ぼくは詩を書きたい
人生を描ける人生は
意外と平凡である
しかしその平凡こそ
追い求める理想でもある
今日もまた
朝の散歩をしていると
平凡に出会いました
人は
この ...
宝探しをしようか
長い影の伸びる帰り道
長い髪を夏風に遊ばせて君は
少し目を細める微笑みで
子供みたいな提案をした
その話の続きはなく
会話はぷつりと途切れて
また君は楽しそうに風の中を ...
海を見たことがなかった
見え隠れする光
あれがそうだ、と無骨な指で示された海は
たいして青くなかった、が
軽トラックが、ギシギシとカーブを曲がるたび
輝きを探して、車窓にしがみついた
...
わたしの心の片隅で 受け入れられない人がいると
まるで それは 鏡のように わたしの前に現れて わたしを戒める
向かい合わなければいけない 空間の 息が詰まりそうな時間
見せないのではな ...
1
すべてではないよと
誰かにささやかれたきがして
国道沿いをまっすぐに
とりあえず題名から逃げてみた
2
意味を知っているなら
むりに走る必要なんてないと
となりの詩人がおびえて ...
なにも求めやしない
ぼくはだれのものでもなく
きみをただ愛する
ただの愛
もともとないものを
きみはうしなったというけれど
きずつきようのないものが
こわれてしまったときみはなげくけ ...
午前三時を時計の針は少し過ぎる
雨の音が雨戸を叩き
一人身の僕を起こす
「遅刻しないように」と余計なお世話してくれます
目覚めは少し不快だけど心地良さも在る
六時に遅刻寸前で起きるのとは ...
結婚おめでとう
幸せになれて良かったね
これからも沢山の幸せを
いっぱい探すんだよ
結婚おめでとう
いろいろ楽しみだね
君の事はあまり知らないけれど
本当に良かったなって思うよ
...
お姫様を助けに向かった王子様は
お姫様に会うことも無く石にされた。
魔法使いに助けられた王子様は
五十年ぶりに故郷に帰った。
お姫様は他の国の王子に助けられ
他の国の王子はお姫様と結 ...
たぐゆるすべての温度
電車から見えるオレンジいろは、どうしてこんなにも恋しくてやさしい灯りをし
ているんだろう。
少しでもちかづくと、
消えてしまうかのように
人工的な街頭達は繊細で無機 ...
こんな夜に
どこまで出かけましょう
どこかしんみりと
人の痛みの分かるこの夜
あの日のように
私がどこかで泣いているのなら
その子を今夜
励ましてあげたい。
こ ...
すごく好い風が家中を吹き抜けて
玄関のドア飾りが
「ちりりん、ちりりりん」
ひっきりなしに、綺麗な音で鳴ります
気温も例年より低めで
少し肌寒いくらい
部屋で本を読んでいると
...
くらやみの中だって星明りはてんてんと明るいのです
青いひかりを押すと少しの空白のあとボサノヴァが流れ出します
星がてんてんと流れ始めます
ほほとてのひらは遠いとこにいるけれど
それは別物じゃないんだよって
わたしたちひとつになろうと思えばなれるんだよって、
受信ボックスには知らないひとが増えていく
送信ボックスには忘れたわたしが増えていく
誰かの為に磨いた
長い爪を舐めたい
生温いミルクを零した
その胸元の匂いと
君の悪ふざけした顔つきが
僕の理性をどこかに飛ばしそうさ
誰かの為に磨いた
その綺麗な身体に触りたい
...
今年に入って何度目かな
人生を通して数えてみれば
百を越えてはいないと思うけど
誰にも告げられないままに
疎外感に打ちのめされた偏屈を
愛想笑いで隠すだけが精一杯だった
嘯いた数の ...
約束だよ
毎日
ほんのちょっとでも
いいから
私のこと思い出して
できれば
あなたが誰かほかの
女の子と話す時
ちょんちょん、って
肩をつつく
そんな気配を感じてくれた ...
詩になることで
一歩ずつ押しだされ
ひとつ
またひとつ
人間になっていく
詩になれなかったぼくが
水溜りに転がって
ぼんやりと
道行くサラリーマンに踏み潰されるのを待っている
...
正式な演劇用語なのか知らないが、
私の属している演劇集団では『プラネタリウム』という言葉がある。
『プラネタリウム』
劇中で一番事故が起こりやすいのが暗転中だ。
劇の始 ...
ここは人の気配がするので
うろうろしているけれどそれに気づかれもせず
時間切れまでいることができます
ここは生きているので
植物のふりでもしていれば安全で
死んでいる所には
ほとんどの人は ...
死期を知る傷病兵の夜が来て台所にて冷蔵庫唸る
瓶詰の白アスパラガス身を寄せて標本のごとひっそりとあり
乾きつつあれど鯖の眼の色は捕らまえられた日の空のあを
家々の軒先飾るべく斬ら ...
