円形のものだけを集めるの
手当たり次第
だって終わりがないでしょ
新しいものだって
古いものだって
すべて円形
それで充分
そうして輪っかの上
いるだけで
何も必要ないでしょ

 ....
 
昨日 私は死にました

幻のような現実の中で

現実の様な夢の中で

美しいほど あっけなく

それでも

苦しみは未だ続いている
 
思えばめぐまれすぎていた

ないものなんてなかった

わざとないふりしてるくらいだった

だからおまえのしたいことなんか

切実にかんがえることがなかったんだ

うしなうくらいなら ....
ビルディングに
夕陽が飛び火して
鉄とコンクリートに
ほんのひととき
しょっぱい血が通った

ビルディングの
かりそめの心臓が
眩し過ぎたから
思わず目を細めて
微笑んだような顔をした

夕焼けが
 ....
禁断の実を食べたのでした

僕らはよく笑う高校生でした
僕らはよく悩む高校生でした

ああ、でも赤い実を食べたばっかりに
帆船の入った瓶のように
海は小さくおさまって
ポケットの中で眠 ....
今日獲物はなんでしょう
ネタを探して待ち構えています 。
「精子は溜まれば吐き出され溜まらなくても精子は搾りだされる。」
これまでに無駄死にさせた精子のこと考えたら 怖くて ....
濁りのない
青と薄い白雲
朝だよ
あなたへ
かなしいこと
和らげてあげたい
この景色を贈ります
あなたへ
生きているから
感じる朝だよ
やわいお月様なら
あたしの気持ちわかるよね
言いたくない言葉なんて
言わなくてもわかってね

昼間のあたしいやになって
朝のあたしはわすれた
夜のあたしはいてもいいの?
お月様 こたえ ....
   五感がはたらく
   浅い水溜りと分厚い雲の間で
   体に纏わりつく
   甘い匂いと濡れた風の中で
   紫陽花を手折る
   カタツムリを殺す
   隠された傘の中で
  ....
最後まで ありえなかった 性交も 初恋に似る 28の碑 目の前で
人が血を流すのを見ると
自らの肉体が滅びる
と感じるくせに
ブラウン管の向こうに
押し込められた命の破片を
せんべいを食べながら
眺めることが出来る僕


死ぬか ....
 入浴(4)

今日も黙っていたのに
妻は頭と体を洗ってくれた
心の中で歌を歌った
愛の歌を

妻は看護婦をしている
月に40万円以上も儲ける
僕は10万の収入
僕たちはとっても仲 ....
{引用=1986年版}
 背骨が痛い 

背骨が痛い、背骨がイタイ、セボネがイタイ
コシボネがイタイ
{ルビYou=腰} {ルビtoo=痛}?
犬にも生理痛があるかしら
尾を立てて嗅ぎ回 ....
手さえ握られたことないのに

あれは高校二年生の今頃だったか
「あの子ってやりまんらしいよ」
そんなあらぬ噂を言いふらされたことがある

誰かしら噂になっているなと感づいていたけど
まさ ....


潮風が運んできた
君の幻
もう振り向かない
そう決めた僕だったが
君も背中しか見せようとしない
熱い砂地は
思い出を焦がし
人魚になろうとしている
君がいる
僕は産まれるまえからエロ事師だった 。
その名はクレマシス 。
いまでも覚えている。
テレビの踊り子をじっと見てたとき、思わず口から 「カタクなったぁ!」 と ウィンナーのようなオチ ....
君と口づけを交わすことはもうない



さよならを言うこともできない
夜からは逃げられない
街に降り注ぐ  煙草の吸いガラの雨からも
見上げて立ち止まる人の  夢を汚す

雨からは逃げられない
傘を差してすれ違うときの  憂うつなドラマからも
なぐさめにもな ....
けっこんできなければ

わかれなければならない

それはだれから

おしえてもらうことなのだろう

彼女から?

彼女の友人から?

おれの妻から?

