熱い骨が
体を包む
瞳に移る灰褐色は
悪戯に
空気を
変える

首を
キューッと
それで
私はドコまでも行けるの
例えば
愛の果てまでも

たっつんが
そんな事するなって ....
べつに、
41年間、彼女ができなかったけれど、
孤独なんて感じたことがない。

これも、おそらくは、
逆説で、
じつは、
孤独を感じないようなにんげんだから、
彼女ができなかったの ....
もっと触りたい
ふわふわの領域を
もっと抱きしめたい
ふわふわの範疇を

手のひらから沁み込んだ
もふもふは一気に
視床下部まで駆け上ると
セロトニンの波に乗って
第3肋骨の裏側に潜んだ
「不」のつ ....
ある日70メートル離れて後を付いてゆく 。
ボルカ氏の散歩は奇妙だが目的地はちゃんとわかっているつもりだ 。

ゴチャゴチャした秋葉原の街。ぐるぐるとまるで空っ風のように旋毛曲がりに通り ....
月が好きだということは

ひかりが好きだということです

太陽みたいにどぎつくなくて

月にあたってやわらかく

はねかえってくるひかり

そんなひかりが好きなのです


緑 ....
支えとしての音を失って
私は迷うと思ったが
踏み出す足の先は
同じなんだとわかった

空間を歩く
私は心細いけど
それは なにかがないせいでなく
だれかが いないせいでもない

ど ....
縦横無尽に うちのチャリ

それがすべてよ マイワールド

五里霧中なんかじゃないんだからね


 
潮風に吹かれながら

手をつないで歩く

少し寒いけど 「温かい」と言葉を交わしながら

月夜に浮かぶあなたの顔は

言いようも無く 笑ってる

僕の人生ではあらわせない笑顔

 ....
 あんなにも忙しくぼくの脚はうごいていたのに
 それいじょうに
 踏みしめていたものの方が素早いなんて
 なので、いつまで此処にいられるか
 ぼくはじっさい
 心もとない気分です
 ....
絡み合う2匹の軟体動物さながら愛し合う
舌と舌とが唾液を攪拌しながら弾かせる
無声子音の破裂音
こうやってお前を吸い込み食べちゃいたいよと
賞味し合う前菜じみた聖餐の
静かな咀嚼音

そ ....
天空の城からは何でも見えると言う

善行も悪行も
喜びも哀しみも
愛も憎悪も

でも天空の城は何もしない
ただ『目』なのだ

だから
僕が生きようが
僕が死のうが

ただじっ ....
「箱」

部屋の中で降る雨
窓はもはや絵画
三角錐の頂上はそれほど高くはなく
そこはとても四角だった

誰かしらの手がきっかけで
箱は隙間を許し
本棚は本棚に
テレビは音を放ち
 ....
何かしら対価を見出したので愛するんだと思う
男のひとなら性欲の捌け口だとか

下心で膨らんだ股間を隠し
君だけを愛しているなんて恥ずかしくないのかな

女のひとだとしたら
無性に巣篭もり ....
神経が
決定的にジーザスで
傷付けるから
投稿を止す
雨上がりはなつかしい果物の匂いがする。ポケットからひとつ取り出してみる
小さな白い球体は瞬く間に羽ばたきながら何処かに飛んでいった 。

君の胸はまったく空っぽで、 手垢だらけのハンカチ ....
暗闇から
じっと見つめる
二つの赤い光

凶人の目か
野獣の目か

心を見透かす光
僕はもう丸裸さ

好きにするがいい
僕には爪も牙もない
逃げ出す翼もない

優しさのひと ....
あの夏の終わり
それぞれの心に鍵をかけて
僕らは別れた
積み重ねた思い出は
壊すことも
ましてや忘れることもできなかったから
鍵をかけて封じ込めるしかなかった

ふたりで泣いて
さよ ....
通り沿いにガラス張り
湯島のちいさな洒落たカフェ ペグ
オーナーの娘だろうか店員女性にときめくわたしは
「おはようございます。玄関マットの交換です!」
の発声加減については役者なみだ

