一人ぼっちの夜
涙を流しながら
月を眺めている
カーテンの風音

欠けているものがある
満たされない想い
枕を抱きしめて
寝転がる。

疲れた一杯を
一気に流し込み
欲望に満ち ....
)喰うまいぞ
喰うまいぞ
僕を苦しめた
鬼の様相、切り取られた
碧いフォルム
その血 孕まれた
赤い、その面
雨がふる
雨がふるぞ
むしゃぶりつくす餓鬼
とどろな ....
多くの人が私を支えてくれる
多くの人が私を助けてくれる
大変な事も多いけど
良い事も大変多いな

もう耐える事ができなくなって
来ている。
おしっこをちびりそうな
そんな感じです。
 ....
  きいてね。
  きいたこと、あってもね。
  うるさいだろうけど、ね。
  ねぇ、きいてね。



  きいてね。
  その耳たぶでね。
  もっと奥のほう、
  まごころ ....
風に裏切られ
風に助けられ

風に煽られ
風に愛され

風に踊らされ
風に守られ

風に蹴られ
風に勇気付けられ

風に泣いて
風に抱きしめられる

 ....
土曜日、
彼女を連れて、落語会に行く。
昼夜ぶっつづけの会だったので、
初めて行くには、ちょっと、
ヘヴィだったかもしれないが、
まあ、
行きたいっていうんだから、
知ったことか。
と ....
お疲れさま♪

優しく声をかけたいのだけど
つい嫌味な言葉なんかを付け加えてしまう

どうしてなのかな

額に汗かいて努力したのはあなただし
わたしは洗い物とかしながら眺めていただけ
 ....
3月18日
かかりつけの産婦人科にて、妊娠していることが発覚した。
5週2日だった。

エコー写真に写る、虫みたいな黒い影。
「これが胎嚢です」と、聞いたとき、
診察台の上で
鼻を膨らま ....
{画像=110515043203.jpg}

ぼくは夕方の景色が好きだ
建物に夕日が当たって輝き出す

 ( と直ぐに )

周辺の空気が藍色に染まり出す

 ( それでもまだ ) ....
こころの中に 
一つの家を建てよう 

どんなに激しい嵐にも 
どんなに揺れる地震にも 
決して消えることの無い、一つの家を 

地面に膝を落とす、日も 
涙の絞り落ちる、夜も  
 ....
父親の圧迫骨折が悪化して 
日々の介護の不安に 
瞳を曇らせたまま 
嫁さんが布団に入った深夜に 

密かな寝息をたてはじめた寝顔を 
そっとみつめて、心配事の全てを
癒してあげたいと思 ....
今も変わらず
お前は其処に 在るのだけれど
私はお前の開き方を忘れてしまった
お前と語らう固有の光のような言葉を話せなくなった

お前は其処に今も 居るのだけれど
「こんなに……!」という ....
♂「いいか。一度しか言わないから よく聴けよ。」

♀「ええ。」

♂「おまえのことが... 好きだ。」

♀「えっ? なんて?」


♂「・・・。 いいか。一度しか言わないから よ ....

小料理屋の前で
ミャアミャア鳴くお前は
「リアル招き猫か!」と
心の中で突っ込んでは惚けてみた

あの凍てつく日から
平日の朝は日課のように
小料理屋の前を守っているんだ

夜 ....
私はもう、おんなでいたくないのです



夜中になる前に、
私がまずすることは
夜の空気に右腕を入れること
ぐるぐると掻き混ぜると私と化学反応をおこすので、そこでゲル状にな ....
{画像=080524153641.jpg}

話した途端に、あ痛ぇ、失敗したなんてありませんか? 言わなきゃよかった言葉を吐き出してから失敗に気が付く。

もう取り消せないけど、コチンって落ち ....
どうやらあなたの思惑どおりだよ
森口さん
俺は失敗してしまったようだ
いつもみつめていたのはこうなる事を予想していたのか
それとも こうなれと
思っていたのか
とにかく ふと、 ....
」四角い箱の中からラマダンが飛び出してきて
曇り後に必ずや晴れ
それは / お祈りがあるから絶食するのだろう
明日って思うとたまらなく憂鬱だ
食べるために働けとか
社会のため ....
目の前にある一杯のぐい呑みに溢れた
桜政宗の燗酒をぐいと飲み干す

