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歌うような朗読を

独白のような朗読を

破壊しなければならない

たたみかけるようなものを

積み重ねてゆくようなものを

破壊しなければならない

薄皮を剥げ

じぶん ....
頭のなかは

命令でいっぱいだ

×か○か、?か!か、

そんなものでいっぱいだ


打ち合わせを終えて

いま大阪に向かっている

なにもリラックスできない

気持ちよ ....
雨が降る

傘をさす

そのときだけは

携帯をさわらないで

ひとりごとを

熟成させていた


接待でつかれたからだ

ぎこちないあしどりで

曳いてゆくわたした ....
アイツのこと好きだったのは

別れても好きだったのは

アイツがおれのこといちばんだと

そうだと思ってたからなんだ


選挙のたびに

電話をよこすようになって

もう三年 ....
東の夜に

朱い月

むらさきの

雲かけて


おおきく寝ている


東の夜に

朱い月

むらさきの

雲かけて
誓いはすぐくずれそうだ

あんなあとに

もう現実の背中、その一群


ピアノ

トレモロ

おんなのからだ


誓いはすぐくずれそうだ

あんなあとに

もう現実 ....
さかさまな夕日のあと

街は裏切るように

鏡の星を浮かべている

環境破壊のキーワードは

未来

それをみんなのまえで

話せる時代だから

悲しみは暇つぶし

焼 ....
打ちっぱなしのうえの空

油いろした月にじむ

骨のいろした光たち

ビジネスホテルの暗い壁


さてどうだろう怒鳴るだろう

うだる蒸気のむらさき色がな

でぐちいりぐち踏 ....
埃くさい

骨組みだけの

濃いひかり

会いたくなった

確かめたくなった


現実にはピンとこない

でもいつも

イメージだけを

感光紙に翻訳しなおす

 ....
夜を歩く

夜を軽く

ひとりで歩く

ふたりは軽く

外灯は真っ白

雲は虹色

月は金色

あたまは薔薇


恋人の息子を

殴る

そんなじぶんを

 ....
アキコの場合も

どんな言葉言っても

すべて受け入れて

よけいに気持ち強くなっていった

おなじものを感じます


あれっていったいなんだろうね

正しいことがどうのこう ....
やさしくて

不器用な俺たちが

さいごには

獣のようになって


果てる


やさしくて

不器用な俺たちが

さいごには

獣のようになって
あなたのすべての瞬間が

たのしいものであったらと

祈ってみてもいいですか


きのう

またとおくへ

ふたりで

べつべつに漕ぎだした


あなたのすべての瞬間が ....
女のバラードを

聴きながら夜を走る

坂道をあがるOLの背中

くずれそうな光

思い出なんかつくらない


ひとはせつなくなりたくて

ひとはひとりでありたくて

ひ ....
駅をでると

ファミマ、焼きとり屋、

造りかけの学校

郊外の夜道が垂れていた

オレンジの明かり

三叉路で道が狭くなると

懐かしい風がながれた


記憶の再現が ....
行ったことはたぶんない

空のうえならあるかも知れない

かわいたゆたかな光

人間と同質な植物たちの陰


テキサス

テキサステキサス

英語にも

言霊なんてものが ....
たましいは裁きをうけ

その烙印は

消えることがないのか


肉たちに

耳を澄ませば

海鳴りが

聞こえている


たましいは裁きをうけ

その烙印は

 ....
新緑が濃くなると

アバの曲がかかると

なにかしら前向きな

人生への確信と影を与えられる


新緑とアバには

華麗なる哀しみがある

暗くてまぶしい

華麗なる哀し ....
この世は

不完全なところだ

だが、不完全なものを

うつくしいと思えるこころを

ぼくらは持っている
城のようにも

愛より孤独な

恋のようにも

異国の月は

寂寥をつのらさせる


大きなものに

支配されてる


城のようにも

愛より孤独な

恋のようにも

異国の月は

寂寥をつのらさせる
梅ちゃんに、また会いたいなあ、

そうつぶやくと

また三郎に、あの風が吹いてきた

三郎は

ふいにじぶんに吹いてくるその風を

虚無の風、と呼んでいた


風に吹かれて幾 ....
さよなら、なんて必要ない

だから

会いたい、なんてものも必要ない


おれたちは

欠けたわっかのようなものだ

そこから始めなければ

生まれ変わっても

さよなら ....
音大生とつきあったことがある

NTTのとか、東京海上とかもある