マ ....
湿った薄い乳白色をぶちまけた
希薄な空を透かして
柔らかで頼りない日差しが
射し込んできている

激しく荒れていた海は凪いで
波濤は遙か沖合に退いていった

濡れた砂浜に腰を下ろして
 ....
太古から続く深蒼

空は海を染め
海は空を映す

繰り返す命の歴史
繰り返す君の名前

空と海を結ぶドルフィンジャンプ
僕と君を繋ぐテレフォンコール

離れているようで
すぐそ ....
さよならの 帰りぎわまで一緒だね
分かれ道さゑ なければいいのに

近いのに 果てなく遠い君の距離
手さゑ繋げぬ 透きとおる白

寒空に 冴えた月が凍てついて
 ....
人類は実に
新たな生命の存在を
吐き気でもって知るのだ
吐き気でもって

つわりは悪阻と書く
なるほど悪詛に違いない
ふしだらに股を開き快楽に耽溺した
メスザルへのささやかなる天罰か
 ....
群青に鏡のかがやき

月がさやかだ

どこかで

女のからだがたわめられている


せつない幻聴

かなしみを幻視

ただれている

むね疼かせる

透視?妄想?嫉妬?

泣きそうになりながら泣いてい ....
毎日ドレスアップの君
太陽ばかり見つめて
恋文を鳥に運ばせている

片想いの僕は
君の肩に触れることも出来ず
届かない詩を綴って

ときおり零れる
君の涙を
掬ってみるだけだ
お兄ちゃんは アッキー
妹は あっちゅ

ふたりとも「あ」から はじまる

あっちゅの舌たらずを
利発で達者な女の子にかまわれて
いつのまにか ついていたあだ名
「あっちゅ」

語 ....
セックスがゴールと信じきっていた











だけど何でだ?何で苦しい?












 ....
過去はなんのためにできるの?
私の歩いてきた時間は消えればいい
風景は残らなくていい
明日さえあればいい

悲しい気持ち風船にして
飛ばす空は想いでいっぱい
ぶつかるから落下してくる
 ....
愛されていないから
悪ぶっているのだ
などとは
二股の枝が裂けてもいえないな
悪だから
ワルなんだよ

立ったままなのに
寝転んでいるような気がする
耳の奥で冬間近の電線が
風切る ....
 
 
ははおやとまちがえて
だきついてくる

こどものからだから
わたしのからだへ

ちがかけめぐり
ひとつになると

おぼえている
こどものからだだったころを
 
 
き、みが、くれたもの。
し、ろい、さんだる。
そ、とを、あるいても、
あ、しが、いたくないよ。

き、みが、くれたもの。
あ、かい、てぶくろ。
ゆ、きのなか、ころ ....
森の猫さんのおすすめリスト(2657)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ボーンズ- Oz自由詩110-11-25
41億光年の孤独- はだいろ自由詩410-11-24
もふもふ- nonya携帯写真+ ...12*10-11-24
ボルカ氏の散歩- アラガイ ...自由詩4*10-11-24
ひかり- 吉岡ペペ ...自由詩810-11-23
あいらぶゆう- 朧月自由詩510-11-23
マイワールド- 殿上 童自由詩11*10-11-23
夜のさんぽ- 短角牛自由詩410-11-23
きせつにサヨウナラをして- 石川敬大自由詩22*10-11-23
《楽典》_粘膜上皮- salco自由詩8*10-11-23
天空の城- うずら豆自由詩3*10-11-22
Ten_days_of_blue__1/4- 瑠王自由詩410-11-22
愛するひと- 恋月 ぴ ...自由詩31+*10-11-22
今日の荒んだ気分でキーを叩いたら僕はきっと顔も知らない君を傷 ...- TAT短歌3*10-11-22
ボルカ氏のポケット- アラガイ ...自由詩3*10-11-22
赤い夜- うずら豆自由詩3*10-11-22
もう一度- ミスフラ ...自由詩6*10-11-22
PEG- 乾 加津 ...自由詩15*10-11-22
そのあとで- kauz ...自由詩3*10-11-22
深蒼- うずら豆自由詩5*10-11-21
あなたにあゑえてよかった- 西日 茜短歌4*10-11-21
つわる- salco自由詩9*10-11-21
鏡のかがやき- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...410-11-20
- 乱太郎携帯写真+ ...1610-11-20
あっちゅ(改訂)- 鵜飼千代 ...自由詩14*10-11-20
初号機が暴走する理由- TAT短歌2*10-11-19
水鏡- 朧月自由詩310-11-18
十一月の窓- オイタル自由詩4*10-11-18
こどものからだ- 小川 葉自由詩110-11-18
きみがくれたもの- xxxxxxxxx自由詩110-11-18

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