雨があらいながしてくれる
空をかけめぐる
あんな想い
こんな想い
みんな
きみの足元へと
流れおち
小川となって
いつか
あの人の
小川とめ ...
孤独と
孤立、の構造って
多分
光学異性体 みたいなものね』
台詞を、
あっさりと置き去りにした彼女は
いーちゃんって 鏡ね』
と、評して
孤独を携帯に写し取った
最 ...
夏に凍てつく
雨は胸をこして硝子玉になる
抱いている
空のように抱えきれない空を
わたしのてのひらも腕も
骨になり粉になり空中に舞った
雨は風鈴の匂い
哀しい ...
撃ち落す
画面
落下
すると
何も書いていていない真っ白なポスターが
街中にあふれ
ついで、一斉に剥がれ落
ち
白いものは激しく
...
むせかえる 肌の匂いで 妄想す
うなぎより 冷麺よりも かきごおり(苺)
いい年の 君のうなじに あせもでき
束の間の 癒しの時間 雨宿り
花細工 萎びてもなお 花細工
...
時の羽ばたきが 瞼をかすめる
世界中どこを漂泊しても立ち位置が無い
空隙だらけの足もと 定まらない重心
目を閉じて大地に寝転ぶと
それがわかってくる
透明な午後 風は光り
丘は彼方 ...
夏の野は風の{ルビ恋歌=マドリガル}
花摘みの少女は一心に
草のまにまに漂っていた
白い花ひとつ{ルビ挿頭=かざし}にして
赤い裳裾をしめらせながら
濃厚な夏の匂いがたちこめる
姫百合の花 ...
風邪をひいた
こんな日は
あなたに傍にいてほしい
でも多分
傍でいたら
風邪うつっちゃうよね?
...
空は青く澄んでいた
雲は白く大きかった
鳥は軽く自由だった
木々は柔らかくしなっていた
草花はたくましく美しかった
大地は遠く円くたいらだった
海は穏やかに荒々しく
...
街十夜である
さびしさのかたまりとぶつかりあう
場所
たいしたことないと
みんなが強がり
たいしたことないと
みんなが慰め合い
たいしたことないと
これくらいどうにでも ...
ぼくは詩を書きたい
あるべき姿は
あるべき所に立ってこそ
あるべき姿になる
今日もまた
朝の散歩をしていると
風鈴に出会いました
林の中に風鈴が落ちていたので
そっと持 ...
さようなら消えてゆく
それがきっと正しいことだと思います
次第に濃くなる緑
車の窓から乗り出して空を仰いだ
みっともないからやめれくれ
知らない
あなたはあたしの何を知っている
きっとあ ...
※この詩は、下の行から上の行へと読んでください。
全ての水は蒸発し 消えて無くなってしまうのである
〇〇がどう在るべきかを 考えていかなければ
それを霊的な目線で あなたがた ...
させられて 触れたわけじゃなくて
あきずに続けただけの ことだから
だらしなく つっかけて
ぼろぼろの 噛み癖
気の毒なんて
言われないし
悲嘆は
花さえ開くことを望めば
...
彼女は黒ばかり着ているから
人間や動物たちの死があたりまえになってしまって
だから そんな事にはもう何も思わなくなったんじゃないかな。
きっと世界中の冷たく湿った重たい空気や
薄暗くて不幸 ...
合いたくて
合いたくて
閉じ篭る傷のような胸、を震わす、脈拍という水音は
水面に似た、例えば窓に合いたくて
合いたくて
開きたての傷のような喉、を震わす、息という泡は
水面に似 ...
ピアニカみたいな切ない言葉を
水遊びの様にきらきらと紡ぎ
気ままに踊るダンスみたいに
つかみ所のない夢を本気で追いかけ
無邪気に笑って泣く貴方が住んでいるのは
とても貧しい小さな家でした。
...
誰かが願いを架けた流れ星
零れ落ちる涙は頬を伝い
張り裂けそうな胸を必死に抱きしめて
あの人だけはあの人だけは
祈りを捧げるロザリオ
誰に向けるでもない悲しみは
キミに襲いかかる弾幕の ...
誰も知らない顔をして
通り過ぎていく君の強さ
夏の制服の薄いシャツから伝わる
淡い匂い 淡い声 淡い想い
すべてが溶け込んだような
プールの塩素の匂い
もう過ぎてしまった七夕は ...
念いを広げ
理想を高くし
希望を被る
それらに一番
近づけるであろう
ひととき
そして
希望から這い出し
理想を足下へ
想いを折り曲げる
それらとしかし
...
音を求めたい
乾いた喉を潤す様に
音を求めたい
でも、音は溢れかえってて
一瞬の静寂じゃ足りなくて
音を掴みたい
形が分かる程しっかりと
音を掴みたい
でも、色んな音と絡み ...
