情けないなあ
そろそろ腹くくってさあ

覚悟を決めて

こんな鳥籠から飛んでいっちまえ
瞳を閉じ

静かに自分と対話する


そこに見えてくるもの


きみの笑顔


俺の守りたいもの
ぼくは詩を書きたい

それぞれにはそれぞれの美しさがあり
それぞれの美しさだからこそ
その美が存在する

今日もまた

朝の散歩をしていると
朝露に出会いました

 葉の先にまば ...
一歩目は簡単さ。ただ目をつむって足を出せばいい。

二歩目より後はもう進むか転ぶかだから。

上手く一歩目が出て続けばいいけど、なかなか二歩目は難しいもんだよ。

俺なんてそれが恐くて前に ...
燕よ燕
今年もお前はやってきた
彼女の家の軒下へ
僕は言えないまま過ごす
募る思いのひとかけら

燕よ燕
どうしてお前はさえずるの
こよなく陽気なメロディを
僕は喉まで出かかった
...
青い 朝爪
くとん と
葉の 胸

黄緑 透ける脈

まだ
まぶしいの

月に
あずけてた 
から
闇が完成度を増して体温を奪っていった
わめくテレビの音量も増すばかりで
寄り添う意味を静かに飲み込んでゆく
此処にバスは停まらないらしく
誰も近づくことはなかった



何処にでもある ...
大好きですと

声に出すのが

照れくさくって

何にも無いけど

僕の人生を

君にあげたらば

それは僕の

傲慢かなぁ。
世界は
広くなったのだ
狼男を苦しめるのは銀の弾
 まるで焼け付くように
  胸を焦がす。


狼男を苦しめるのは銀の弾
 まるで夢見るように
  うつろに過ぎる。


狼男を苦しめるのは銀の弾
...
雪に埋もれた世界の中で
かすかに聞こえる水の音

「あれは世界の消える音」
 そういう君は光の子

雪に埋もれる世界の中で
かすかに凍える人の音

「あれは世界の消える音 ...
運命は少し回る ギシリ 音をたてて
運命は少し回る ギシリ 軋みながら

ほら誰もいない

汚らしい僕が一人

手にこびりついた孤独 誰もいない

その独白

答えは ...
月の影は悪戯に 遊ぶ心をけしさらう

夜気の味なら心まで 味わう思いを流しさる

夜の花というものは 香りで人を貶める

夜風の心地が分かるなら あんこの心もわかりょうか

見えない雨 ...
 子供の頃から
 一人だと感じていた

 見栄を張り合う親の中で育ち
 親の顔色をうががって過ごした幼少時代
 
 心を通わす友達もいなくて
 弟 妹を虐めて
 心の憂さを晴らして ...
 ―小学校の運動会の無邪気な子どもの声。

 反戦が叫ばれる必要のあったとき、運動会を自粛した学校はあったのであろうか。こうして遠くから聞いてると、戦争ごっこにしか聞こえないのだが。運動会は、君 ...
ねぇ もう少しいっしょに
このままでいてよ
愛の言葉なんて ちっとも いらないからさ
ただ今夜だけは ずっと抱きしめて

ああ 死ぬまでなんて
言わなくてもいい
今きみの吐息感じてい ...
太陽の垂直父性に卑屈な笑み死んでいるのだ夏の日はただ

逃げた月誰もが自分の声を出す取りこぼされた知覚の外で
ふらり立ち寄ったデパートで
行くあてもないのにエレベーターに乗ってみた
中にはエレベーター・ガールがいて
きまり文句で言ってくる

「上へまいりますか?下へまいりますか?」
「特にきめていないのです」 ...
アスファルトを踏みしめる足はリズミカル
裏腹に焦る心
勢いと同時に込み上げてくる 
ずっとずっと目頭が熱い

立ち止まって 叫んで しゃがみこみたい
そんな思いを吐き出さないように
...
今日のお月様は偽物なのよ
だってあたし見ちゃったの
あれは二週間ほど前の事よ
まんまる綺麗なお月様が
次の日からちょっとずつ
真っ黒な鎌にちょっとずつ
ちょっとずつ削ぎ取られていったの
...
薄紫の
花を
目が食べ
目覚めたとき

