雨の三日間が幕を閉じて
晴の六日間が幕を開ける
復活祭はまだ終わらない
私は七つの大罪を定めて
人に十の戒めを破かせる
さばくものを気取りつつ
さばくふりをしてるだけ
けもの ...
俺は君が望む限り
    君の傍にいよう

 君が寂しい時は 抱きしめて
   君が喜んでいる時は 一緒に笑おう

君の存在が俺の存在価値だから
     君の望むことは何でもしたい
...
もっと幸せになりたいって
思うのはいつものことだけれど
実際幸せになるために
僕はなにをしているんだろう
幸せになれるためにしなきゃならないことなんて
ほんとうにあるのかな



  ...
君は泣く

ときにさめざめと

ときにしくしくと

ときにはげしくも


僕は泣く

ときに声を上げず

ときに涙も流さず

ときに音もたてず


心が泣く

...
 
 しとしと降り止まぬ雨は
 誰からも忘れ去られた男の涙
 志なかばで倒れた男に身よりは無く
 愛する女性もいなかった

 そう遠くない昔の話
 今や誰もその男のことを知るものはいない ...
なつは名のみのあめばかり

紫陽花は爛漫に咲きほこり

つゆの雫をぽとり、ぽとり

樹々の緑も色濃く、ゆるり

夏はまだだと雨降り積もり
わたしは感じてしまう
小綺麗に片付けられた部屋の
飾り棚の上で
あなたは仲間達と腕を組み
屈託の無い笑顔をこちらへ向けて
壁際に吊るしたドライスーツからは
泡立つ潮騒の音色がする
そんな ...
河の幹に 歌い
背中の流れ さすりみつめる

土 深く 埋められた
逃げられなかった あどけない微笑み

風の内にだけ目覚め
歩く事はない けれど

しきりが生まれる 
名前を 思 ...
遊ぼうっていったらOKだったのに

デートしようって言ったら断られた

なんだかなあ なんだかねえ
うち雨の日好っきゃねん

なんでなんでなん

だってな傘忘れたらおんなじ傘でくっつけるやん

あほな事ゆうてやんと傘持ってきなさい

ちぇっいけずやわぁ

すっきゃからええねん
...
5056回目のさよならの後に

ぱぺぽ降ってきたと君が言った
なにそれって聞いたら
さあって
ごめん訳分からんわ

最初はグーじゃんけんぽん
 いきなりは無しやわ
あかんまたチョキや ...
君のその美しさは
止まることを知らなくて
果ては雨夜の月の影

僕が君に逆らえないの
知ってるくせに
そんな難題投げ付けて
君は小悪魔みたいに微笑う

一体何が楽しいんだか

そ ...
あいさつと
自己紹介と
出身地なんかの
興味を忘れて

羽の生えた女の実在を聞いていると
「怖いの」と ひと言漏らして

後は互いに
陽気に楽しく なんだかとても
朗らかに ...
 {ルビ裂き破り=プライド} {ルビ先破って=アライブ} {ルビ策破れ=ドライブ}

 なまくらカットマン {ルビ撃=ぶ}った斬ったれい
 ブロック専門キッズ 螺旋伏せったれい
 ビビリ屋ロン ...
メモを取ることや
テープにとることや
ビデオにとることでは
とうてい足りないので
もう一度
同じことを
違う太陽の下で
言ってもらうことは
不可能だと気づいた時に
...
多分僕は 優しくなんてないし

多分僕は 沢山間違えてる

多分僕は ひどくひどい人だし

多分僕は 多くのモノを失い続けてる

多分僕は 君の知らないところで

僕すら ...
 あの人は決してそんなことはないと
 そう言うに決まっている
 悲しませないためや
 悲しまないためや
 あの心に鬱蒼と生い茂る
 憎たらしい善のせい

 わたしは思わず声を
 荒げる ...
今でもたまに思い出す
君の弾ける笑い顔。
それは単に眩しくて、
ただそれだけで
僕を癒やしてはくれないのだった。
寝息をたてる合間にも
世界に溢れるレッドサイレン
今日も誰かが死んでいく

通勤ルートの途中でさえも
交番の死亡事故数は死を感じさせている

日常に溢れる死の気配
瞬く間に命を奪われる ...
心にカギをつけました

私の気持ちなんて

あなたの笑顔には

かなわなかったから

言葉にかぎをつけました

私の言葉なんて

あなたの夢のでかさには

かなわなかったか ...
閉じられた、そして
知ることもない雨が過去になって
それでも夕暮れと朝には
部屋は明るくなるので


花暦
今の頃は
冷たい雨を探す前に
どこに行けばいいのですか
すべてを抱いたま ...
いつも気ままに飛び出してしまって
思い出した頃は
誰かが困った顔で探している
それを勘違いではないと
知ってしまっても

