知らない雨が通り過ぎて
心音だけが聞こえる部屋に
やっぱり私は取り残されている、のかもしれない

何かが去って
その声が聞こえて
足音が混ざり合って
雨の
ぱたんぱたんと
庭に置き去 ...

スクエアーズ

□□
ああ、

□□□
それはみた

□□□□
うっとうしい造形

□□□□□
片目を閉じよ。

□□□□□□
わたしのもの

□□ ...
リストカットをした事が無くても

あなたの心の手首というものは
蝋でも流したように
傷がついているのだろうな

よく見ると
蝋ではないのか

ただ

さめざめと流るる

涙はどこへ
いくのだろうな

...
いつしか空になっているポケット
それはお金や定期じゃなくて
子供の頃に夢なんだ

学者やパイロット
友達は大きな希望を抱いて
日常を馬鹿げたように過していた
笑い転げていたん ...
小さいもの

大きいもの

全部

生きている

そう知っている人は

どのくらいの人たちなのだろう
{引用=
傾いたトタン屋根
 乗り捨てた自転車
 伸び茂った雑草
 線路端
 フェンスの向こう
 風に揺れてる

「扉が閉まります」

 目を伏せる
 それは ...
          寒冷にじっと耐えていた
             庭の裸木たちだが 
   その梢にはもうみどりの点灯がひそかに
                  そして
        ...
ぼくは詩人

後のことは後のことなので
後の人たちに任せればよい

今日もまた

夜の散歩をしていると
流れる風に出会いました

風は流れながら呟く

後のことは後のことなので ...
今までずっと僕は幸せで
会った人みんながいい人で
何をやっても楽しくて
世界はいつもすばらしくて
生まれてこれた事をいつも感謝してたし
生きてる事をすごく感謝してたし
いつも幸福をかみしめ ...
世界中の人がみんな幸せな世界というのが存在するなら

そのまま世界は終わるべきだ
折れて傷ついた翼を
休めて
夢の世界へ
ファンタジー

エコーが掛り
眠くなる
気持ちがいい
何も考えない

心地よい刺激
野原一面花畑
赤白黄色紫青
皆の幸せ願う
気が違くなりそうに
青い空の下に
かみさまは
三匹いた

そのうちの一匹が
高いビルから
飛びおりて
死んだ
残りの二匹は
その死を
食べて
大きくなった

...
《お気に入り》
っていうのは、
一体どういう位置関係なのだろうか」と
一昨日の三限目から
ずぅっと、
悩んでいます

曖昧さが愛しくて
不完全さが憂鬱で
もどかしさは
白鷺の歩みの ...
壊れかけのてれびが
忌々しげに点滅している

壊れかけの昨日を語り
壊れかけの明日を報じる

映りが悪いねと
一緒にみていたBちゃんが

実に神々しい角度で
でたらめを醸し出してい ...
近頃、歯向かわない言葉を使うことに慣れすぎて
本当は痛いことさえ道連れに
たとえ真綿の奥にこめられた刃に気づいたとしても
平然と
笑顔で
明日もキミの隣に座ることができる

近頃、トモダ ...
私は 操り人形(マリオネット)

      感情(こころ)のない 操り人形(マリオネット)

  あなたの言うがまま
     なすがままに動くだけ

 泣きもしなければ 笑いもしない ...
私は訳あって英語を猛勉強している真っ最中なのだが、
その中で一つ気が付いたことがある。

外国人に「このフレーズはどうして変なの?」とか、
「どうしてこの言葉なの?他のじゃだめ」と聞いても、
...
昼、明るい、朽ち果てるイーゼルの四つ脚の金具の染み、緑青色の欲情をし
見渡すアトリエの壁と壁掛けのカレンダーの中で枯れるお花畑、ハレルヤの
印字されたバターケーキやレターセットの束による啓示が頭に ...
とどかなかった、星の下
遠雷の近づいてくる夕べ
雲がますます色をなくし
このからだの重さに形をなくし
響くのは指先の細くなぞる唇の遠い約束
の紅さ
ずっと忘れずにいたのは
鮮やかに流れて ...
能登半島いなかまち
まちの中心ながれるみそぎ川
昼間も夜間もあたりはガラガラで
ときどき橋ゆく背中が
シュールに映る