おれのこどもからか? ....
からすは海をわたる新開地で暮らしています

近くに海があっても泳げません

桟橋があっても泳げません

魚は暮らせても泳げません

浮き輪をつけても泳げません

水着にな ....
宇宙はぼくらを試すことがない

あらゆる事象は試練などではない

この愛をつづかせようとすることに

なにかひとつ肯定的なものさえあれば

たとえばそう

風わたる空に揺れる

 ....
ひみつにしたい約束を
空に隠そう
星と星の間にあずけてゆく

どうしたの ってきかない
あなたの後ろ
黙って歩いて ふふ と笑う

増えるひみつの数だけ
ウタガイをもつものと
決め ....
他人の同情を引く
そんなゆとりがあるのなら
もう大丈夫
輝いてる月の価値
消えそうに潤む月の価値観

僕は潤む月を見ながら自分を重ねていくのだ

儚くも消え行く身と思うならば
いっそ輝いて消えるのか
いつの間にか消えているのかは

今 月 ....
あんたはカスカス

うちはスカスカ

ふたりそろおて、ほな、さいなら
言葉の尿を浴び 割れ目の瞳をこく線
飛び上がりたがるぜ 勘だけ舌の雨
わかるな わからない わかるな わからない 

振り乱せ髪 ぴぽぱぽ
衣文掛けがゆらゆら育つ

まわる かまう わか ....
すごく大切で
だけど近づけない

だから大事なもの

いつも手の中にあるわけじゃない
だから大事なもの

考えて色々やってみる
だけど見返りなど全くない
寂しい
 ....
あんなことこんなこととかあったねと笑いたいけどまだ無理かもね


つい先日わかったことだ板チョコは二人で分けたほうがおいしい


日曜はカレーの日って決まってて玉ねぎ相手に痛み分け ....
優しさの詰まった袋があったら
ひとつでいいから分けてほしい

哀しみの詰まった袋があったら
僕の哀しみも入れてほしい

沢山の傷と
少しだけの笑顔

僕の人生の袋には
何が詰まって ....
それが一日で終わるなら
(一年に忘れ)
一年をともにするなら
(十年は思い出すだろう)



捨てたのですね
思い出を
あした詩人が
なん ....
森の猫さんのおすすめリスト(2657)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
circle- 瑠王自由詩4*10-9-15
幻現- 徘徊メガ ...自由詩110-9-15
お花畑- 吉岡ペペ ...自由詩510-9-15
夕陽ビルディング- nonya携帯写真+ ...12*10-9-15
赤い果実- 瑠王自由詩8*10-9-15
てろりすた- アラガイ ...自由詩3*10-9-15
あなたにおくる朝- 朧月自由詩4+10-9-14
やわい月- 朧月自由詩110-9-14
秘め事- トワ自由詩210-9-14
なし- 森本隼短歌110-9-14
死ぬわけない- 寒雪自由詩210-9-14
入浴(4)- 生田 稔自由詩510-9-14
出血大サービス24YEARS_BELOW(尾籠)- salco自由詩7*10-9-13
水際のひと- 恋月 ぴ ...自由詩19*10-9-13
- 乱太郎携帯写真+ ...12*10-9-13
ではクレマシスがなぜ生まれたのか- アラガイ ...自由詩3*10-9-13
君と口づけを交わすことはもうない- 自由詩1*10-9-12
ミラー- Akari Chika自由詩2*10-9-12
それはだれからおしえてもらうことなのだろう- 吉岡ペペ ...自由詩410-9-12
海岸線哀歌(えれじぃ)- アラガイ ...自由詩4*10-9-12
ほんとうに試練なのか- 吉岡ペペ ...自由詩310-9-12
星の夜- 朧月自由詩310-9-12
不幸自慢- 寒雪自由詩210-9-12
潤む月- maumi自由詩6*10-9-12
さいなら- 殿上 童自由詩12*10-9-12
そうせいのあせ- 十二支蝶自由詩110-9-11
大事なもの- maumi自由詩2*10-9-11
土曜日はひとりで梅酒- 苅田由枝短歌9*10-9-11
袋の中には- うずら豆自由詩310-9-11
深いねむり- アラガイ ...自由詩4*10-9-11

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