結婚を
    クチにしてから 僕たちの
                熱い絆はボロボロになり
七夕の笹は欲望のかたまり


人々の願い事が 重く 重く
笹は頭を垂れまくり
地面に めり込んでしまっている

七月が近づくと
いたるところに
グリーングリーンな笹が出現し
飾らに ....
 ヘッドフォンをして「ドラマチックレコード」を聴いた時だけあの頃に戻れる
 あの頃に戻らないと決めたのに曲を聴いている自分がいる
 風が強く怒ってそうな曇り空で暗闇が広がり小雨が降るかもしれない
 ....
電車
向かい合って座るくらいなら


タバコの煙交換するくらいなら

いくらだっている
人の中

一番いっぱいの
感情投げつけた
あなた

離れること
あれば

あた ....
変わらなことへの怒り

やり場がないから丸めて食べた。

ちっともおいしくなくて

涙がポロポロでたんだ。










氷を3つ浮かべたグリーンティ

涙 ....
夜空の真ん中に浮かぶ月のように、きれいな顔。

ちいさくて
ちいさくて
ちいさくて
ちいさくて
ちいさくて

死んでるの?ほんとうに?
写真を見なかったら、記憶とは重ならなかった。
 ....
何かが暴走しようとして
何かがそれをなだめて
何気なさを装った
毎日が過ぎてゆく

心の内の葛藤は誰の目にも触れない。

何気なく装われた
世間用のその人を見て
問題のない幸せを想像 ....
大系化された知識
たとえばヘーゲルの国家
シュタイナーのファンタジー宇宙論
たとえばテレビゲーム

巨大な大系は荘厳された城
法則 ルールを知っていれば
いつまででも 泳げる
囲われた ....
朝露を
含みて光る
横顔に
心奪われ
夢に旅立つ
うずくまる腕に ひざこぞう、ふたつ
私の体に わんぱく坊主が 
ふたり

そっと「膝小僧…」って 呼びかけると
ひとりだけじゃあないことに ふと きずいたよ

どこかになにかを預けて い ....
カラメル岬に家を建てて住んでいる
からまる君のもとに
こんがり山からとんがり君が逃げ出してきた
住んでいた山が焼けてしまったのだと
黒焦げになってもう帰れないのだと訴えてきた
からまる君 ....
レコォドの針がぐるぐると巡回する
たちまちこの部屋に横溢する
とめどない狂おしい優しい旋律
作者不明の名曲だ
長い瞬きの後で
果てしない音の海に
ダイヴする

息もできない
雨のよう ....
夏の朝
とうもろこし畑の中に溶けてみた
一直線に並んだ黄緑の
甘い匂いが夏だった
気づけば夏の中に溶けていた
黄色の穂先から見上げる青空は
水を見ているようだった
土から湧き出る水蒸気が ....
3.

1415926535

8979323846

2643383279…



君を永遠に取り囲む僕になる。
コンコンチキチン
コンチキチン
コンコンチキチン
コンチキチン

祇園祭が始まるよ
祇園祭が始まるよ

祇園囃子の音がすりゃ
京都の夏も本番さ

コンコンチキチン
コンチキチン ....
 この森を見つけてどれ位になるだろう 僕は今26歳だ
 死者の懐かしい匂いがする 絶えず葉を擦り合わせている森の奥から漂ってくる 決して入ってはならない 暗闇に食べられてしまうから
 泥まみれの骨 ....
静寂が
哭いている、部屋の
隅っこで
うずくまっている
 
返らない電波を
無意識に、待ち望みながら
瞼を引っ張る睡魔と
戦う
 
 
汚れを知らぬ
白い壁に包まれて
私は寝 ....
聞いてくれ
素直になれない大馬鹿野郎の話を
馬鹿だといって笑ってくれてかまわない
だけど聞いてくれ
素直にならずにやってくのは
案外肩が凝るみたいだ
腹筋も内股の筋肉も痛くて仕方無い
そ ....
鍵爪のような細い三日月の夜
ある人妻は魔王メフィストと約束を交わしました
禁断の恋の成就を願い
その代わりにメフィストの言うがまま
魂を売ることにしたのです