大学や会社と付き合っていた訳じゃない

深層心理では、そうなのかも知れない


新緑の影が濃くなる

そのした ....
しんせり

この言葉の響き

好きなんだ

真言のような

感じで

ひらがなの、その感じも


ぼくは女と別れてから

とても楽になっていた

会いたい気持ちとは
 ....
出会ったばかりだから

いや、

付き合いはじめたばかりだから

いや、

裸になったあとのふたりだから

つぎいつ会えるのか、六月会議をする


そいつを消費したあとは
 ....
風のある五月の宵は

うつくしい青たちが

宇宙のものまねを演じている

この地球は、いまうつくしい


うつくしいと観ずる現象や

みにくいと観ずる現象は

地球という環境 ....
他人に敬意を払えないばっかりに

いやな世界をつくってしまう

こともあるけれど

ぼくらがたとえ

試験管から生まれたのだとしても


ここにいるよ

そんな声がします
 ....
展示会をおえて

ふたりで打ち上げ

ちいさな会社だ


春の匂いが

公園に

もうすこし

一緒に

外灯の下で


展示会をおえて

ふたりで打ち上げ

ちいさな会社だ
春の湿り

香がする

青が焦げつき

祈りを試す


やり過ごして

生きてゆこうか

迷惑かけない

程度でいいから


春の湿り

香がする

青が焦 ....
いくばくかの希望

希望を泳ぐ

だれかの傍観者

だれかの人生、その舞台

はやく咲いた梅の花

素直に愛でることを忘れて


新しくできた喫茶店

ぼくは韓国のひとが ....
萩原重太郎さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(30)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朗読を破壊せよ- 吉岡ペペ ...自由詩307-7-22
頭のなかの喧騒- 吉岡ペペ ...自由詩107-7-21
傘をひらいて- 吉岡ペペ ...自由詩607-7-14
さがしていた絵本- 吉岡ペペ ...自由詩407-7-8
朱い月- 吉岡ペペ ...自由詩307-7-8
くずれる誓い- 吉岡ペペ ...自由詩607-7-7
計算機たたかれて- 吉岡ペペ ...自由詩607-7-4
油いろの月- 吉岡ペペ ...自由詩507-6-30
色彩の翻訳- 吉岡ペペ ...自由詩707-6-28
夜を歩く- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-25
転送- 吉岡ペペ ...自由詩607-6-24
果てる- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-23
きのうとおくに- 吉岡ペペ ...自由詩807-6-17
思い出をつくらない- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-12
赤池にて- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-10
テキサステキサス- 吉岡ペペ ...自由詩807-6-9
たましいは- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-6
華麗なる哀しみ- 吉岡ペペ ...自由詩307-6-4
幸福- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...707-6-4
異国の月- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...707-6-2
虚無の風- 吉岡ペペ ...自由詩407-5-28
生まれ変わっても- 吉岡ペペ ...自由詩107-5-26
チェロ子- 吉岡ペペ ...自由詩507-5-25
しんせり- 吉岡ペペ ...自由詩507-5-23
六月会議- 吉岡ペペ ...自由詩407-5-19
うつくしい地球- 吉岡ペペ ...自由詩507-5-14
ここにいるよ- 吉岡ペペ ...自由詩207-5-11
夜の公園- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...107-3-4
焦げついた青- 吉岡ペペ ...自由詩307-2-22
希望を泳ぐ- 吉岡ペペ ...自由詩407-2-19

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