はげしい頭は孤立して
手段ははしる

さわさわ濁ったざわざわを
電話線に流して
コンビニでおかゆ買って
食べて吐いて食べて
笑って吐いて

さらったあなたを冷蔵庫に保存した
刺身は2日
牛乳は1週間
 ....
母の声も
父の声も 私自身の声でさえ
今の私に必要ないと
そう判断した私のからだ

冬の風の中
地面にしがみつく雑草と
同じように首をすくめて立っています

認めるって
すでにある ....
金曜日の夜
窓をそっとあけてタオルを干しました 。
墨色の空を見上げ
ねむれないのは星と僕だけだと、 知りました 。

遠く離れたあなたの淋しさを思うとき
冷たいコップの ....
ドライヤーで髪がさらさらになった

ボタンがあって押すとイオンがでるやつだ

見えないイオン

温風だって見えるわけではない

でも現象としては

髪はさらさらに乾いている

 ....
(三日月
貧乏だな
詩人って
(満月)しょうがないね
詩人だから
月 でも
食おうよ
幻に/眠るから
(夢

半分)





 ....
コーヒーを飲んだら
窓の無いラブホテルに行って
セックスをしてから
朝を迎えよう
何て言えば
笑うかな

吉祥寺の街に突っ立って

あの頃の日々を過ごしていた時は
その暗い海を死ぬ ....
姉は夜更け過ぎに
YUKI(源氏名)へと変わるだろう
Silent night
Holy night

きっと客は来ない
メールしまくっても
誰も反応しない
Silent night
 ....
クリスマス・イヴ、閨房のひと時
カップルに素敵なイルミネーションのご提案です
LEDのペン型ライト又は読書用スタンドを御用意下さい
先端部をくるむのは衛生上また安全上、
ポリ袋よりコンドームが ....
三千世界の一世界

ぼくと君との前世は

こっちの世界でいうとこの

天使と悪魔の二極化で 天使と悪魔に別れてた

神と魔王を頂点に ふたつの階級ピラミッド  



ぼく ....
酒を飲みたい
一杯の酒を
酒をくれなきゃ死んでやる
酒を飲みたい
一杯の酒を
酒をくれなきゃ泣いてやる
酒を飲みたい
一杯の酒を
酒が無くなりゃ寝てしまう

酒が喉を通る時
今日 ....
 いくつもの
 ヒルとヨルとを重ねあわせた
 一枚の都市の風景画と
 そこのみで生きる人物が描かれているとして
 かれは
 どこのマチカドを
 いくど
 折れまがり
 バス ....
京阪の
始発に乗って
冬の朝
オープン日の出
吐く息は白、、、、













 ....


抱きしめたい
曇り空をかきわけるように
オレンジ色のまくが下りるまで
待てない

息をきらしながら未定を刈り取れば
武蔵野にひろがる葦は枯れ
アオサギにつ ....
真っ赤な お鼻は、呑んでるし・る・し〜♪
焼酎片手に〜 テレビと喋る〜♪

不景気といえど やっぱボーナス出たら、嬉しいなぁ

初ボーナス♪

久しぶりに贅沢して、美味しいものでも食べよ ....
何処にでも
在る
言葉の塵

散らかしては
掃除する
片隅に追いやっては
在った事さえ
忘れてしまっている

でも

ひとつ

忘れられない
捨てられない

指輪に嵌めて

ひとつだけ

あなたからの ....


