うるおいのある
くちびるを
舌なめずり
黒ふちどりの
うるんだ瞳を
ぼくにむけ
なぜか
因幡の白兎を連想
してしまう
きみの
なまなましさが
生のにくのにおいを
周囲にただよわ ...
 最近は、ニートと呼ばれる若者が増えている。64万人とも言われている。30歳以上も半数いるらしい。親に面倒見てもらっているのである。大きな社会問題である。ニートがとりあえず問題なのは、年金を払わないこ ... 掘り起こす時が来たわ

足の裏で確かめて
指の腹で確かめて
なぞるような舌先で

油性の部屋を突っきって進め
ババロアの肌に噛みつけ
噛み砕け青い味

強くて固い蜂蜜だなんて
い ...
水槽の
底でひかっている石を
無断で拾いあげてみる
だれか、子どもの
たからものみたいなひかりかた

今朝見た
ふたつの夢の話をする
いつまでたっても終わらない
ゆるいカーブを描く用 ...
甘い汁
蝶は虜
揚キス
暑い眼

口が痛い
酒盛りで
わいわい
寄添って

空しい時が
経ち涙する
満たされない思い
満足を知らない
淡々と青空は灰色にけぶる
呼吸を止めたまま じっと動かずに
生きていることを不思議に思う僕は

よく冷えた死臭のするこの部屋で
小さな小さな段ボールを抱えて立ち尽くすのだ

耳 ...
わたしは 常時(いつ)も香っていてあげよう
発酵した 上質のワインのように
ふわふわ ぷかぷか
君たちの家に 漂っていてあげよう
「わたし」を嗅ぐだけで 毎日君たちが
ああ やっと帰って来た ...
ねえ
やぶさめってなに

お馬に乗った人が
走ってるお馬の上から
矢をね
ピューッと射るものよ

やが
ピューッてとんだらさ
あなぼこあくんじゃないの

開いちゃうかもしれない ...
 おっぱい星人


おっぱいの魅力に取り付かれ
おっぱいについて語り出したら止まらない
乳輪から乳首から型から
大は小を兼ねるとか
小さいのには小さい良さがあるとか
お互い一歩も譲らず ...
もしかしたらがドアを叩く

耳から口からサイコロが
ふりだす
言葉を転がす
目があわない
めもあわない

烏賊に嘴があって
本当は空が欲しかったのではないかと
本当は飛びたかったの ...
服を買って着替える
着替えている途中にそば屋があったので
天ぷらそばを注文する
持ってきたのは昔の恋人だった
昔のように優しくしてくれた
着替えをしながら自分はそばだけを食べ
天ぷらは ...
バルカン州バーゲン群河馬市に禁止令が乱発され始めたのは第九代市長、スティーブ・マグワイヤーが就任して、やっと半年が過ぎてからである。挑発的なスローガンを愛している彼の就任演説では七五調の景気のいい ... 君のふっくらした胸を
見つめてばかりいる僕を

咎めない
薔薇の棘からまるままにまかせる
ほそい手すりのように

僕は右手でぎこちない
手で君の胸を
見つめてばかりいる

青い草 ...
眠くて山が降りて来ている

夕立の気配匂いがする

セミの鳴く声

寂しい方へ

通せない

トンボ

一日は二十四時間だと思いこんでいて

一年は三百六十五日だと思い込んでいて

一時間は六十分だとばかり思い込んでいた


ほんとうは

一日は一日で

一年は一年で

...
居酒屋でくだ巻くサラリーマン
愚痴に侵されそうになってるよ

深夜のスタバにたむろってる大学生
さて未来は見えないのか見ないのか

爆音たてて走り去ってくバイクの群れ
自分と向き合うこと ...
     世界を敵にまわしても

     みんなに憎まれてしまっても

     あたしはあなたをまもります

     そのためだけに、生きていきます


     
私は英米文学を専攻する少し特異な大学生である。
そして私は運命の女神の存在を信じている。

だからシェークスピアが好きだ。
シェークスピアは私よりもずっと運命の女神に詳しい。作品を一目見れば分 ...
ぼくは詩を書きたい

人生で大切なのは
勝利と敗北を知ることではなく
克服と挫折を味わうことである

今日もまた

朝の散歩をしていると
詩の魂に出会いました

詩の魂は
言葉 ...
揺れないブランコ
涙が流れても
明日が来るってわかっていた

いつも、苦しい方ばかり選んで生きてきた
この苦しみも、未来のかてとなるのかな

矛盾と疑問の中で
今日も私は足掻いている
...
マグダラのマリアが現れて
僕の憂うつな気分を癒してくれる
決してHIGHでもLOWでもない
FLATな気持ちにさせてくれるんだ

