を使う
...
おんなのことおとこのこ
しあわせそうに
首を吊る
喪服を 液体で 汚せ
俺が 16だった頃、世界は海水で溢れていた。
おとこのことおんなのこが、
世界に浸っていた時、
俺は隠者だ ...
ぼくは詩人
必要なものは言葉になるも
言葉を超える心があるからこそ
必要なのである
今日もまた
夜の散歩をしていると
手紙に出会いました
あなたは人を悲しませ、
人から ...
母なる海は
生み出した子供たちによって
その身を引き裂かれる
生み出された子供たちは
その母を喰らうだけでは
飽き足らず
互いの肉を貪り合う
生き物が地球上で
...
障子のむこうでは
雨の簾が揺れています
重なり合う影を
私の分だけ
一枚引き剥がして
あなたの流れに
耳をすませ
聞き取りたいのです
...
【壱】
梅雨が開ける前に
雨の一本一本を捕えて
君に贈る
つけ睫毛を作りたい
雨の繊維は透明で見えないが
縁取られる君の瞳が
香り立つ水分で
もっと
いっそう
潤んで見えて ...
決定的な
絶対的な
欠如とは
何だろう
この身に
この心に
足りない
ものとは
なやんで
かんがえ
真面目に
探してる
こたえが
どこにも
なくって
くるしい ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
フラグメンツ(リプライズ) #51〜60
大覚アキラ
自由詩
3*
06/7/21 12:12
多重否定、人格遊戯。
ユキムラ
自由詩
1*
06/7/21 11:51
悲願、切望、末路。
蟻
自由詩
0
06/7/21 11:49
球根Sサイズ
アサリナ
自由詩
5*
06/7/21 11:22
何を迷ってるの?
プル式
未詩・独白
7*
06/7/21 11:15
白の発光体
新谷みふゆ
自由詩
8*
06/7/21 10:36
アナタの色は何色ですか?
こめ
自由詩
10
06/7/21 8:17
ぽえむ君−黙風−
ぽえむ君
自由詩
2*
06/7/21 7:22
朝
武富諒太
自由詩
4*
06/7/21 7:18
明け方の街はセピア色
プル式
自由詩
7*
06/7/21 5:18
光の射す方
海月
自由詩
1*
06/7/21 2:45
_
沙龍
自由詩
0
06/7/21 2:43
歪む
〃
自由詩
0
06/7/21 2:42
追
〃
自由詩
1
06/7/21 2:37
星
TAMON ...
自由詩
1
06/7/21 1:37
突発即興詩会ログ(17/07/2006)
遊羽
自由詩
1
06/7/21 0:47
群青の境界
松本 卓也
自由詩
2*
06/7/21 0:46
環状線
霜天
自由詩
5
06/7/21 0:43
なきごえ
岡村明子
自由詩
2
06/7/21 0:28
高校生活Ⅱ
蒼依
自由詩
0
06/7/20 23:55
ガス切れ
蒼木りん
未詩・独白
3
06/7/20 23:48
あたしの踵のステキな鈴
初代ドリンク...
自由詩
7*
06/7/20 23:28
かたすみ・・・『宇宙の塵』へ・・・
さち
未詩・独白
7*
06/7/20 23:19
夜のうた
八布
自由詩
2
06/7/20 23:05
おとこのことおんなのこ♪
奥津 強
自由詩
2*
06/7/20 22:55
ぽえむ君−必要−
ぽえむ君
自由詩
4*
06/7/20 22:47
サガ
宙空 心
自由詩
1*
06/7/20 22:45
べにさし
Rin K
自由詩
20*
06/7/20 22:38
梅雨が明ける前に
蒸発王
自由詩
1*
06/7/20 22:14
しししごし
実夜
自由詩
2*
06/7/20 22:03
6169
6170
6171
6172
6173
6174
6175
6176
6177
6178
6179
6180
6181
6182
6183
6184
6185
6186
6187
6188
6189
6190
6191
6192
6193
6194
6195
6196
6197
6198
6199
6200
6201
6202
6203
6204
6205
6206
6207
6208
6209
加筆訂正:
高校生活Ⅱ
/
蒼依
[06/7/20 23:59]
『高校生活』の番外編って感じです。 こっちは過去を振り返ったものじゃなく、その当時の気分。
高校生活Ⅱ
/
蒼依
[06/7/20 23:58]
『高校生活』の番外編って感じです。
6.42sec.