気ままさに抗うことなく
衝動にはいつでも素直に生きようと決めてい ...
酸化鉄の黒で
綺麗に染まっている部屋の片隅
赤黒い肉塊を抱いて
愛していると一人呟いた

僕の人差し指をそっと
温もりの失われた君の唇に触れて
君の人差し指をそっと
僕の唇にあててサイ ...
ふとした瞬間に
高く昇り過ぎた月に右手が重なり
青白く汚れて見えた

誰かを待っている
でもそれは僕じゃない

綿密な時間のこぶ
質量のないものへ憧れながら
君はもう消えてなくなった ...
苦しいことを
思い出した
あのころよりは
痛まなかった

忘れてもいい
そう許せば
自分の世界
守れるだろう

待ちきれない明日に焦っても
腑に落ちない理屈を並べても

スロ ...
いつまでもそばに置けない
縫いぐるみは
いつか別れなければ
ならないから
わたしの見ていない場所で
燃してください

お願い
捨てないで
燃してください

お別れは
跡形もなく
      ――Sに




ひとつの雨
ふたつの雨
それらが落ちてきて
地上に 着地して

ひとつの感情を形づくる

ひとたびの雨
ふたたびの雨
降れば地上は濡れそぼる ...
駅前の喫茶店の看板は雨で濡れている
メニューは珈琲しか置いていない
と、出て行く人は呟き
豪雨の中を足早に過ぎ去る

鋭い革靴の音
刺す様な雨音

日曜日の夜は速達で届く憂鬱
黒いダ ...
君に

してはいけないことをしてしまいました
言ってはいけないことを言ってしまいました

{引用=− 痛いですか?}

君は
僕を
一生恨み続けるでしょう、憎み続けるでしょう

...
癒えぬ傷跡、
それとも病月の劣情なのだろうか

白く飛んだポラロイド写真のような
明け方に私はきみの体温を求める。
ただ只管に。

低くて甘い声
あたたかい指先
触れれば輪郭はやわら ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
目醒めの朝MOON自由詩0*06/6/26 11:32
望み美夜奈自由詩206/6/26 11:10
しあわせのうた砦希(ユキ)未詩・独白006/6/26 10:09
泣いているよ436自由詩2*06/6/26 9:19
雨になった男山崎 風雅自由詩3*06/6/26 7:50
*早夏賦*かおる自由詩10*06/6/26 7:46
Star Ship恋月 ぴの自由詩30*06/6/26 7:38
つぶやき もどる砂木自由詩5*06/6/26 7:19
デートじゃ駄目ですかプル式自由詩3*06/6/26 6:28
雨の日自由詩7*06/6/26 6:23
ぱぺぽ自由詩3*06/6/26 6:14
出会ってしまった僕たちは宙空 心自由詩4*06/6/26 5:24
妖精ヨルノテガム自由詩306/6/26 3:14
禅 迅 即 攻影山影司自由詩006/6/26 2:53
再生むらさき自由詩3*06/6/26 1:43
夜の世界の片隅でKj自由詩3*06/6/26 1:37
コルクみたく自由詩206/6/26 1:05
傷痕むくげ携帯写真+...206/6/26 0:42
diside完食自由詩206/6/26 0:40
おおいぬのふぐり黒花自由詩2*06/6/26 0:36
closed,and霜天自由詩606/6/26 0:23
自由なさようならをぶらさげて藤原有絵自由詩6*06/6/26 0:19
赤かった完食自由詩206/6/25 23:56
午前二時のベランダシャーロット自由詩206/6/25 23:53
スローライフANN自由詩206/6/25 23:34
火葬蒼木りん未詩・独白606/6/25 23:30
ふたたびの雨岡部淳太郎未詩・独白5*06/6/25 23:19
梅雨はまだ明けない海月自由詩2*06/6/25 23:12
モノからの逆襲智之自由詩006/6/25 23:10
疼くのは朽木 裕散文(批評...2*06/6/25 22:43

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加筆訂正:
Star Ship/恋月 ぴの[06/6/26 11:17]
波打つ→泡立つ
かわいい彼女が言うかわいいこと/逢坂桜[06/6/26 5:56]
ちょっと修正
6.82sec.