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それが単純な答えなら、
「愛などない」
それが単純な答えなら、ぼくはラズベリーになろう
それも間違いないさ。


わすれてみよう



涙ぐんだ水晶にそっと白い布を掛ける。
死ん ....
ネオテニーだったんだそいつ、って元恋人が言うところをマーメイドはみつめる
マーメイド
ネオテニーなんだマーメイド
かわいいかわいいマーメイド
そうしてセックスさせられ死んでいく
マーメイドは ....
なんの病気
か忘れた
よ。


肺炎か

ウニ

私も
好きです
病院

味噌汁
は家

比べて薄かったでしょう

ウニが
好き
なのは

だけ ....
 「俺は自分が青や緑やとにかく寒色のものを着ると、ただ具合が悪そうな人に見えるということに十八歳になった日に思い知らされたんだよ。」
その日に赤いセーター二枚も買ったんだ。

 十七歳も今思えば ....
牢屋、牢屋、続くよ。
行き先知らずバスに乗って三百円払って続いていました。昔から。そのもっと昔から。昔から。昔という字は好きではない。大して鉛筆で書かない字。俺はね。
続くよ続くよ続くよ。好きじゃ ....
俺がなんで高校進学っていうものに十五歳の時に耐えられたかというと「TATOO」があったからである。人なんていなかったし詩なんてもっと無意味だった。みなさんみたく。

中三の三学期に試験勉強は一切せ ....
みんなしてみんなして朝いらないと言ってくれたら消えるのかなあ

また夜だいらないんだよ夜とか、また燃やすのを忘れたじゃないか

泣き喚くキシリトールのガムを噛む何の足しにもならなかったね

 ....
足などというものなどは蹴るために素足あたためラブホテル出る

生ぬるき水道水を飲むグラスただの水とは思わずに飲む

ボトルの形が変わったお茶などのペットボトルに年月あるか

防水のプラスチ ....
「その若社長ってのが避妊前提だったのに生でやりやがったんだよ。あとで一万円プラスでもらったけど。」
「性病ちゃんと検査しろよお前。」
「多分ないけどね。」
その後彼と生で致した。射精は口で受け止 ....
「電気」


しびれない電気とかで良いからさこの傷口からセザンヌおくれ

二徹目の午前八時に誰もいないおれの電線電気はどこにも



「白線」


白線もない道に建つ懐石の料理 ....
短歌共作


題「花」(大羽 左膳)

明日死ぬのに花を摘むのは不条理ですか君と出会った君の罪だよ(る)
咲くまいと疲れてしまった僕たちは悲しみの中の徒花だろう(る)

どくだみの花の ....
数々の産褥の果てに成就した呪いを包みこむように祈る赤い赤い
赤い世界に枯れ葉の落ちる落ちる腐り落ちる
嘆きのキスを吐き出して誰かに抱かれにゆくそれは
埋める埋め続ける腐り落ちる祈りはうずめる
 ....
これもまた一つの機械と思わせる眠れぬ夜に目線を下ろし

田の寂しときに帰省し眺めればハローワークに行かぬ案山子が

一本の矢の如くにアキレスを、あのアキレス腱を、刺せ目線!

むきだしの意 ....
わだつみの声よ示せよその教え、遠くに見える鱶を眺めて

弾丸は砕くものだとこそ思へこぶしは何をするものだろう

もの言わぬ虫けらどもの歩み寄るそれを見ながら反抗するは。

オリオン ....
おとといきのう俺はちょっとキレていた感がある。
そして次回の診察日は八月三十一日水曜日なのに昨日の八月二十二日月曜日に病院に行ってきた。美術教室は普通に朝からあったのだけれど行きたくても行けなかった ....
世の人は自分も含め生まれつきマゾヒストかと哲学しては

かつお節みたく体を削りたくなる日に見つめ、エゴン・シーレの。

いなくなれ、いなくなれよと繰り返し、午前三時の新聞ことり。

手首か ....
「褒められたりすれば単純に嬉しい。」
*





俺は共感とか理解とかこのままずっとされないんではないだろうかな、でもそれって多分普通なんだろうな、なあ。トーはそう思ったからそう口 ....
「茄子のおひたしってやっぱショウガ醤油にかぎるな。」
「うん」
「ショウガって偉大だな。」
「うん」
「俺、さっきバームクーヘン食べちゃってさあ、なんか収まり悪い」
「トー、」
 ....
病院、今日診断書出すとか聞いてなかった、ってかもう2ヶ月くらい「書類持ってきてください」「お預かりしますね」から経ってたからどうせ今日もない、と思ってたら、出された。

クズだクズだと最初 ....
都合のいいやつで甘んずる
そいつを俺は女王様と呼んでいる。



足の細さ
と、腰の細さ、
きをつけるのだよ
脱いだらたいていひどいんだ
足と、
ウエスト、
以外

けど ....
最近、ぐだぐださが、よりいっそう重いです。

美術教室であまり集中出来なかったり意識が飛んだり(解離)、
しないといけないことはたくさんあって、したいことも一応ある。
のに。

自己嫌 ....
お前ら死ねよ。
っていう朝。俺は午前二時過ぎにようやく眠れて午前五時に起きた。朝飯を準備して作った、お前ら死ねよ。
俺は医者に家に居る限りでは悪化していく一方でしょうと言われまあ我慢に我慢 ....
はい死にたいです。
死にたいのを我慢してます
はい
死にたいです。
いらいら激しいです
荒れてます
無論態度出してません
死にたいです
剃刀の近くで寝てるんですが今日薬とかケース買 ....
「もずくがたべたい。もずくをうどん出汁に入れて食いたい。」
「作ったよ。」
「ありがとう。」
全部一人芝居。そんな問答。


「死ぬしかないんだよ。それはわかりきってるんだよ。」
罵 ....
森の猫さんの榊 慧さんおすすめリスト(24)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
20120624Sun- 榊 慧自由詩612-6-26
- 榊 慧自由詩212-6-14
四年- 榊 慧自由詩312-1-12
十八歳の犬- 榊 慧散文(批評 ...1212-1-3
にんじん- 榊 慧散文(批評 ...311-12-16
彫師になりたい- 榊 慧散文(批評 ...311-11-23
何かのエトセトラ- 榊 慧短歌311-11-19
ヌード撮影_2011.9.9- 榊 慧短歌6*11-10-6
睡眠しようとする者ども- 榊 慧散文(批評 ...1*11-9-24
「電気」「白線」「信号」「映像」「桜桃」の短歌- 榊 慧短歌2*11-9-22
「花」「5(ファイブ)」2011.9.10・9.14- 榊 慧短歌3*11-9-14
おちるおちる- 榊 慧自由詩3*11-9-9
「十六歳・最後の優等生」五(2010〜2010)- 榊 慧短歌411-9-2
「十六歳・最後の優等生」四(2010〜2010)- 榊 慧短歌3*11-8-26
八月二十三日火曜日- 榊 慧散文(批評 ...311-8-23
「十六歳・最後の優等生」三(2010〜2010)- 榊 慧短歌4*11-8-22
現実の話- 榊 慧散文(批評 ...311-8-14
いつのまにか八月がそこ。- 榊 慧散文(批評 ...3*11-7-28
今日の絶望。- 榊 慧散文(批評 ...211-7-8
夏の日って。- 榊 慧自由詩211-6-28
ヒマラヤ。- 榊 慧散文(批評 ...311-6-19
それだけ。- 榊 慧散文(批評 ...211-5-9
2011/5/2_早朝- 榊 慧散文(批評 ...211-5-2
もずくと藻屑- 榊 慧散文(批評 ...111-4-26

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