最近は
ちゃんと話をした人がいないから
今日の君の相槌が
何度も思い出せて
いまは
泣きたくなるよ
さっき
眩暈がしたんだ
血圧が下がったみたい
よくわからないけど
マイナスの ...
{引用=「夏の思い出」}
うつくしい足は流れに浸されて思い出の澄む初夏の温泉
涼しげなうなじを一輪緋の色の鼻緒つっかけ見つけよ花火
小さき子手綱もないのにばしゃばしゃと御 ...
どうしてこんなところに
ジグソーパズルのピースが落ちているの
まるで「迷子にならないように」と
どこまでもどこまでも続いている
いつもと同じ帰り道だけど
きっと誰かにとっては、 ...
遼原に
かぜが吹いても
僕は魅惑する午睡である
泥炭の午後
巨大な軋れおとをたてて 目蓋があく
午睡である
鳥
は地平から近づく囀りの
沸き返りの
天秤の
朱のいのちは青銅 ...
目覚ましの音で目を覚ます
短針は天に向かって背伸びをしているようにも
高さを競っているようにも
短針は短針で長針にはかてっこないのに
それでも、短針が長針に勝つと言う奇跡が起こるか ...
ひとりの人間の個体がこの世から存在しなくなった日の空は
ただただ、白かった。骨みたいに。煙みたいに。
早朝から喪服に袖を通す。
日常が非日常を内包する。
生きているから人は死ぬ。
...
ぼくは詩人
実現とは次への目標への
起点でもある
今日もまた
夜の散歩をしていると
川に流れる月に出会いました
水面にゆらめく銀色は
ゆるく流れる水に洗われ
その姿は静 ...
正直意見が通じなくて苛々した事もありました。
私の気持ちに気付いて貰えなくてムカついた事もありました。
でも、今私が思い出すのは穏やかな貴女との時間です。
と言うか何も思い出せないのです。
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ぽえむ君−平凡−
ぽえむ君
自由詩
4*
06/6/29 12:22
君と夏風
美味
自由詩
10*
06/6/29 11:25
父と、海と
佐野権太
自由詩
34*
06/6/29 10:40
愛してる
ひより
自由詩
6*
06/6/29 6:04
いかだをつくる勇気もない青少年Mのぼんやりとした主張
土田
自由詩
6
06/6/29 5:13
ピンボール
七尾きよし
自由詩
6*
06/6/29 4:31
「おはよう」で「おやすみ」
海月
自由詩
3*
06/6/29 4:08
結婚するらしいじゃない。
プル式
未詩・独白
5*
06/6/29 3:29
石にされた王子様
〃
自由詩
2*
06/6/29 2:59
のこり、灯
床
自由詩
2
06/6/29 2:08
こんな夜
ANN
自由詩
5*
06/6/29 1:56
スローライフ
藤原有絵
自由詩
5*
06/6/29 1:54
_
ki
自由詩
3
06/6/29 1:31
ほほとてのひら
〃
自由詩
2
06/6/29 1:30
(non title)
〃
自由詩
1
06/6/29 1:29
落ちた狂気のシルエット
maumi
自由詩
2*
06/6/29 1:09
愛想笑いの逃亡者
松本 卓也
自由詩
0*
06/6/29 0:58
約束
uminek...
自由詩
7*
06/6/29 0:52
つなぎ
iloha
自由詩
18*
06/6/29 0:26
プラネタリウム
蒸発王
散文(批評...
3+*
06/6/29 0:15
無言の遊び
蒼木りん
未詩・独白
1
06/6/28 23:43
See you later, Refrigerator
山田せばすち...
短歌
11*
06/6/28 23:28
失敗
蒼木りん
未詩・独白
2
06/6/28 23:22
【短歌祭参加作品】「なっちーのおとめちっく☆ぱらだいす・夏」
ふるる
短歌
11*
06/6/28 23:12
誰かの落し物
壺内モモ子
自由詩
6*
06/6/28 23:12
春に
「ま」の字
自由詩
5*
06/6/28 23:09
そんな奇跡の軌跡
もこもこわた...
自由詩
1*
06/6/28 23:05
音もなく朽ちる世界
朽木 裕
散文(批評...
3*
06/6/28 22:55
ぽえむ君−実現−
ぽえむ君
自由詩
4*
06/6/28 22:55
大好き
ala
自由詩
2
06/6/28 22:49
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
6154
6155
6156
6157
6158
6159
6160
6161
6162
6163
6164
6165
6166
6167
6168
6169
6170
6171
6172
6173
6174
6175
6176
6177
6178
6179
6180
6181
6182
6183
5.12sec.