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昨日、親を殺しそうだった子が
今朝は美味しそうにみそ汁を飲みながら
学校の先生の話をしている

さっき、子どもを殺しそうだった親が
今は、愛に満ち足りた顔で
寝顔をじっと見つめている
 ....
プロポーズの日
私たちは海老フライバーガーを注文した
三分ほどお時間がかかりますが
そうお店の人が言って
後ろの方では段ボールの中から
冷凍の海老フライパティが取り出されていた
トレイの上 ....
最終日を待たずして
昨日のうちに
決めてしまった君
              さみしいよ
              かなしいよ
              やめないで
僕の前では
泣 ....
一秒
このわずか一秒の間に
地球の中で
数えきれないほどの電子が移動する
それが今という時代

今の時代には今の詩を
それでは
何が生まれるというのだろう
とてつもなく広く速い流れの ....
ある日の夏
空にできた波紋は
地上のあらゆるものを揺らした
緑豊かな森も
氷で覆われている山頂も
果てしなく続く海も
一日を必死で生き抜く動物も
せわしく生きる人間も
その波紋に包まれ ....
 君が死んでから幾つもの日々が流れただろうか
 残されているのはこの風景だけ
 今も変わらず風に吹かれて立ち聳えている
 僕は風景の守り人として一生を捧げようと思う
 だからこの場所から離れず ....
一期一会
だなんて、ことばでは語りきれない

こんなデジタルの時代だからこそ
0と1の狭間にあるものを
あなたに伝えたい

それは
感動に震える心臓の鼓動であり
汗ばんでしまった掌の ....
夢よりも 何よりも お年頃    素敵なこと      
空よりも 海よりも パジャマ色  眩しい人

新しい光が 心に突き刺さる
そんな気持ちが好きだよ

ひさしぶりの電話の 声に気づか ....
初めて通る道なのに
なぜだかどこか知っている

誰が通るか知らないけれど
笑顔はどこか懐かしい

ここはもしかすると
故郷なのかもしれない

ほんの短い道だけど
本当はものすごく長 ....
書き人知らずの本でした
棚から引き抜き
いくつかの確かな硬貨を払い
手に入れたというのに
ふと気付けば
それを生んだ人の名は
どこにも刻まれていませんでした

家に帰り
日差しが中途 ....
ボンボリつけて
ビーズの蝶々付けて
学校に登校する
革の手袋する

先輩にもらったキーケース
弟が友達のお母さんに
声を掛けられ
貴方が誘拐犯かもしれない

と言ったそうな
小さ ....
            2007/06/02


単純な飛行機を飛ばす
ゴム動力でプロペラを
クルクルと回し
ゴムがゆるむまで
どこまでも飛んでゆき
見えなくなって
ステルス機になっ ....
雨の夕暮れ
うそはまばたき

影の下
ぼくはうそつき

路面をみてごらんよ
路面を

路面を見てごらんよ
路面を

神頼み
なみだはかがやき

空の下
ぼくはうぬぶれ
 ....
見上げてみろよ
穹は鉛だ
のっ、ぺり とした 灰色!
今にも落ちてきそうだ
灰色! の穹に潰されるってのはどんな気分だ
灰色! の穹は重いのか 灰色! の穹は熱いのか
灰色!  ....
我が家に
最新型のテレビを入れてみた
だからといって
家族の会話が増えたわけではない
そもそも家族全員が
揃って家にいるときはない
増えたのは
番組録画の数だけだった

自分の付き合 ....
言いたいのは
たった四文字
 
伝えたいのは
いろんなこと
 
 
 
 
声にならなくて
もどかしくて
 
言葉にしたくて
うまく纏まらなくて
 
 
 
いっぱい ....
散歩していたら
犬がへいのへーい
少年がへいのへーい
HOTELの赤ランプ

へいのへーい
じいちゃんがへいのへーい
タマがへいのへーい
でも怒らない

ちゃんと処理をしてあげる
 ....
一生青春、なんて言わずに
人生には
朱夏
白秋
玄冬
とあるのだから

たまには
真っ赤に染まる夏も
白くおおらかな秋も
奥深い黒の冬も
あっても良いな
ネコ追いかけて 君と一緒にカフェ
チーズケーキと 君の笑顔が好き

ネコより気まぐれ 君にふりまわされ
それでも良いさ 君と一緒にいたい

わかってるんだろ? 僕が君に弱いこと
気づいて ....
いま
あなたが話しかけているのは
だれですか
透きとおったまなざしが
つかもうとした
青い空はくろく汚れてしまって
はいいろのかなしみが
あなたを見つめています
それでも
だれかに知 ....
あの緑陰に佇んでみたものは
光るまちだったのか 雲の流れになぞらえ
かすかに形を変えてゆく思いなのか
今はもう分からない黄昏に包まれる
やるせない影ばかりがのびて 路に夕べに


項垂れ ....
   ?