頑是無き人々の群れなす楽園
主は留守がち牧羊犬の名 ...
リルケはトルストイの家を訪ねた。
彼の家は、家庭紛争の最中であった。

( 伯爵は、握った杖を叩きつけ・・・ 

眉を{ルビ顰=しか}めて玄関へと歩いて来るトルストイ。 
リルケの肩に手を ...
わたしもあなたの足下のずっと下の天高く あの星から見ている
望遠鏡で眺めると すーっと消えて いなくなる

たまに いらなくなった誰かの溜息が
こつっとこめかみにぶつかって 痛みはすーっと ...
展示された日々にひとつひとつ形をあたえてゆくと、球のまざった菱形がひとつだけ余ってしまう。菱形は情念に光の島を落として、情念は菱形を斜めに転調させる。君はこの菱形に所有されていたのか。

君の肺は ...
雨が降る中をとぼとぼ面接へ 心だけでも詩人でありたい

この雨に濡れたスーツを乾かして 君の悲しみ蒸発させよう

びしょぬれになった子猫を抱きしめる様にあなたを抱きしめたかった

悲 ...
今年も古い母屋の軒先に
つがいの燕が巣作りしました
生まれたての可愛い雛たちは
親鳥の帰りをひたすら待っていて
精一杯の幼い首を伸ばして
甘えたような鳴き声あげている
(なんだか可愛いな
...
お魚を食べなくなった猫は誰

一人で眠る猫は誰

君は猫で

私は友達

時間はぎりぎりに削って

人間の振りをする猫は誰

贅沢なお皿を平らげる

猫は君で

食べ残 ...
少しずつ世界はずれていたんだ
  今まで気が付かなかったよ。

今日の明け方に外にでて初めて気が付いた
  世界は少し右に傾いていた。

みんな普通に歩いてるけど知ってるのかな
  世界 ...
あちらで鳴ったシンバル
そちらで立てる足音 観衆 沸き立つフィナーレ

視線の無い家庭を錯覚

あるのは一つの フィルムが回る音
ブレ気味の映像 埃立つ客席 無彩色 

枯渇の一角にひ ...
 


こいし こいしや 月夜の晩に
うらみ うらみの 月夜の晩に

お膝に抱かれた やさしい夢に
お膝に眠った いつかの 夢に

ほうら ほらほら 還りの朝が
ほうら ほらほら  ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
なまなまなきみ七尾きよし自由詩7*06/6/28 21:06
ひきこもりについてken散文(批評...106/6/28 20:06
仕留めた兎アサリナ自由詩7*06/6/28 20:06
レモネード色のキキ未詩・独白606/6/28 20:00
オリーブ通りペポパンプ自由詩4*06/6/28 20:00
レイニーきみのことあいしてた朽木 裕自由詩4*06/6/28 19:03
夫人の言葉きりえしふみ自由詩13*06/6/28 18:50
予言下門鮎子自由詩1*06/6/28 17:58
ほにゃらら星人たちの宴美味自由詩6*06/6/28 17:50
自由詩3*06/6/28 17:37
着替えたもつ自由詩10*06/6/28 17:34
*詩禁止令第三条*かおる自由詩4*06/6/28 17:12
白い脚曠野未詩・独白106/6/28 16:52
遠夏未詩・独白206/6/28 16:37
一日は二十四時間じゃない436自由詩4*06/6/28 16:04
ぐるぐる回る考え事自由詩1*06/6/28 15:43
「闘う女」逢坂桜自由詩8*06/6/28 12:53
一つ、予言をしてみる。腰抜け若鶏散文(批評...106/6/28 12:52
ぽえむ君−詩魂−ぽえむ君自由詩5*06/6/28 12:39
ブランコでこ自由詩206/6/28 12:39
TITLELESSMOON自由詩006/6/28 11:17
「街路樹を往く人」服部 剛自由詩6*06/6/28 10:43
うそtibet自由詩3*06/6/28 10:37
光根葉leaf自由詩7*06/6/28 10:31
よくある話〜あめあめふれふれ五七五AKINON...短歌406/6/28 9:14
スワローテイル恋月 ぴの自由詩28*06/6/28 8:06
猫の食べ残し藤原有絵自由詩6*06/6/28 6:48
知らなかった。プル式自由詩3*06/6/28 6:09
幻覚パレード/無声映画館の後で久野本 暁自由詩006/6/28 5:00
なごりうた砂木未詩・独白7*06/6/28 4:56

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加筆訂正:
「闘う女」/逢坂桜[06/6/28 20:11]
大幅に変えました。意味は同じですが。
「闘う女」/逢坂桜[06/6/28 19:19]
最後、変えました。
アイルランド—ダブリンの旅情/前田ふむふむ[06/6/28 9:01]
後半を訂正加筆しました。
7.73sec.