梅雨の合い間に晴れた空
光が大地に降り注ぎ
静かな時の始まりか
風も涼しく穏やかに

白雲浮かぶ青い空
豊かな緑浮き立たせ
夢見る時の始まりか
心鎮まる和やかに

畑の作物採りに行 ....
彼のばあちゃんが作った大きな玉ねぎと

出荷できないからと知り合いから分けてもらった

真っ赤なトマト(何が悪くて出荷できないかまったく不明)と

うちの玄関先のプランターのバジル

全部のっけて朝 ....
おやつを我慢しては 花火を買った

刹那の輝き 一瞬の煌めき


向日葵が枯れ始め 陽が落ちるのが早くなり
セミの声がヒグラシに変わる

緑の山も夕焼け色に 少しずつ染まっていく
「 ....
 僕は何度も星の詩を書いたけれどまだ書き切れていないんだ
 僕に羽があったなら君の元へと飛んでいくのに
 けどそんなの無理だから夢の中で君と一度だけ見たプラネタリウムを見て涙を流していたんだ
  ....
お前のやはらかさに埋もれて死にゆくなら
それでも良いなと
硝子越しに
笑う人間らしい貴方
 
ただ揺られて生きるのみのわたくしなどは
あすはるとでは
直立できないと言うのに
 
見つ ....
つらいよ泣きたいよ死にたいよ
なんでこんなにも楽しそうなんですもの
ずるいずるいずるい
悩みなんかうちあけるな
不幸ですって顔しててください
心ってかたちじゃないからやっかいだよ、
もうそ ....
 まだ幼い頃
 両親を始めとした大人は
 大きくて
 強くて
 とても恐ろしかった

 まだ幼き頃
 大人になるって
 すごいことだと思った
 自分が大人になるなんて
 想像す ....
短冊の白まぶしくて愛の字を書けないままに無地で結んだ


黄色がいい君が選んだ一枚は願いじゃなくて歌をつづろう


霧雨に耐える紙縒(こより)が話さない青の祈りは「海にあいたい」
 ....
東の夜に

朱い月

むらさきの

雲かけて


おおきく寝ている


東の夜に

朱い月

むらさきの

雲かけて
夢、ゆめ、夢って、
あおりたてないで
将来、なにになるかなんて
考えれば考えるほど
わからなくなる

なんとなく
先の世界は
あまりよいこともなさそう
授業はいつだって
けだるくて ....
どうしてぼくを叱らないのと
大人の人に聞いてみたら
君はとてもいい子だから
叱ることなんかないさと
誰もが言っていた

ぼくは知っている
本当は叱らないんじゃなくて
叱れないことを
 ....
水はグラスに包まれ
グラスは両手に包まれ
あなたを包むのは誰ですか
水が包むのは、何

泣いているのは
瞳だけ幼い老人
その掌に
日溜まりのような優しいぬくみ
その額にま新しい水を注 ....
(ピンポーン ピンポーン)


「オハヨーございます。タイムパトロールです。」

なんでしょうか 朝っぱらから


「北大路さん、オハヨーございます。タイムパトロールです。」

も ....
寂しくなると、頭に浮かぶのはいつも君の顔。

逢いたくて、逢いたくて、逢いたくて。

そんなに君が優しくするから、どんどん弱い女の子になっちゃうよ・・・。


大好きだから、逢えないだけ ....
月の裏側が見たいと
弟が呟いた
瞳はもう
赤方偏移を繰っているように
白兎を歌って

憧れと諦めをわたしに託して
弟はもう
腐りかけた足で
旅に出ていた

痛々しいほどに頑張りす ....
毎日詩を書いていると

お、
いい
好きだ
大好きだ
これは傑作だ
これは後世に残るぞ
いろんな言語に翻訳されるぞ
もうこれ以上のものは書けないぞ

なんて思う時が稀にある
月 ....
やっと貴方に会える
我慢をしていた。
雨が降っていても
雲の上では会ってる

いつ結ばれる日が
来るのやら
いつも一緒にいたい
いつも僕の味方

牛飼いとはた織り
毎日仕事をして ....
夜が空を包み
七色に光る
願いの帯たちが
星の間を縫って
空へと羽ばたいていく頃
 
遥か空の上では
一年分の時を越えて
会瀬を交わす者たちが
確かめ合うかのように
抱き合っている ....
だからたとえば犬のように
白黒でしかものが見えていなかったとしても
濃淡の薄れゆくところ
色彩の変わるところが
あたらしく欲求がなりかわるところで
ぼくが輪郭と呼んでいた ....
目覚めろと夫が言う
育てた花から種をとり
今年蒔いたものが発芽した
花はいい
はやく お前も目覚めろ
水と陽射しを気にしながら
隣りでいう