ギラギラ輝く太陽
川原の公園の草原の上で
日光浴をする
純白な太陽
透き通る青空
真珠色の雲
緑に輝く草原
天を舞うひばり
太陽は容赦無く肌を焦がす
...
この世界は醜い
しかしそれ故に美しい
破壊と創造を繰り返し
完全に滅ぶのを待ってる
限られた時間だからこそ
壊れると知っているから
その時々が愛しい
切ない
恐ろしい
お互い ...
願いをかけた
あの瞬間は排斥
磨耗した言葉が
軋んで悲鳴をあげているわ
オジョウサン
ソレ
コトバノムダヅカイ
くるり廻って転回な展開
はっぴー七夕でい
こそ ...
コマ落としに明けてゆく 早まわしの夜
幽かに 白みはじめたハイウエーを
落下しつづける、
光景。
轟音とともに 猛烈な勢いで迫る、
アスファルトの 帯
無表情な連続と相まって
...
{引用=題なんて散漫すぎてつけられぬ
三十一文字の宇宙へ捧ぐ}
レプリカのゲルニカを敷きつめた部屋で健やかに生き呼吸している
...
もう
やめようと思うんだ
あとから
あとから継ぎ足して
言い訳ばかりが増えていく
関係代名詞のような生き方
気が付けばいつも
人の輪から外れて
天井の繋ぎ目に向けて
煙を吹きかけている
そういう姿を晒していると
大抵誰かが僕が思う事と
逆側の意図を感じるのだから
存在が掻き消えている間 ...
雨の後には、薄い煙のような街で
君はすっかりと拡散してしまっている
夏は暑すぎて
僕らは重すぎて
渡るつり橋はどこにも見当たらない
この粒の一つひとつが
誰かのため、になっていく
昨 ...
君の命の{ルビ燈=ともしび}は
絶えることなく燃えるだろう
たとえ僕というカンテラが
君の前から
消えたとしても
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
想い川
七尾きよし
自由詩
5*
06/6/30 19:14
孤独の必然性
士狼(銀)
自由詩
7*
06/6/30 18:08
たけぶ空
つきのいし.
自由詩
10
06/6/30 17:23
白撃
ふるる
自由詩
8*
06/6/30 17:23
初夏のほころび
由香
俳句
12*
06/6/30 15:54
水生のキオク
水無瀬 咲耶
自由詩
11*
06/6/30 15:53
姫百合野
石瀬琳々
自由詩
12*
06/6/30 15:05
マスク。
蒼
自由詩
2*
06/6/30 14:52
「もっと広く感じるんだ」
ベンジャミン
自由詩
8*
06/6/30 14:00
街
民
自由詩
6*
06/6/30 13:31
ぽえむ君−風鈴−
ぽえむ君
自由詩
5*
06/6/30 12:03
消えてゆく
春日響
自由詩
1
06/6/30 11:33
一時の気の迷い
狩心
自由詩
3*
06/6/30 10:30
暗さの解釈
砂木
自由詩
12*
06/6/30 7:02
誰かの台詞
tibet
自由詩
3*
06/6/30 4:37
薄荷飛行
A道化
自由詩
4
06/6/30 4:37
暖かい話
プル式
自由詩
5*
06/6/30 4:13
水先案内人-Canopus-
AKiHiC...
自由詩
4*
06/6/30 3:55
追いつけないよ。
プル式
自由詩
15*
06/6/30 3:08
それじゃあ の後に続く言葉
FUBAR
自由詩
1*
06/6/30 2:45
静寂
癸
自由詩
2
06/6/30 2:44
今時の梅雨
山崎 風雅
自由詩
4*
06/6/30 2:05
the beautiful world
宙空 心
自由詩
1*
06/6/30 2:03
七夕でい
藤原有絵
自由詩
5*
06/6/30 1:50
その光景 ☆
atsuch...
自由詩
3*
06/6/30 1:18
三十一文字の宇宙へ捧ぐ
たたたろろろ...
短歌
8*
06/6/30 0:55
関係代名詞のような生き方
uminek...
自由詩
7*
06/6/30 0:49
溶けかけのアイスクリーム
松本 卓也
自由詩
2*
06/6/30 0:39
融和
霜天
自由詩
5
06/6/30 0:39
燈
宙空 心
自由詩
0
06/6/30 0:36
6141
6142
6143
6144
6145
6146
6147
6148
6149
6150
6151
6152
6153
6154
6155
6156
6157
6158
6159
6160
6161
6162
6163
6164
6165
6166
6167
6168
6169
6170
6171
6172
6173
6174
6175
6176
6177
6178
6179
6180
6181
加筆訂正:
母さんにありがとうと言いたい
/
美味
[06/6/30 12:59]
それぞれのタイトルを書き足しました。
その光景 ☆
/
atsuchan69
[06/6/30 12:42]
修正しまくり、どうかお許しを。
6.58sec.