ただ一つだけ月の出ない闇 ....
俺の君へ

 すごく強い俺がいて すごく弱い俺がいて
 すごく恐い俺がいて すごく優しい俺がいて
 すごく甘い俺がいて すごく辛い俺がいて

 すごく明るい俺がいて すごく暗い俺がいて
 ....
place [pleis] 1場所 2空間 3雰囲気

それは電車のドアの横
1人で寄りかかっているのが心落ちつくの
流れゆく景色を眺めるのも
物思いにふけっても
どちらも悪くない
私の ....
その特別な血に
近づくと
顔をひそめてしまうくらい
ひどい、だが
虐げられたような、それでいてはむかうような
やるせないような
においがする
あるいは
海のようにきびしくて、底知れぬほ ....
最近どうにも足が疲れて疲れて仕方が無いので病院に行くと
一応疲れていますねと診断された
一応と言う言葉にむっとしたが
いやそれは最初から分かっているのですが
原因が分からんから調べて欲しいので ....
湖の上
淡く、輝く光が
ちらちらと
飛び交っている、その横で
 
私は息を潜めて
空を
じっと、眺めている
 
 
儚く光る
空の、瞬きと
目の前を飛ぶものが
重なる
 
 ....
逢瀬まで
幾日ばかりと
数え上げ
吾が中ばかり
満ちゆきたるや


幾日が
長しと思ひ
指折りて
疾くと希ひて
逢ふ日を待てり
映画を観た後
外は黒で暗く固められていて
妙に丸い機械の部品ばかり転がっていた

映画を観た後
キラキラとしたフィルムは頭を離れることなく
そのまま走馬灯に加えられた

映画を観た後
 ....
やりたいときに
やりたい分だけ
自分の都合だけの
マイペース

マイペースは
自分で進んでゆく速度のことだ
けれどもその前に
自分で進んでゆく道がなければ
ペースはつくれない
そこ ....
大歓声のその後に 俺の名前が呼ばれてる どこかおかしな発音だ 
片手を上げたこの俺を まばらな拍手が包み込む

ゴング響いたその後に 左のジャブを軽くつく 左のジャブを軽くつく
意に介さない日 ....
 キミが初めて僕の前に姿を現した時 その光景が頭痛がする程脳裏に焼き付いた
 今思い出しても頭痛がする
 キミが可愛くてふわふわした気分で同じ夜を過ごしたんだ
 けどキミは2日後に死んでしまった ....
打ちっぱなしのうえの空

油いろした月にじむ

骨のいろした光たち

ビジネスホテルの暗い壁


さてどうだろう怒鳴るだろう

うだる蒸気のむらさき色がな

でぐちいりぐち踏 ....
萩原重太郎さんのおすすめリスト(2601)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マリッジブルー- 北大路京 ...短歌7*07-7-2
七夕_〜_ほぼ即興詩?_朗読用に書いたから長いよ2007- 北大路京 ...未詩・独白11*07-7-2
見せたい詩- 円谷一自由詩4*07-7-2
最後には_帰ります- つちやし ...自由詩507-7-1
*あやまち*- ちと自由詩2*07-7-1
おじいちゃん- ちと散文(批評 ...2*07-7-1
仮面行列- 美琴自由詩207-7-1
自分でありたい〜創造の掟- アハウ自由詩307-7-1
朝顔- 秋桜短歌7*07-7-1
膝小僧たちの歌- るるりら自由詩907-7-1
カラメル岬にて- 楢山孝介自由詩6*07-7-1
レコォド- おるふぇ自由詩807-7-1
とうもろこし畑- ぽえむ君自由詩22*07-7-1
円周率- 桜井小春自由詩607-7-1
吉符入り_〜祇園祭が始まるよ- 北大路京 ...自由詩11+*07-7-1
26歳の森- 円谷一散文(批評 ...6*07-7-1
じしつ- 山中 烏 ...自由詩707-7-1
五時のチャイムがなる頃に- 虹村 凌自由詩1*07-7-1
月夜の逢瀬- 渡 ひろ ...自由詩7*07-7-1
俺の君へ- 北大路京 ...自由詩14*07-7-1
My_Best_Place- 麻生ゆり自由詩8*07-6-30
ゲッケイ- 美砂自由詩5*07-6-30
あし。- もののあ ...自由詩23*07-6-30
避暑地- 山中 烏 ...自由詩5*07-6-30
七夕_贈答歌- 秋桜短歌4*07-6-30
映画- ロカニク ...自由詩607-6-30
マイペース- ぽえむ君自由詩8*07-6-30
噛ませ犬- 楠木理沙自由詩3*07-6-30
キミに逢ってからキミが死ぬまでの間- 円谷一自由詩5*07-6-30
油いろの月- 吉岡ペペ ...自由詩507-6-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87