その直後も
草を食むように
咀嚼しつづける
若葉いろの歯車

ふと遠い日のすももの果実
熟れて柔らかに割れ
したたって染みる
濃い赤紫 ...
あなたに会うために
歩いてく道すがら
蹴飛ばした石ころは
転がって
側溝に落ちた
二羽のカラスが飛びだして
山際に沈んだ
見上げると
雨雲が送電線に接触して
発光している
あなたは ...
足音も聞こえないはりつめた夜は
何が はりつめていたのか

鳩の声が恐ろしかった 朝の
シャッターから漏れる光

記憶に毛布を掛けておやすみという
あなたは だれ
コノセカイハ
ワタシヲトリマイテ
シズカニ
シズカニ
コウカシテユク
トメドナク
ナミダガデテ
トマラナイ
セツナク
ソラトツナガッタ
イトオシク
ミズトツ ...
明かりのない部屋で
画面の光に群がる私
また生まれるの
そしてまた 日の出前に私は死ぬの

太陽に喰われるの
私 瞼の裏 なんだか妙にスカスカするの
だから仕返しに
喰ってやるの 奴の ...
君の声を聞きながら
僕は背中で昨日の夕陽を夢見ている
後ろ向きに眠りたい夜もある
紙飛行機だけが日付を越えていく

いつも聞こえるユーモレスク
君はどこまでも繰り返しで
世界はいつでも思 ...
鍵を掛けたかどうかを忘れて
それでもここまで来てしまった
世界の青は静かに落下して
戻れない道の重なりにいる

昔の話をしようか
言葉でしか帰れない、場所がある
こんなにも遠い西の果てで ...
この街を 

この部屋を

この身体を

昏々と

眠らせるのは

夜では無く 

淋しさだ
夜の静けさは
時折無償にわたしを切なくして
どこか遠く遠くへとわたしを急かす
その衝動に抗わずに
流されるままふらふらと
月夜の夜道をパジャマ姿で歩いたら
どこかどこかへ辿り着 ...
弱いわたしは
記憶を心の奥底深くに仕舞い込み
雁字搦めの無茶苦茶に
厳重に厳重に鎖を巻いて鍵をかけた
時折壊れた個所から漏れてくる
記憶の欠片を見ない振りして
ただ強がって茶化 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
覚悟神音自由詩206/6/12 16:44
守り続けたいもの美夜奈自由詩106/6/12 11:17
ぽえむ君−朝露−ぽえむ君自由詩5*06/6/12 11:03
酒の肴の沢蟹の話プル式未詩・独白0*06/6/12 9:41
ツバメヨツバメ〜テニソンの「燕の歌」に寄せてAKINON...自由詩006/6/12 7:29
渡らせ夜砂木自由詩9*06/6/12 7:18
黒いビル.自由詩006/6/12 7:02
あなたにとってプル式自由詩5*06/6/12 5:42
情報化社会 においてFUBAR未詩・独白0*06/6/12 5:33
狼男と銀の弾プル式自由詩2*06/6/12 5:29
音の世界自由詩1*06/6/12 5:16
素晴らしき世界の果てに見えた逆さまの空の終わり、そして僕Kj自由詩206/6/12 3:20
夜に見る雲 月に咲く花プル式未詩・独白2*06/6/12 2:34
肩にかかる重み 希望に変えて山崎 風雅自由詩5*06/6/12 2:19
窓の外、風の匂い。チェザーレ散文(批評...0*06/6/12 2:14
今宵ロマンス (歌詞)クリ未詩・独白006/6/12 1:56
垂直父性が降り注ぐ昼/代弁母性の消えた夜チェザーレ短歌4*06/6/12 1:49
「エレベーター・ガール」ベンジャミン自由詩7*06/6/12 1:26
ひとりぼっち蒼依自由詩106/6/12 1:08
漆黒の鎌椎名乃逢自由詩2*06/6/12 0:47
目覚めシホ自由詩406/6/12 0:38
半透膜iloha自由詩8+*06/6/12 0:31
眠り佐藤伊織自由詩2*06/6/12 0:23
コノセカイハジム・プリマ...自由詩0*06/6/12 0:20
夜食症チェザーレ自由詩2*06/6/12 0:19
ユーモレスク霜天自由詩506/6/12 0:06
碧落自由詩706/6/12 0:05
眠り松本 涼自由詩406/6/11 23:35
[ 海へ海へ ]渕崎。自由詩206/6/11 23:24
[ 鳥篭 ]自由詩206/6/11 23:23

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加筆訂正:
半透膜/iloha[06/6/12 1:45]
行分けなど若干修正。
5.34sec.