駆け抜けて 過ぎ去ってゆく 思い出に
また君は何を 思うのだろう
身体の中に高速道路
を抱く女
車の往来があり
多ければ渋滞になった
特にそれは料金所付近で
もちろんETCも使えた
あちらこちら防音壁は壊れ
溢れて久しかった
両の乳房に顔をうずめ ...
ぼくは詩人
動かないと思えば
自分が動けばよい
今日もまた
夜の散歩をしていると
動く夜に出会いました
街灯のない道を一人歩く
手にもつ小さな懐中電灯のみが
寂しく辺り ...
夜明けを待てずに
外へ飛び出した
速くなる呼吸
暗い世界が
眩しくなったら
海を越えて
予測はずれの天気予報
君はいつも傘を持ってる
僕はいつも忘れてる
そんな僕ら
君が好 ...
理由なんて昨日の内に捨てておいた
生ゴミのと一緒に袋に詰めて
鴉に荒らし食わされない様に
ちゃんとネットをかけて置いた
八時半
遅刻することを確定した
{ルビ中学生=わたし}は昼間 ...
「きょうのわんこ」が
「きのうのわんこ」だったら
毎日 同じわんこになっちゃうね。
「あしたのわんこ」だったら
今日はまだ みれないじゃん?
やっぱ
「きょうのわんこ」
がい ...
きのうのじぶんと重なりにゆく彼岸まで
落ちた空の木片踏んであげる悲鳴
そんなに脇腹を痛めなくてもいいよお別れだ
旅の終わりより先に鳥居見えてくぐる
過去へ戻る ゼロはもう閉じて ...
これで会いに行く理由が出来た。
里親の好きな図書券を紙袋に差し、
緑のつかまっている蒸し暑い細道を辿ろう。
アルバムにふさわしい人生を携え
意気揚々と僕は帰ってきた。
エルゼ、美しい人よ
お前の語る異国の物語は何と美しいことか
いつか私も連れて行っておくれ
私の知らぬ極彩色の花々が
むせかえるように甘い香りを漂わせる
灼熱と情熱に満ちた南国の丘へ
喧噪に ...
伝えたくて
伝え切れなっかった
想いを
全部
きみの胸に
届けて いたら
こんな 後悔は
なかったのだと
ずっと 思ってた。
だけど
伝 ...
雨よ降れ
風よ吹け
雷がなり
眠る妖精
拳を上げ
根性出し
底力見せ
男の意地
元気愉快
緊急事態
緊張状態
放心状態
たった1つだけ
願いが叶うなら
わたしは
あの人を
生きさせてくださいと
言うだろう
違う道を歩めば
良かったと
そんな
ことばを
聞きたくは
ない
捨てられて
...
物語の終えた本を
閉じると同時に
欠伸をひとつ
いつの間にか外は雨
こんなに近く
ガラスを滑る雨に
今更気づいて
覗いてみたのは
深い夜
明けること
わかっていても
朝はまだ ...
原文
閉じられた扉をこじあける力より
閉じられた扉を塗り込める力がほしい
もっと全てのイメージを
もっと全てのイメージを
もっと全てのイメージを力強く
夢を見る必要がないく ...
ハメてくれ
ネジ穴ぶっつぶれるまでハメてくれ
ハマるファッション
ハマるカップル
ハマる職業
ハマる家
うそっぱちのやけっぱち!
仕方なしにハマってやっただけだぜ!
ハメてくれ
...
単調に繰り返される無数の足音の渦の中で、
希望を見失った盲目者は歩道を歩いていた。
朝の足場がやけに固い。
ガラスの壁の内側にはふたりのマネキン。
{ルビ何処=どこ}かに顔を落とした ...
さびしさなんていう気持ちに押し潰されて
圧死するような死に方はまっぴらなので、
心の中で何かを爆発させ続けて
思考のスピードを倍ぐらいに上げてみる。
孤独という言葉のほんとう意味を
膝を抱え ...
噛み千切った花びらが
わたしの喉の奥の方で
今夜蝶に生まれ変わるのです
洞窟のように開け放たれた口から
湧き出るように蝶が飛び立ちます
洞窟生まれの蝶は
生まれつき ...
歩道橋の真ん中に
枯れた花束があった
しなびて横に傾いていた
錆びついた階段を
とにかくのぼって
誰かが飛び降りた
歩道橋の下の
...
{引用=一、くじらヶ丘
口に出してごらん
うるおい、と
その
やわらかな響きは
途方もなくひろい海の
すみからすみまで
満ち満ちてゆくようなものではない
干 ...
言葉は言の葉
その際限なき豊かさ
すこしの言葉にも無限の可能性
言葉は事の端
その脆弱なる不完全性
おおくの言葉でも伝えられぬもの
言葉は言の刃
その目に見えぬ鋭利さ
暮れなづむ山の湖を
一羽の白鳥が滑つていく
湖心へとーー
周囲と断絶したわけでもないのに
他の鳥たちに追はれたわけでもないのに
白鳥は湖心へと静か ...