郊外店にぎやかなれど
夜になればまちなか赤提灯
海女が干物を炉端 ...
牛に頭を潰された男が
漂う台風の夜
ごおおおおおおおお
大きな顔がわたしたちを
破壊していく
もぐら叩きを
していると
無心になれる
ハンマーを
握った手に
力を籠め
ばん
ばん
ばん
にこにこしたもぐらが
いなくなるまで
叩き続けていると
無心になれる
無心
心が ...
薄情者


今の自分は当にソレ。


大事な人が弱っていく最中、
私は陽気に笑い歌っている。


大事な人が弱っていく最中、
私は物語の登場人物に涙を流す。


大事な人 ...
巨大建築物の
ユウワク
屹立してわたしを
待つ

なぜ
登るのか
それは
そこにビルが
あるから
雨の日がきらいだった
だから
てるてるぼうずを作った
なぜかいつも
さびしそうな表情の
てるてるぼうずを・・・

雨はやむはずもない
だって
今のぼくの気持ち
そのものだから
こ ...
寒寒しげに 女が 立っていた
六月の 小雨が 女に 施しを
六月の 案山子が 女に 恵みを
共に 嵐の 最中へと 誘いこむ

ともし火が でぃろでぃろと
騒ぎ出す頃
女は 何も言わない
...
懐かしい顔がそこにあった

見慣れた君の横顔
かわいいタレ目
すっとした鼻
小さな口
全てが愛しくて
ボクはまた君を忘れられなくなる

「久しぶり」の言葉をきっかけに
昔話は始まっ ...
悲しみは
心にあらずや
街角に
光溢れて
なお深き闇
不幸せな人を見ることでしか
自分の幸せを感じられない私は
本当は幸せモノではないのかもしれないなぁ
繋いだ手と手が
軽く緩やかで
程よい加減であればあるほどに
自然で優しく歩めるように
あなたたちとわたしも
そうなれたらいい

結び目はかわいいチョウチョ結びで

あなたたちが巣立つ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
閉じゆく景色へのプロローグ霜天自由詩606/6/25 0:28
ルーズリーフ黒川排除 (...自由詩006/6/25 0:24
「傷モノローグ」木賊ゾク携帯写真+...2*06/6/25 0:20
ポケットの中海月自由詩1*06/6/24 23:59
とい黒花自由詩2*06/6/24 23:35
途中下車yaka自由詩5*06/6/24 23:27
早春譜信天翁自由詩106/6/24 22:57
ぽえむ君−流風−ぽえむ君自由詩4*06/6/24 21:55
最後の詩mine自由詩006/6/24 21:19
もしも未詩・独白106/6/24 21:16
我思うペポパンプ自由詩2*06/6/24 20:00
かみさま!!って叫ぶ 少女第2の地球自由詩306/6/24 19:30
林檎と無神論者士狼(銀)自由詩7*06/6/24 19:04
ななめよんじゅうごどかぜきり自由詩1*06/6/24 18:41
コールライトでこ自由詩306/6/24 18:24
感情(こころ)のない操り人形(マリオネット)美夜奈自由詩006/6/24 17:27
なぜ子供はすぐに「どうして?」と尋ねて親を困らせるのか。腰抜け若鶏散文(批評...306/6/24 17:07
暗い日曜日六崎杏介自由詩206/6/24 16:57
雷鳴の個人こしごえ自由詩20*06/6/24 15:04
詩人は七尾へ旅をする七尾きよし自由詩3*06/6/24 14:33
破壊チアーヌ自由詩106/6/24 14:31
もぐら叩き自由詩106/6/24 14:28
薄情者。ala自由詩206/6/24 14:25
落下中チアーヌ自由詩406/6/24 14:20
晴れのムコウ黒花自由詩4*06/6/24 13:39
女は菩薩へと奥津 強自由詩206/6/24 12:44
再会ユキ自由詩206/6/24 12:40
ヒカリ436携帯写真+...2*06/6/24 11:13
幸せモノになりたいユキ自由詩206/6/24 11:07
チョウチョ結びさくらほ自由詩10*06/6/24 10:58

Home 戻る 最新へ 次へ
6150 6151 6152 6153 6154 6155 6156 6157 6158 6159 6160 6161 6162 6163 6164 6165 6166 6167 6168 6169 6170 6171 6172 6173 6174 6175 6176 6177 6178 6179 6180 6181 6182 6183 6184 6185 6186 6187 6188 6189 6190 
加筆訂正:
たなか屋の角/佐野権太[06/6/24 21:42]
この後に及んで、子供の一言を修正^^;
5.4sec.