すべてのおすすめ
もはや言葉というものに絶望してしまったよ
錆びきった弾丸のように鼓膜や網膜を貫いた

傷付けてもいいものに傷を付けて
見えない針を張り巡らせていく

貴方は何処の誰なのか答えようとはしない ....
天上界のドキュメンタリー番組
天使たちの頂点に立つマリア様がスタッフにあるビデオを見せてくれた。
「これは人間の現世での行いを記録したビデオなの
人間の死語に回収して魂を裁判に掛けるための判断材 ....
君さえいれば何もいらない
そんな風にはきっと思わない
君がいたってお腹は空くし
もっともっと君が欲しくなる

確かめてみたいだなんて思わない
僅かな可能性に全てを託して
何もかも失ってし ....
掌の上に文字を書いた
追いかけやすいようゆっくりと
今日はどんなおとぎ話?
無邪気な顔して笑ってる

生まれつき体が悪い
ヘレンはいつもベッドの上
空の青さを見てみたいと
無邪気な言葉 ....
週末仕事で新潟へ行く
風の噂で耳にした話
久々に聞いた貴方の名前

ずっと消せずに残していた
メールアドレスに期待を込めて
無茶なことお願いしてみたんだ

「高崎駅でずっと待ってる
 ....
窓を叩く水滴の音
静かな部屋に溢れて
今は遠い場所で暮らしてる
貴方を思い出した

インスタントコーヒー
寂しさに慣れたつもりの
強がりで震える心を
優しく溶かして

会いたい時に ....
停泊中のフェリー
汽笛を鳴らし動き出す
運河を越えて大海原へ

波に流されることなく
様々思いをその身に携え
水平線の遥かその先へ

乗り越えられない夜があって
置き去りになった思い ....
獅子に道聞き右には狼
一気に散り散り危機一髪存外に
堂々と理想を挑もうと恐れ多き
技師に師事し律儀に今豪快に
凛々しい理知に帰し響きに嬉々せよ

とにかく歌って来いや

見 ....
俄雨が降って
花畑みたいになった
横断歩道には
色とりどりのアンブレラ

脳天気な僕は
駆け込んだビルの陰
当てもなく雨宿り

くだらない話や
他愛ない日々に押され ....
落とした財布はきっと見つからない
無くした財布は諦めるしかない


一体どこで無くしたんだろう
最後に使った記憶のある場所から
心当たりある場所は一通り探したのに
警察からもいまだ連絡は ....
35646歩

35647歩

気が遠くなるほどの数を数えながら
ひたすら階段を上り続けている

誰もいなくなった放課後で
開かないはずの扉を開けた
そしてこの世界に迷い込んだ

 ....
「探さないでください」
そう書き記された置き手紙は
彼の心境を静かに物語っていた

そこからいなくなることで
初めて存在が知られるというのは
忘れられるよりはるかに寂しい

空っぽにな ....
君が抱える悲しみと
僕が抱える喜びを
ほんの少しだけ交換しよう

君が笑っていると僕は嬉しい
君が泣いていると僕は寂しい
理由はたったそれだけだよ

涙を流す時は一人じゃいけないよ
 ....
ふとした瞬間に口ずさむ歌がある



桜並木道

夏の浜辺

満月の夜

大雪の庭

振り返ってみれば
いつだって僕の側には歌があった



埃にまみれた音楽の教科書 ....
眠れない夜
詩が書きたくなった
誰かに伝えたいわけじゃない
誰かに存在を知って欲しくなった

S・O・S
愛だの世界だの大口叩いてはみたけれど
正体はただの寂しがりやなんです


 ....
不器用なほど優しい君は
人よりも多く涙を流す
その滴を拭うこともできず
僕は何度も唇を噛み締めた

武装した人々で溢れる町
妥協・諦め・偽り・無関心
履き違えた強さを抱えて
一体何と戦 ....
銃声が鳴り響いたもんだから
運動会でも始まったのかと思い
颯爽とクラウチングスタートを決めたんだ

だけど走ってきたのは兵隊さんで
銃口をこちらに向けるもんだから
慌てて草群に逃 ....
あふれてくるよ
書きたいことが
洪水のように

『超伝導』

『日記療法』

『窓辺の決意』

何を書こうかな?
どれから書こうかな?
温存していた言葉達に
早く日の目を当て ....
猛吹雪

夏なのに

真っ白け

景色の方?

頭の方?

