ふたりで歩けばいつも

楽しいこともせつないことも沢山あった

もうここを

誰かと歩きたいとは思わない


霧のなかのフェアウェイをゆく

ラフの方の木々が幻想的だった

 ....
冷静を取り戻し
風邪と向き合う
安い香水の匂い
シャンプーの香

ムスクは嫌いなんだな
雄叫びボーカルからの脱皮
歌詞を噛み締める。
音程をはずさない。

芸術は心
伝えたい事
 ....
夜空のまえに宇宙です

茫漠がしんしんと降り積みます

オリオンか

雨か

分からぬほどに酔っています

あなたは黄いろが好きなのです


おばあさんのベッド

窓ガラ ....
いのちまで取られやしない

いのちのお陰で好きでいられる

さあ来いよ

ぼくはあなたのライオンになる


淋しいのも悲しいのも平気

慣れてしまえばこんなもの

胸のしびれ ....
おまえらあのときもここにおったんか

公園の遊具や木々に話し掛けそうになる

あの地震のときは震えたりしたんか

そんな不遜な言葉を投げ掛けそうになる

セシウム、テルル、ストロンチウム

キセノン、 ....
  君からの
  たっての願いだった
  僕は右手で黒ボールペンを握り
  左手で君の口を開き
  頬の内側の
  赤く柔らかな肉の上に
  文字を刻んでゆく
  インクがつくは ....
渋谷で夕食にした
友人はペスカトーレのセットと生
私はアスパラガスとウニのトマトクリームを頼んだ
隣の若いカップルは今しも席を立つところ
突き当たりにはインド系のカップル
パキスタン人かも知 ....
 
抱き合うより

見つめ合いたい

そんなお年ごろ


 
夢とか希望って軽々しく口にしてはいけないよね

これでも恋わずらいなんだろうか
鬱陶しさに心は暗く沈んでしまっているけど

なんだか身体は心模様とはうらはらに
不思議と元気みなぎっている
 ....
「ド−ナッツ」

ドミノ倒しの疲労感
帰ってはベッドへ真っ先に
忙しかったご報告

どこまで
転がりつづける
仕事場とマイホ−ムの
同じ顔した四角いダイス

取りあえず
甘いエネルギー源補給と
三日 ....
嘘を書いたりするのは

あなたの気をひきたいからと

ぼくのスキルを伴った方法だ


あなたを見つけて以来書いてきた

四千個くらい書いてきた

集中とバランスとスピードを手にした


嘘を書いたりす ....
睫毛が燃える

目の前で煌々と

美しい光景だ

眼球の溶ける痛みと引き換えに

美しい光景だ
 
今朝

息子を起こすと

たんぽぽの詩を書いている夢を見ていたのだと言う

息子はつめたい目をして宙をにらんでいる

どんな詩だったのかは思い出せないのか

それとも説明するのがめ ....
こどもが出来たみたいだ

みたいだと言うのもおかしいけれど

ふしぎなものだ

ぜんぶが静かに収束してゆく気がする

震災のときも

いちばん最初につながったのは

そのあとも

なんどもなんどもつな ....
「敵を捜せ」

有るが儘を主張するために
 
小さい頃ママに
この匂いは何って聞いて
キンモクセイを知った

それは秋で
僕の生まれた季節で
嬉しいなって思った

ママなんて呼び方
ありえないって思う時には
もうママは天に召さ ....
 

電話が鳴る
慌てて冷蔵庫の扉を開ける
受話器が耳に冷たい

+

電話が鳴る
慌てて冷蔵庫の扉を開ける
外はすっかり夏のようだ

+

電話が鳴る
慌てて電話機と冷 ....
私は息詰まり行きどまりそうになり

どうしようもなくなったときに

小指を鉛筆削りの中に入れ

小指に繋がれた色々な糸と一緒に削ってしまう

それがいいことではないとわかっていながらも ....
 