誰しもが寝静まる夜中にひとり風呂に浸かるわたし
それは
ぼんやりと黄色い灯りにきらきら輝く夢の粒をみるわたし

薄汚れた鏡に張りついた滴のわたしが不幸に見えるのは、もう一人の ....
あたくしの声は透明すぎて 家族にも 誰にも 届か無い
届くのは貴女の耳だけ……。

あたくしの心は透明すぎて 直ぐ 感情に染まってしまうんですの
今は 貴女への 真紅の愛情のみ……。

あ ....
そのとき僕は飛んでいたんだ


とおく に いけた


もはや翼は食いちぎられ

澱んだ泥水の中でもがいている

あのとき


とおく に いっていたなら


穏やかな ....
やけくそになるいがい

じぶんをつなぎとめることはできなかった

だからそれをみてやるために

いちばんみじめなことをしようとしている

たとえばおまえのドアノブに

オリーブオイ ....
京阪の
始発に乗って
冬の朝
オープン日の出
吐く息は白、、、、






















 ....
寂しいね
寂しいね

人恋しくて
寂しいね

人か好きなんだ
人を信じたいんだ

寂しいね
でも
嬉しいね

これから人と沢山出会えるってことだから
あの頃もケント今もケント



















 ....
生きる事イコールそれは痛む事ひとりぼっちで苦しむ事だ 温められた皿が食卓に置かれている
「私を彩って。そして汚して…。」と
上気した白さで語りかけてくる
アンティパストでは物足りないと言いたげな光沢で
ゆるやかなフォルムの輪郭を際立たせている
 ....
ゾウさんの鼻先あたり
あるべきものが無いというか
腰の高さでぐるっとフェンスに囲われていた

ご丁寧にも幼い好奇心を遮るシートまでかぶせてある

わざわざペットを囲いのなかへ入れて
おし ....
ねぇ
あの島の海燕の卵を捕りにゆくから銃を貸してよ
登れない/切り立った崖の/そのまた崖の窪みに巣はあるから
自動小銃で煩い親鳥を乱射してやるの
海燕の卵なんて食べたことない ....


クリスマスが近くなり、トイレに塞ぎ込めばつい考えてしまう
洋酒のラベルを見ると!クリスマス ! とは言わずに !レミオロメン !と言う奴がいた 。
気前はよかったが、おかしなこ ....
中二のころ収容所から脱走した

それを手引きする職員たちがいた

彼らは所内の精神科医と組んでいて

じぶんたちの理想を僕を使って実現しようとしていた?

理想といっても収容所に限る世界

ボーリング ....
東の空はまだ蒼く
冷たい鼻先に白い息がかかる
ゆっくりと明けながら
低気圧は姿をかえ
霞む、冬の朝は、ふたりの渇いた喉をきらしてゆく

/傷んだ髪の刺を擦るように /  ....
月にいちど血の塊を産む
生まれなかった卵と一緒にトイレに流す
私の体は痛む
痛みは臍の下から生まれて体中に(つま先までつま先まで)
それは生まれなかった卵の為に
じんじん じんじんと

 ....
森の猫さんのおすすめリスト(2651)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
泣かない女- 阿ト理恵自由詩10*10-12-18
それぞれに冬- 朧月自由詩210-12-18
遠_聲- アラガイ ...自由詩7+*10-12-18
イオンや風- 吉岡ペペ ...自由詩510-12-18
月詩人- アラガイ ...自由詩4*10-12-18
新宿にあるあの店のコーヒーを飲みに行こう- 虹村 凌自由詩5*10-12-17
大船キャバクラ嬢物語- 花形新次自由詩3*10-12-17
ルミナリエのご提案- salco自由詩5*10-12-16
前世は_悪魔の音楽家- 北大路京 ...自由詩12*10-12-16
アル中ぶるーす- ……とあ ...自由詩4+*10-12-16
戦場の外れにあるコーヒーショップで- 石川敬大自由詩13*10-12-16
風俗嬢のうた- TAT短歌3*10-12-15
NOW- アラガイ ...自由詩3*10-12-15
赤い服の取り立て屋- 北大路京 ...自由詩13*10-12-15
言の葉- 乱太郎携帯写真+ ...16*10-12-15
ダイヤモンドは朝に眠る- アラガイ ...自由詩6*10-12-15
箱入りお嬢- 水穏(み ...自由詩1*10-12-15
遥かなYesterday- うずら豆自由詩2*10-12-14
やけくそ- 吉岡ペペ ...自由詩410-12-14
風俗嬢のうた- TAT短歌2+*10-12-14
人恋し- うずら豆自由詩3*10-12-14
あと煙草の106番をひとつ下さい- TAT自由詩2*10-12-14
ひとりでできるもん- TAT短歌6*10-12-13
メインディッシュ- 渡 ひろ ...自由詩19*10-12-13
砂上のひと- 恋月 ぴ ...自由詩1910-12-13
海燕の巣- アラガイ ...自由詩3*10-12-12
レミーマルタン- アラガイ ...自由詩1*10-12-12
脱走- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...410-12-12
冬のサボテン- アラガイ ...自由詩4*10-12-12
しっぽのついたいのち- とんぼ自由詩1610-12-12

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