かつていた冷凍都市を思い出すような小説書いている初夏
再放送されてる温泉番組を観ているぼくを見ているかか氏
転校生だったあの子は元気かなどおんどおんと胸打つ花火
...
天空を 日が巡る
かげ ひそまる
大型バスを避けて 僕は路地裏へ
しみったれた茨 時を違えて咲き誇る
一輪の薔薇 その棘の在りか
観光客の舌先で淡くとけてゆく
色とりどりのアイスクリー ...
ぼくは詩を書きたい
季節は世界をその色に染め
心もその色に染まる
今日もまた
朝の散歩をしていると
白い夏に出会いました
夏は白
入道雲が高く立ちのぼる
澄んだ青空は後 ...
あなたの事を 想えば想う程
僕の此の両手では 抱え切れない
あなたの帰りを待つ 幸せな未来を望む事が怖い
考える事すら おこがましい そう言っている 理性を失った神様
だけど
幸せはきっ ...
俺は今の現実をぶち壊したい。どこか別の世界へ抜け出したい。
少し前は抜け出す必要なんてなかった。
そこにいるだけで十分すぎるくらい満たされていた。
俺が望み、そして自力で手に入れた世界だった ...
あのときの金魚生きているよ
あなたと何回挑戦しても
ポイはすぐに破けてしまって
夜店のおじさんが呆れて分けてくれた
小さな二匹の金魚
お口をおちょぼにすぼめた金魚鉢は
ひらひら朝顔のように ...
浮き輪をもって海へいく約束だったのに
この夏もお父さんは
白い雲になったままです
空は海よりも広くて青いと言いながら
地べたと空のあいだで
両腕をまっすぐに伸ばして合図して ...
まるで誰かの悪意のようにうらぶれた街並
軋みをあげる少女らの腕
過剰な夜が速度を増し思い出が痙攣する
屍を食して膨らむ都市で
瞳に汚濁が溜まるとしたら
それは一体誰の瞳に
あなたに わたし ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
一瞬の出来事
静寂
短歌
1
06/7/3 23:03
ハイウェイ
たもつ
自由詩
5
06/7/3 22:54
ぽえむ君−動夜−
ぽえむ君
自由詩
3*
06/7/3 22:53
青空コウモリ
宙空 心
自由詩
0*
06/7/3 22:31
カルマの人生
海月
自由詩
2*
06/7/3 22:05
朝 きょうのわんこ
日朗歩野
自由詩
4
06/7/3 21:38
おとといは過去だ
黒川排除 (...
川柳
3
06/7/3 21:34
当選
吉岡孝次
自由詩
3
06/7/3 20:48
エルゼ、美しい人よ
AKINON...
自由詩
2
06/7/3 20:41
想いの泉
Lucy.M...
自由詩
4*
06/7/3 20:22
天地騒ぎ
ペポパンプ
自由詩
6*
06/7/3 20:00
たった1つだけ・・・
黒花
自由詩
2*
06/7/3 19:33
続きの雨
LEO
自由詩
8*
06/7/3 19:33
イメージを…(誤訳)
若原光彦
未詩・独白
1
06/7/3 19:22
ホネ抜き
井上しん
自由詩
1*
06/7/3 17:38
路上の影
服部 剛
自由詩
5*
06/7/3 17:08
水を飲ませてください
大覚アキラ
自由詩
4
06/7/3 16:45
蝶葬
〃
自由詩
1
06/7/3 16:21
レモン水
カンチェルス...
自由詩
8
06/7/3 16:16
小詩集【くじらヶ丘にラベンダーの雨】
千波 一也
自由詩
42*
06/7/3 15:55
コトバノハ
436
自由詩
1*
06/7/3 15:51
湖心へ
杉菜 晃
自由詩
2*
06/7/3 15:47
【短歌祭参加作品】あしたも夏でありますように
本木はじめ
短歌
14*
06/7/3 15:39
時祭りの 廃墟
水無瀬 咲耶
自由詩
4*
06/7/3 11:55
ぽえむ君−白夏−
ぽえむ君
自由詩
4*
06/7/3 11:54
六畳の世界
本村K
自由詩
1
06/7/3 11:43
もう一度、俺に夢を見せてくれ。
腰抜け若鶏
散文(批評...
1+
06/7/3 11:24
母斑
恋月 ぴの
自由詩
15*
06/7/3 6:26
神話
yo-yo
自由詩
4*
06/7/3 6:07
THE CITY
朔良
自由詩
2+*
06/7/3 5:29
6136
6137
6138
6139
6140
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
6154
6155
6156
6157
6158
6159
6160
6161
6162
6163
6164
6165
6166
6167
6168
6169
6170
6171
6172
6173
6174
6175
6176
加筆訂正:
時祭りの 廃墟
/
水無瀬 咲耶
[06/7/3 12:00]
黒いアイスはイカ墨ってとこで
6.58sec.