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運転中 

不意に現れ 目の端で捉える

蔦の絡まる建物

 もう、その時期か

あの夏から

幾度 高校野球が開催されたか

懲りずに毎年 

十七歳の夏に引き戻され ....
あの日

まだ遊園地があった頃

待ち合わせて出掛ける夕まずめ

武庫川に架かる橋には溢れる人

背の高いその人が

欄干横の塀に私を乗っけてくれた

スカートが風にめくれ ....
不思議なもんだな

あの頃の私たちは

そんなに仲良くなかった

むしろ苦手だった

声変わり前の甲高い声で

口うるさく言うから

でも あの日

合唱コンクールの日 ....
唐草フウさんの花野誉さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひと夏の甲子園- 花野誉自由詩12*25-7-28
花火を見たのか- 花野誉自由詩14*25-7-23
迷路へ- 花野誉自由詩8*25-5-21

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