と それは
パソコンに向かってる私が
 ....
七夕のお祭り 近付くたびに
なつかしさこみ上げるのは あの夏があるから

やさしさが 手に届かなかったあの頃
あなたの声が 手が 触れるたびに戸惑った
どうして愛がそんなにも傷つけるのか
 ....
砂利ってかたいけど
君の笑顔は柔らかかった

砂利ってジャリジャリだけど
君の笑顔はにこにこだった

そしておまけにふわふわしてた
吐息でしか呼ばれない名前があって
あたしはこれまで彼女の手によって
数々の眠れない夜を越えてきた
けれど、近頃はめっきり彼女を必要とせず
夜をやり過ごせるようになった
おそらくこの先、大抵の ....
私の我が儘

あなたの優しさ

世界の現実

化合され毒になる
誓いはすぐくずれそうだ

あんなあとに

もう現実の背中、その一群


ピアノ

トレモロ

おんなのからだ


誓いはすぐくずれそうだ

あんなあとに

もう現実 ....
「七夕っていうのは、七月七日だからこそ、俺の心を躍らすんだよなあ」
残り二枚のトランプを、わざとらしくかき混ぜながら男は言った。
「あら、そもそもあなたが七夕に興味があること自体意外だけれど。でも ....
ほんとうのことは
今俺がお前の中にいること
どれほど身体すり減らしているのか
知りながらお前は綺麗な眉をひそめて
お前の中の俺を撃ちつづける
挟まったフライドチキンを爪楊枝で遊ぶ
この ....
卓上の玉葱の芽は日日伸びて
七本の青き葱となりゆく
しほが着ている服が好きだよ
ねえ
古着屋に行こうよ
って

昔出会った女の子

久しぶりに会って
互いに目で女子高生を追いかけながらの会話

雨がシクシク泣いていて
異臭放つアス ....
さようなら

さようなら、

空を

じっと

眺めている

百千万の兵隊が

降り注いでいる

擦り鉢状のせいめいに

朝が、

手渡されている

擦り潰すの ....
萩原重太郎さんのおすすめリスト(2601)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の光が浮いている- ぽえむ君自由詩13*07-7-8
土と水と太陽と- a/t携帯写真+ ...507-7-8
また夏が来る- 北大路京 ...自由詩28*07-7-8
一度きりのプラネタリウム- 円谷一自由詩7*07-7-8
水母- 黒子 恭自由詩18*07-7-8
だいきらいだ。- ki未詩・独白1*07-7-8
子供の大人- 山崎 風 ...自由詩407-7-8
ごしきの短冊- Rin K短歌31*07-7-8
朱い月- 吉岡ペペ ...自由詩307-7-8
RONDO- 美砂自由詩2*07-7-7
どうしてぼくを叱らないの- ぽえむ君自由詩7*07-7-7
包まれて- soft_machine自由詩24*07-7-7
ナシだよ!!_(2007年_夏ツッコミ・タイムパトロール編)- 北大路京 ...未詩・独白10*07-7-7
あいたい- shion自由詩3*07-7-7
月の裏側- 悠詩自由詩18*07-7-7
好きな詩- 楢山孝介自由詩5*07-7-7
七夕(スペシャルバージョン)- ペポパン ...自由詩8*07-7-7
七夕- 山中 烏 ...自由詩9*07-7-7
八月の輪郭- 水町綜助自由詩2807-7-7
花と- 砂木自由詩13*07-7-7
やさしさの降る夜に- いすず自由詩4*07-7-7
そしておまけにタンポポ- 楓川スピ ...携帯写真+ ...4*07-7-7
コール・アウト・ミー- かのこ未詩・独白307-7-7
As- fuchsia自由詩607-7-7
くずれる誓い- 吉岡ペペ ...自由詩607-7-7
七夕の「七」をめぐる会話の断片- 楠木理沙未詩・独白4*07-7-6
ホントウノコト- soft_machine自由詩13*07-7-6
平成十九年六月二十八日- むさこ短歌6*07-7-6
女子高生- つちやし ...自由詩407-7-6
せかいう- 石田 圭 ...自由詩3307-7-6

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