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 始発列車の車窓から見上げる空に
 いくつもの星が瞬いている
 町も野原もまだ眠りについていて
 星明かりはひどく饒舌で ―― あぁでも
 下らない言葉ならあんなに知っていたのに
 俺が繋げ ....
■1


 少女は握る手鏡に
 映した顔を
 正面から
 斜めから
 上目使い
 下目使い
 順ぐりに眺めまわしたあとで
 呟きました

「こんなの あたしの顔じゃない
 ....
■1


 こころを見られるのが
 恥ずかしくなった
 だからなんとか隠そうとして
 まわりに壁を作っていたら
 こころのやつ
 どんどん どんどん
 膨らんでいって
 壁は
 ....
唐草フウさんの佐倉 潮さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オリオンの凧- 佐倉 潮自由詩110-10-19
鏡、三題- 佐倉 潮自由詩310-10-18
こころ、三題- 佐倉 潮自由詩410-10-17

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