101002


寝違えた球根を2分割するばお
左から右へと
流水の勢いに呆れかえるばをは
をたけびをするたびに
クシャミが止まらない
心地よいエコーから ....
いくときは

ただ乱暴におっぱいつかみ

真っ白になって死ぬ

真っ白になって死ぬ
まぁ僕の近隣にゃ誰も現代詩フォーラムにログインする人は居ないだろうし

『あれ?これってあの人?』ってなる危険性も無いだ ....
女を抱きたい気分でもなく
ただ、見ていたい
風がセピア色
入道雲の思い出
「バニラスカイ」を見て
あなたはどう思った?
彼女の言葉を思い出す
力を失った男が
荒野をさすらう時
相棒は ....
有楽町で吐き出されるとホームには、冷えた焼肉の匂いがながれていた。

あたりは、群青だとかすみれいろの狭い空を背にした明かりのついたビルばかりだ。

この懐かしさはなんであろう。(私は暫く)ホ ....
久々に
キスをしました
久々に
君は照れ、かつ笑ってました
にんげんが痛みを知ったとき

他の動物たちは

それ見たことかと

手をたたいた

森の聖人がリスやキツネに

『見ていてごらん。彼等は今に誤りに気付き ....
今日はいやな日だった。
いやな日をつくるのは、
いやな人だ。
どうしてあんなに、まわり、
いやな人ばかりなのだろう。


引き寄せのなんとかなんて信じない。
ぼくのこころが、
 ....
貴方は

振り返らずに

行ってしまった

私の未練を

振り返らずに

行ってしまった
 
青の敷布には

愛し愛されるふたりによって

波もようができていた

それはまるで

遠くから眺める海のようだった


波は変化してやまないはずなのに

青い革にできた皺を見 ....
赤い月夜の森の中を
恋人達が無言に行く
凍った大気と闇の道を
二人は抱き合って行く
抱き上げられた女は
男の肩に頭を預け
柔らかに目を伏せて
その温かさに耳を着け
胸の鼓動を感じている ....
埋めてください
私の重たい脚を

埋めてください
私の拙い相槌を

埋めてください
私の荒んだ眼を

埋めてください
あの子の笑顔を

埋めてください
埋めてください
死にそうな真夜中過ぎのローソンで
『彼氏居ますか?』某店員に
                        100927

いやらしいことを言ってはいけません
するなんてもってのほかです
くだらないことが大好きなB介くん
自分のことを言っているのだ ....
沼田城址公園の猫

その猫はチャトラ
顔は大きいが痩せていて
バランスが無い。
愛想が頗る良いが、下品ではない。
飼い猫にしては痩せている。
野良であろうか がっついてる。

のっそ ....
不意に雨
どしゃ降り抜けて
チェックイン
タオルをくれた
フロントの君
ウクレレに悲しい唄をうたわせて鍵を掛けたね 冬のはじまり さようなら ただそれだけを繰り返すために頼んだレモンティーの味

さよならを窓にうつして発車する 出会いと別れがこの中にある

宇宙食がいっぱいあればいいのにね きっとどこかへ行けちゃうのにね ....
泣いちゃいけないよ
幸せが逃げるから
泣かないでいたなら
幸せはくるの?

逃げちゃあいけないよ
終わりがこないから
逃げないでいたなら
終わりはくるの?

私でいても
私でいな ....
熱いってそりゃーそーだよこんなにも熱があるのにオレを頼れよ まだ疼く頬を

撫でる君の白い手が

現を奪う接吻の間に

消えてしまわぬよう

握る手を探す

夢を見ていた
 
「貴女はご自分に酔っていらっしゃるのです」


思いがけない言葉に顔を上げた
彼は静かに私を見つめて煙草に火をつけた


(どういうこと?)


いぶかしげな眼差しの私に彼 ....
私から勉強を取ったら
何も残らない。
私から努力を取ったら
何も残らない。

私から純粋を取ったら
何も残らない。
私から正直を取ったら
何も残らない。

私から優しさを取ったら
 ....
煙草もアルコールもやらない
女もやらない。
ギャンブルもしない。
高い買い物もしない。
ただ強い人間関係を求める。

自分は好きだ
人間も好きだ
選民意識はある
エリート意識もある。 ....
俺思うんだ
死神って奴は男だろうか
女だろうか
一度パンツ脱がせてみてやりたいな
まあるいきれいなお尻でも
真ん中にかわいいちょうちんぶらぶらさせてても興奮するんじゃないかって ....
切り裂かれた風は哭いた

撫でてくれるものも無く

抱き締めてくれるものも無く

切り裂かれた風は哭いた

僕は

聞いているしか無かった
 
少女人形はされるがまま

時には優しく抱きしめられ
時には激しく凌辱される

でも少女人形は
何も言わない
何も言えない

ただただ
ご主人様のなすがまま

栗の花の匂いのする ....
儀式

コーヒーを流し込む
渋谷の街を全部呑み込む
港湾色のコーヒーがギザギザの胃壁を伝い落ち
私は今日をぶっ殺す


台本

渋谷は巨大な映画館だ
白昼からセックスの匂いがプン ....
過ぎてゆく時間に
恨みさえ覚えて
「焦らないで」
君の言葉に耳も貸さずに
駅のプラットホームから
飛び降りるチャンスを伺っていた

こんな夜空が
あったんだ
月の出る
星の夜が
 ....
何時か

大空を羽ばたく為に

夜鷹は羽根を売り続けた

何時かを夢見て

何時かを信じて
 
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