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{引用=
夜は目が覚めるほど近くで明ける。
まぶしい朝、ひどく生きる。
白いシーツ
顔までかけてもらって
幸福の尺度
はかりかねる
鎖かけて、
なだれる。
きみの手 ....
はつなつに絡まる雪がふやけ出しわたしのもとに届く霧雨
{引用=
七月は暑くて、暑くて
水際を探して歩き回っている
運よく見つけた堤防にのぼりながら
そそくさと
身分証明書を書き
....
全身が混線しようと企んで逃がしてしまう唯一の鳥
{引用=
コードの
うねりを
生き物かと
おもった
先端に
触れそうなつまさき
電気が
必要
わたしはいつも
夏になり ....
{引用=
とりなさい。
する場合を除く。)
泡立ちが
いくつもの水脈のこじれに
目視し、小刻みに糸は
及ぼす事があるという
範囲を侵す事が
という。あなたの所有する空
専用部であ ....
{引用=
気がつくと夢中で空を掃いているわたしはいつかの雨の一滴
薄まって波の光を目に宿す あなたはすでに透明標本
それぞれの同化できない手の指が束ね ....
{引用=
みずいろの舟には乗れたきみなのに雨にまぎれて みみみ と降った
君 私 君 私 君 私 君 ミサンガみたいな長いごめんね
おしなべて答えは雪のしたにある ....
{引用=
わたしらは雨の日には傘をさせばよかったんやと思う
のらりくらり運ばれよるうちに
ぜんぶの角がとれた小石みたいに
下流で山積みになってしもうたね
流れ星が流れたあとで願いごとするよう ....
{引用=秋空に寄りかかる鱗雲が
開け放たれた海の際までずり落ちて
きみが咳込みながらズボンを降ろすのを見ていた
秘め事はスライドガラスに貼り付けて
食べきったトマトの缶に詰めてある
きみと
....
花火、風。立ち尽くす夏 陸橋で麦わら帽子は抑えずにいた
日に焼けた腕に食い込む荷の持ち手 両てのひらで生かした金魚
向日葵が燃えない程度に咲いていて息継ぎの度ちらり ....
beebeeさんの佐藤真夏さんおすすめリスト
(9)
タイトル
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カテゴリ
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日付
夜は目が覚めるほど近くで明ける
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佐藤真夏
自由詩
2
14-10-5
そのままにする
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佐藤真夏
短歌
3*
12-8-5
八月にあつまる
-
佐藤真夏
自由詩
3*
12-4-16
設問
-
佐藤真夏
自由詩
2*
12-2-3
みぞれ
-
佐藤真夏
短歌
4*
12-1-16
ひしめき
-
佐藤真夏
短歌
6*
12-1-8
つなひき
-
佐藤真夏
自由詩
7*
11-11-13
缶蹴り
-
佐藤真夏
自由詩
4*
11-9-29
summer
-
佐藤真夏
短歌
2*
11-8-19
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