そらにはりつく ひしゃく星

すくっておくれよ

ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り


 
君が押し花してくれた
葉もつけてくれた
すぐに覚えられた

これを見ると
君を思い出す。
結婚を諦めた
そう言った君を
思い出す。

君は入院してしまった。
家族はバラバラになり ....
ゆうちゃんは無口な転校生だった

四年生の春に
ぼくのクラスにやってきた
ゆうちゃんと、ぼくは
なぜか気があって放課後はいつも一緒にあそんだ

がっこうは友だちできへんからきらいや。
 ....
品川のホテルに泊まった
行き詰まると、ときどき、
安いビジネスホテルに泊まる
もてなされている感じが、癒される
「癒される」なんて言葉、
いま初めて使ってみました。

ホテルの一階のレス ....
私は、暴漢の胸に
人一人殺すこと、容易い
恨みを込めに込めて磨いた
白銀の刃を、突き立てている
そして、見計らっていた時の訪れ
肋骨の狭間に、ナイフを埋め始めた
じわり、じわりと

そ ....
つよく握りしめていた 
拳を、そっと開いてみる 

この掌は、いつのまに 
透き通ったひかりの泉が湧いてくる 
不思議な器になっていた 
憂うつな顔をして目玉焼きを食べているぼくの目の前にも
化粧を落としたきみの寝息が聞こえてくるような気がする
きみの犬を探しはじめて二週間
駅の裏までやって来たけど広すぎて何もみえない
 ....
しばらく会えませんが元気ですか

秋が深まりますね

ストーカーは退治しましたか


僕は限りなく透明に拡がって行きます

埼玉古墳群のお店であなたに勾玉を買いました

内勤にな ....
ふうわりとした優しさを想ってせつなくなりました

花火のように夜空に打ち上がりたいのです


仕事帰りにバイクを駐めて観てました

鴻巣の花火大会でした


彼女も対岸で車を駐めて ....
ティールーム 星をひとさじ入れ混ぜて ひとくち 甘い、苦い、甘い


切り口から こぼれ落ちるのはビーズです ぽろぽろころころ 赤赤赤赤


夏が来る 迫る暑さと怖い日々 日に照らして ....
いつものように、
秋葉原のケンタへ寄ってから、病院へ行った。
携帯ショップの前で、
いかにも秋葉原風の中太りの男性が、店のキャンギャルと、
スーツの店員に、なんか、クレームをつけていた。
 ....
ほっこり埼玉古墳群をあるいていた

歴女の可愛いのがいた

当然ナンパ


アクセサリーを買ってあげた

逆なんされる可能性のない不細工は

こうして愛にいそしむのだ


 ....
森の猫さんのおすすめリスト(2657)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ふたりで歩けば- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...511-11-7
永遠の想い- ペポパン ...自由詩3*11-11-6
お月さま- 吉岡ペペ ...自由詩611-11-5
胸のしびれ- 吉岡ペペ ...自由詩511-11-4
嘘っぽい光- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-11-3
聖域- 草野春心自由詩5*11-11-2
出て来ない- salco自由詩12+*11-11-1
お年ごろ- 殿上 童自由詩18*11-11-1
交わすひと- 恋月 ぴ ...自由詩2611-10-31
ド−ナッツ- 乱太郎携帯写真+ ...14*11-10-30
- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...311-10-30
何も犠牲にしない私には- 徘徊メガ ...自由詩511-10-28
たんぽぽの詩- 吉岡ペペ ...自由詩1111-10-28
前進- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...611-10-27
諸悪の根源- 徘徊メガ ...自由詩111-10-26
きんもくせい- ささやま ...自由詩14*11-10-23
電話が鳴る- たもつ自由詩311-10-22
鉛筆削りの使い方- 灰泥軽茶自由詩4*11-10-20
ひしゃく星- 殿上 童自由詩17*11-10-19
にちにち草- ペポパン ...自由詩8*11-10-18
陽だまり_2011- たま自由詩37*11-10-18
いきぬきの女- はだいろ自由詩611-10-12
鈴の音- 雪路自由詩411-10-12
掌の器- 服部 剛自由詩611-10-11
捜索者- アラガイ ...自由詩7*11-10-11
愛する君に- 梅昆布茶自由詩4+11-10-10
花火- 梅昆布茶自由詩311-10-9
ビーズ- やや短歌2*11-10-9
キチガイの楽園- はだいろ自由詩411-10-8
詩人になんかなれない- 梅昆布茶自由詩311-10-8

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