祭りが始まった
それは緑の旗をかかげ
歌うのは風ばかり
踊るのは風ばかり
萌え出た命の露を
しとどに湿らせ祭りは始まる

   ?

若葉揺れて 君の髪のように
や ....
ささやかな我が家は
海風を松林がさえぎる
小さなキャンプ場に
僕と君の子供の手で建てた

細引きはしっかり引っ張ってとか
ペグは斜めに打ち込んでとか
入り口の向きの決め方とか
寝心地の ....
がんばろう
苦しんでいるのは
自分一人だけじゃないんだ
苦しいと言っているだけじゃ
一つも解決しないんだ
何かしなくちゃ
何も始まらないんだ

がんばろう
辛いと言いたいのは
自分 ....
過ぎ去りし
思い出を
風が運ぶ
急ぎ足の
春を乗せて
‐  
斜影に射した
春の日差しが
匂い立つ華の香りを
引き立てる
‐  
田の畦に咲く
タンポポの
黄色に
命輝 ....
過ごしやすい何かになりました
きっとそんなに悪いものでもなかったと信じています
あなたへ発せられた
中途半端に重力のかかった小言を忘れないで下さい

それはいつまでも
わたしの中できゅんき ....
新しい町で
食料品を買う
就寝の手順について
思いをめぐらす

建物はどこかに
年輪を隠し持っている
タンポポの茎が
配管されている
新しい町への食欲と
昼時の食欲と
どちらが本 ....
ぼんやりとした夏の中で
ため息をつく
空気の動きは何も見えず
目の前にあるものが
ゆらゆらと揺れていて
今はただそこに
乾いた土が滲んでいる
見上げれば
青い空があるようだが
その色 ....
目が覚めたら、いつも通りの真っ白な天井。
うんっと伸びをして、立ち上がる。
顔を洗って、朝ごはんを作ったら、新聞を取りに行こうかな。

ゆっくりゆっくり歯を磨いて、少しずつ少しずつ目を覚ませば ....
 僕は毎週土曜日に君の家に行くことになった
 交通手段はバス 季節は感じない
 途方もないほどの時間をかけてバス停に着く
 それから記憶にきちんと刻まれた君の家の道のりを行く
 君の家に着くと ....
萩原重太郎さんの自由詩おすすめリスト(2128)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
だからって何もかもをうやむやにするつもりじゃないけど- うめバア自由詩707-6-3
海老フライバーガー- 小川 葉自由詩17*07-6-3
引退- 秋桜自由詩2*07-6-3
今の時代には今の詩を- ぽえむ君自由詩10*07-6-3
空の波紋- ぽえむ君自由詩11*07-6-3
残された風景- はじめ自由詩5*07-6-3
- 恋月 ぴ ...自由詩32*07-6-3
パジャマ色- 北大路京 ...自由詩19*07-6-2
懐かしい道- ぽえむ君自由詩15*07-6-2
書き人知らず- ロカニク ...自由詩707-6-2
中学の時- ペポパン ...自由詩7*07-6-2
大成功- あおば自由詩17*07-6-2
路面- 蔦谷たつ ...自由詩16*07-6-2
灰色オセロ- 朝原 凪 ...自由詩2*07-6-2
最新型の詩- ぽえむ君自由詩27*07-6-1
あなたに- 秋桜自由詩5*07-6-1
へいのへーい- ペポパン ...自由詩7*07-6-1
人生の色- 小原あき自由詩21+*07-6-1
ねこのうた- 北大路京 ...自由詩12*07-6-1
だれですか- 乱太郎自由詩15*07-5-31
あの緑陰に- 石瀬琳々自由詩15*07-5-31
緑の祭典- 未有花自由詩14*07-5-30
キャンプ場の我が家で帰りを待つ- たりぽん ...自由詩13*07-5-30
がんばろう- ぽえむ君自由詩6*07-5-29
風想- 彌月自由詩4*07-5-29
お父さんの形- tonpekep自由詩13*07-5-29
新しい町- 葉leaf自由詩15*07-5-29
ぼんやりとした夏- ぽえむ君自由詩14*07-5-29
good_morning_Monday- まったり ...自由詩9*07-5-29
君を愛することによって- はじめ自由詩6*07-5-29

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