何も見えない

何も見たくない

頭脳回路をシャットアウト

浮いてる?

そうかもね。



 ....
屋台の行列と祭囃子
利根川の水面が映し出す宵闇

藍色の浴衣と広島風お好み焼き
袋の中で呼吸する金魚


やがて遠くの方から花火が上がると
人々は一斉に夜空を見上げる
不意に懐かしく ....
運命にまた見離されたよ
乾いた空にかき消された願い

本当は君が一番辛いはずなのにね
笑った顔が痛いくらい胸に突き刺さる

優しさを切り売りして同情を買って
商売上手だけが生き残る社会
 ....
リセット





寝坊しないように目覚ましを三つ用意して
約束の時間に間に合うように
彼女の家まで車を走らせた
「あれ?もしかしてピアス代えた?」
「そうだよ!よく気付いたね!」 ....
ちょいとそこのお嬢さん
浮かない顔してどうしたの?
一曲歌って差し上げましょうか?

野暮なことは聞いたりしないよ
ワンコイン入れてくれるだけで
好きな曲を歌ってあげるよ
ある程度のリク ....
朝食は最近抜いてばかりです
睡眠の方を優先させたいんです
鏡も見ないで髪をセットします
時間はあるのに駅まで走ってしまいます

満員電車の窓に映る姿が
自分じゃないような気がしま ....
休む間もないバイトのシフト
朝から晩までタイトなスケジュール
単調に繰り返す毎日の中で
青空が呼ぶ声がしたんだ

理由なんて必要ないよ
後から書き足せば問題ない

今風の合 ....
生まれた時から存在するものは
当たり前にあると感じてしまう
あおあおと茂る緑の大地も
いつまでも続くと思ってしまう

だけど激しい雨が降り
容赦なく花を枯らすだろう
だから忘 ....
眠る前心が不安になるのは
無意識に闇を恐れているから
このまま夜に取り残されれば
僕の世界の時間は止まる

今日まで大きな怪我も無く
平穏な日々を繋いでこれたけど
神様は時に ....
公園のブランコが濡れている
灰色の空が水溜まりに映っている
飛沫を上げて走り去った車に
靴下の中までびしょ濡れ

今頃君はなにしているのかな


あれは確か去年の6月
ち ....
今までたくさんの詩を読んで
そこからいろいろなことを感じて
詩を書いてみたいと思い立ち
様々な詩を書いてきました

書いたからには
読んでもらいたい
認めてもらいたい
そう思うのはいけ ....
カラオケ帰りの深夜二時
車を止めてエンジンを切ると
無音の空間が一面に広がり
取り残されたような気分になった

駐車場から歩いていると
自分の足音がはっきりと聞こえた
その時 ....
beebeeさんの1486 106さんおすすめリスト(55)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
荒れ地に立つ- 1486 106自由詩314-10-8
天使の薬- 1486 106自由詩114-9-17
君がいないなら- 1486 106自由詩214-7-26
ヘレン- 1486 106自由詩112-8-30
高崎駅- 1486 106自由詩312-8-24
雨降り- 1486 106自由詩112-8-1
運河- 1486 106自由詩612-7-15
ミソラ- 1486 106自由詩2*12-7-12
天気予報- 1486 106自由詩212-3-5
財布- 1486 106自由詩1*08-10-13
異次元- 1486 106自由詩3*08-10-7
行方不明- 1486 106自由詩1*08-10-5
- 1486 106自由詩4*08-9-17
童謡- 1486 106自由詩2*08-9-5
眠れない夜- 1486 106自由詩21*08-8-3
無防備- 1486 106自由詩6*08-8-2
赤色夜叉- 1486 106自由詩5*08-7-26
あふれてくる- 1486 106自由詩2*08-7-24
ホワイトアウト- 1486 106自由詩1*08-7-23
花火- 1486 106自由詩3*08-7-22
クレイジーワールドにミサイルをぶっ放す- 1486 106自由詩2*08-7-19
ゲーム- 1486 106自由詩5*08-7-9
コインロッカー- 1486 106自由詩3*08-7-6
ほころび- 1486 106自由詩6*08-7-4
ハンググライダー- 1486 106自由詩2*08-7-2
- 1486 106自由詩2*08-6-29
心臓- 1486 106自由詩2*08-6-28
- 1486 106自由詩1*08-6-24
ポイント- 1486 106自由詩5*08-6-22
公営住宅- 1486 106自由詩6*08-6-22

Home 次へ
1 2 
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する