その傍らには酒の肴の赤身のマグロと
今日一日の痼(しこ)り
プルンと小鉢に鎮座して、
それを箸先で舐め
全てを忘れる切 ....
張り裂けそうな胸を抱えたままで
整然とした街を歩いていく
君を失ったからではなく
単に空っぽな未来を想って
痛むこの胸がつらくて
知らないうちに奥歯を噛みしめている

若者たちが集まって ....
AといえばA

されど

BといえばB
お前ら死ねよ。
っていう朝。俺は午前二時過ぎにようやく眠れて午前五時に起きた。朝飯を準備して作った、お前ら死ねよ。
俺は医者に家に居る限りでは悪化していく一方でしょうと言われまあ我慢に我慢 ....
(ひとりぼっちがいいね
)と呟いたのは 星に煌めくみち潮が月に帰るころだった 。
先の見えないまま
夢を頼りに口ずさんでいた。

(今日も夜がさびしいね
)と呟くのは 陽を浴びて ....
カルヴァンクラインの
エタニティという
香水の匂いがした

夕暮れ前の下町で

前を走る
自転車の奥さんは
推定四十歳前

最近できた
あのお洒落なマンションの
住 ....
人の想いがみえないから
私は詩なんてわからない

風景の中に文字があり
はぁとがみしりと音をたて
言わなくちゃ
と走り出すから

とんと並べ
とんとん並べ
あいうえお
って脳が認 ....
  まんまるい
  月の照る夜に
  凍てた川を跨ぎ
  去ってしまった者へ



  まんまるい
  陽の照る朝に
  そこらじゅうの鏡に
  閉ざされた思いへ



 ....
いつも心はピュアに
いつも心は正しく
いつも心は透明に
いつも心は優しく

人の為に身を尽くし
心を尽くし、大切にする。
心が通じ合う。
心が一つになる。

冗談を言って
秘密を ....
 詩の批評らしき散文は、現代詩フォーラムは当然のこととして、あらゆる詩の投稿サイトでは当然のこととして、返信という形や独立の散文という形で投稿されております。
 詩の批評的なものはほんの一言の感想か ....
心の隙間を埋めるように
むさぼった、みんなで
流れていく
体内を巡る液体に同化して

それでも
蒸発していくの

たばこの煙
汚い笑い声

何もかもバカみたいで
染みていくアル ....
ほりたてきりかぶ
けずってつまもう
あまくておいしい
さしみでくおうか
かわごとむしやき
たきこみごはん
てんぷらとさに

こならのもりでは
あみがさたけ
ふしておげめよ
ほめた ....
森の猫さんのおすすめリスト(2657)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ナハト- ペポパン ...自由詩5*11-5-19
鬼面- アラガイ ...自由詩2*11-5-19
年だけは取りたくないね- ペポパン ...自由詩3*11-5-18
ね。- 草野春心自由詩17*11-5-18
- subaru★自由詩3*11-5-17
朝帰り- はだいろ自由詩411-5-16
深紫のひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*11-5-16
2011年3月18日- 壺内モモ ...自由詩411-5-16
夕方、公園のベンチで_/_もう1つの生が始まる- beebee自由詩1411-5-15
こころの家_- 服部 剛自由詩711-5-14
夫婦まじしゃん_- 服部 剛自由詩311-5-14
- きりえし ...自由詩411-5-14
ラブストーリー_告白- 北大路京 ...自由詩11*11-5-12
野良猫チャトラン(仮名)- subaru★自由詩7*11-5-12
わたしはおんなでいたくないのです- ゆるこ自由詩711-5-12
言葉が石英だったら- beebee散文(批評 ...12*11-5-12
森口さん- アラガイ ...自由詩2*11-5-12
愚痴- アラガイ ...自由詩3*11-5-11
ぐい呑み- ……とあ ...自由詩17*11-5-10
暴動、そしてヒグマの影- 真山義一 ...自由詩2811-5-10
- 殿上 童自由詩9*11-5-10
それだけ。- 榊 慧散文(批評 ...211-5-9
_スーちゃん- アラガイ ...自由詩3*11-5-8
エタニティ- 小川 葉自由詩711-5-7
小さな行進- 朧月自由詩411-5-7
まんまる- 草野春心自由詩8*11-5-6
善意- ペポパン ...自由詩4*11-5-6
詩の批評と題する散文批判- ……とあ ...散文(批評 ...7+*11-5-6
冷めていく夜- AquArium自由詩311-5-5
はるのごちそう- 黒い翼自由詩1*11-5-5

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