すでに川は
平坦な静けさの原野にひとを集めて橋をつくり
横たわる大蛇の骸であったから
サンタクルス
ナザレ海岸の大西洋の落日を眼鏡に映して
修羅のあゆみはヨーロッ ....
上手に絵を描こうとしても
それが思い通りにならないように
ある夜夢の中で素敵な未来を見てしまったら
現実的な未来を考えることは
遥かに遠い星に辿り着こうとすることに似ている
誰にも約 ....
〈好き〉ってなんだろうね
*
わたしってさ
誰かを〈好き〉なったことってあるのかな
〈好き〉ってね
愛しているとは違うし
意外と精神的なものだったりして
Like ....
夢は起きたらさめちゃうの?
さめちゃったらナカッタコトになっちゃうの?
気分で ノリで
うん
わかってるよ
嘘じゃないのも
ほんとじゃないのも
あんたなんか ....
はい死にたいです。
死にたいのを我慢してます
はい
死にたいです。
いらいら激しいです
荒れてます
無論態度出してません
死にたいです
剃刀の近くで寝てるんですが今日薬とかケース買 ....
アナル、いわゆる肛門の奥には
秘密のスイッチがあって
それを押すと
あの町に行ける
真っ赤な部屋を抜けると
あの町、独特のモノクロの世界
娼婦の塔
高架を走る思い出
そして、涙に濡 ....
澄んだ水にウチは住めぬ
これだけは言っとくよ
by ウチ
仕事帰りに街を歩けば
赤い灯青い灯夕闇を照らす。
裏通り馴染みの
一杯飲み屋に
そこに
今日を捨てに行く。
そこでぼくは
ひたすら喋りながら
呑み続ける。そしたら
なんだか偉 ....
『ハロー、ハル』/川村 透さん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=113655
「詩は災禍を前に無力である」と感じてしまうような4月のある
....
見えない分だけ
気になって
意識して
会えない分だけ
遠ざかって
離れてて
知らない分だけ
想像してて
考えてて
知ってる分だけ
薄れてって
忘れてて
知らない ....
君が覚えていることを、僕が忘れてしまった。
君に話したいことがたくさんあった。
僕の記憶に残った、わずかな空白。
ずっと、ずっと溜めて大事にしてたんだ。
確かにここにあったんだ。
で ....
その日の記録。
宮城県沿岸部某市内,内陸部にある職場にいた。
ちょうど子供らは午前中で解散。仕事区切りをねぎらう昼食会の担当になっていたので,予約してあった菓子と飲み物を店に受け取りに行っ ....
....
高校生活のころ
湿気高い、と書く癖で
わたしの詩だと読みあてた人は
乾というキザなネームが合わなくておかしいと笑う
貴方には才能があります
がんばってください
一晩中ふるえてか ....
ちちがぼくを
からかうと
いじめられた
きがしたので
ははにあまえると
いそがしそうなので
おばあちゃんの
へやにいく
あまったるい
おかしをくれた
....
取り越し苦労の
くたびれもうけ
風邪ですと言われた。
精神的なものと思っていた。
整腸剤出しておきます!
4日間の処方箋だった。
最近睡眠が悪くて
困っています。
地震のせいで ....
野に咲いていた
赤い花を
むしんにむしっていた娘に
わたしは言った
かわいそう
花さん、いたいいたい
白い花さん、いたいいたい
赤い花さんも、いたいいたい
....
「もずくがたべたい。もずくをうどん出汁に入れて食いたい。」
「作ったよ。」
「ありがとう。」
全部一人芝居。そんな問答。
「死ぬしかないんだよ。それはわかりきってるんだよ。」
罵 ....
神様を信じない
だけど道がふたつあったとして
救いのある方へ
ふりわけられたとき
感謝してしまう
私にも
なにかできるということかな
神様いるのなら
今日はありがとう
....
あの子にもらった 最初のメール
携帯電話を鞄の奥深くに沈めて
鞄を膝の上で固く抱きかかえて
午後十一時過ぎの 快速列車にもたれる
子供の頃に
家族みんなで大阪で遊んだときの ....
{画像=110425205426.jpg}
*
あの日
とおく過ぎ去ったあの日
想い出はいまもあるのかな
あなたの胸に
*
あの日
苦しくなるくらいまで ....
見知らぬ誰かの刃を使って
見知らぬ誰かを傷つける
それは強さではない
邪悪とも言ってやれない
阿呆というのだ
自分自身の刃というものは ....
2008年4月、初めてこの店を訪れた
「嗚呼、もっと早く気付いてれば、自分の人生も変わってただろうなあ…」
朗読喫茶…まるで都会のオアシス…
学生の街・高田馬場で、1996年の9月から15年近く ....
ゆっくり坂を下りて行くと通りにぶつかる。
そんな場所で君と出会えたら
僕は何を言って良いか分からないが
でも、とても気分の良い一日が過ごせると思う。
難しいことなんか考える必要はなくて
....
4月の終わりの草たちに
さくらの花びらが数枚のっている
地上186センチから
この地方都市を見つめている
そのよこには惑星
この星の
この眺めを伝えている
孤独とは引き合う引力の法則の ....
君に好きっていった
公園で好きっていった
自転車を押しながら好きっていった
手をつなぎながら好きっていった
キスしながら好きっていった
キスしなくても好きっていった
太陽のしたで好 ....
愛はある
愛は重力のようなものだ
引力と遠心力と慣性の力
愛はある
愛は力だ
引き合う力と離れてゆく力と包み込まれた力
愛はある
重力とおなじくらいある
....
あなたを泣かせたい
そんな意地悪な気持ちがわいてくる
だって
あなたのことで
こんなに心がざわめくから
いっそ
あなたを泣かせたい
だいっきらいと伝えて
だけど
あなたが私のこと ....
青空が昨日までの
薄汚れて黒ずんだ
自らの皮膚を脱ぎ捨てて
新しい明日を迎えようと
両手をパノラマの
端から端まで伸ばしている
春になると一斉に
その体全身を花で包み
....
極め付きは米山くんの死だった 。
例によって蛇口から滴り落ちる水が八分音符を刻んでいる 。
片隅の椅子に座ったまま
ひっそりと蝋燭を灯したような薄暗い部屋のなかで
女はむき出しの ....
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