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川のせせらぎかと思った
マンホールの奥に それはある
空気入れで押し込めたタイヤの中にも
 いわば
作りかけでいたはずの 夏の星座
暗闇を並べるのは不自由するばかりで
地平まで 窓に映る蛍 ....
蝉の羽根は綺麗だね
落葉樹が真冬に
枝に張った
シャボンの虹色だ

大人になりたかったかい
ほんとうはずっと
いごこちの良いこの樹の根元で
ずっとずっと、すごしたかったろう

 ....
重ねあう肌のあたたかさに
見いだそうとするもの

胸の奥に秘めるもの

真新しかったスーツに
シワもめだってきて
某寂無人のかかとに踏まれた
つま先が疼く

こんなはずじゃなかった ....
しあわせな気持ちが、わたし全部をみたしてる

あったかくて、うれしくて、笑ってしまって

わたし全部を明け渡して、たった一人を思う気持ちが、全部になる

でも、その人は「最初はみんなそう」 ....
つま先から透き通ってる
今朝の冷たい空気
誰もいない道路を歩いて
白い線を数える

ウォークマンしたまま
缶コーヒーを買って
かばんカタカタ言わせながら
仕事場に向かうんだ

じき ....
母親が
名前をよぶ
大きな声で
どこからそんな必死な声がでるのか
あなたの姿がみえないからだ

名前は名前
どれほど
かわいくても
どれほど
しゃれていても
どれほど
字画 ....
明日晴れたら
さあ
どこへ行こう


明日雨たら
さあ
虹を見に行こう


明日曇りは
さあ
どこへ行きたい?


どこへ向かえど
きっと
楽しい


笑顔は
 ....
あなたを大事に思っている人がいます


あなたを見守っている人がいます


あなたは気づいていないかもしれないけれど






半信半疑や

距離感や

 ....
仄かに 風
責務を まっとうする 陽光に

五月 草木
いよいよ その 勢いを増す

光を受けきり たゆたう 我が身

午前の 陽光は 
ストレートに 清く
この身は しっとり 息 ....
つつじよ つつじ
覚えていますか


 あの子も まだ ななつ

 指切りの 次に 甘い蜜

 目覚めるほどに あか

 明日は

 見惚れるほどに もも


どうし ....
闇の中で厳かに

点滅を繰り返す

淡い金色の光

甘美な夢は仄か

極寒の海に漂う

藍色の氷山の群れ

現実は冷徹

孤立している魂

不安が彩どる ....
記憶のかたわらで
あの人の奏でる、ヴィオロン

夜想曲は、もう
恋のできない私に似合いね
と わずかに唇をゆるめてから
伏目で弾いた鳴きやまぬ、旋律
それはどうしても、波としか呼べなくて ....
人生はまるでパズルのようで
僕はパズルのピースを受け入れられない
僕のパズルは完成しないまま
死ぬことも生きることもできない
  手を赤く染める雨を一粒。
  摘んで捕まえた。
  つぶしてしまわないようにそうっと。
  空に泳ぐ寸前の雫の形のまま。
  目の前にぶら下げる。
 「こんにちは」
 (こ ....
子どもたちのかおり水はかがやく
わたしの足をのみさらうもの
それはとても自由な戯れに見えたけれど
目をとじて 耳をすませば
ひとつの韻律をかんじるわ
わたしもむかしは うたでした

 も ....
  


  「 世界でいちばん幸せな乗り物 」



   乗り方次第で 

    何人でも乗れます。

     車内には 「美しい水」 と 「空気」 が溢れていま ....
この雨は まだやまない 降り続く雨
この空は まだ晴れない 曇り続ける空

アジサイなんかを見に行こう オシャレな傘さし 見に行こう


忘れそうな太陽の光   ため息ばかり
憂鬱な気持 ....
初夏の光が交差する
花と蝶とが見つめあい
互いを助け
互いの生を大きくさせる

初夏の光が交差する
空と海とが向かいあい
互いを求め
互いの存在を尊ぶ

初夏の光が交差する
人と ....
何も見えなくていいのだ
握りつぶしてきた虫の数を数えてみようったって
できない
地球の反対側の生き死にだって見えやしない
私は限りあるイキモノであって
書物だのインターネットだのが親切にも教 ....
開け放たれた窓から
夜風がカーテンを揺らし
月の光がこぼれだす

少女の眠れぬ夜はするどく
闇の中へと切りこんでいく

少女がひとさし指で
空をなぞるように
星の数をかぞえている
 ....
息のひとつ

触れる指先

たゆたう視線の彼方


奏でる音のひとつ

その音のひとつひとつに

知らずして

あふれている

哀しいほどに

せつないほどに

 ....
おんなとして
うまれたわたしが
わたしをうもうと
はらをきめたせつなに
あなたはけっしてふれえぬでしょう
このはらのおくにはいりこめたとしても
あなたのなかでわたしはきえて
いろづいたこ ....
          2000/09/17


私たちの透明
近未来の真実と
昨日の裏切りを
黙ってかき混ぜて
無彩色透明にしている

だから、なにも見えないからといって
油断して ....
            この世に 


       詩ではないものがあるとするならば


         それは 「 嘘 」である。



        ....
あなたの部屋の扉が内側から開かれて
はた、と目が合う

あいさつよりもさきに
わたしを射るように見つめる瞳の
恐怖、という快感

わたしをどうしようっていうの
と声もあげられず
 ....
{引用=




  金色が たおれる 欠伸が 蔓延する 
  蛙のうた こもる ねむれない 五月 日々の罅に 滲む
           ゆううつの 書物 ふあんていの音楽
  刺身 ....
ねえ、ねえ、ねえ、

ねえってば

こんな感じに甘えたのは
あなただけ

生きることの大切さと
初夏の清清しさを教えてくれた
忘れられない優しい笑顔

こねこのように
ベッドの ....
ふと
窓から外の様子を窺ってみたのです
すると
空という藍色の海に
悠々と三日月が揺らいでいたのです

そうしたら
小舟のようなお月様に乗って
夜空を旅してみたくなったのです

だ ....
僕の世界を書き綴る
世界ノート 世界ノート
答えはなんにも書いてない
正解not 正解not
それでも僕は書き続ける
僕のノート 世界ノート
君と
ほくろの数を数えあった


自分の知らないほくろが
背中に5個もあった


ただそれだけで
背中に重みを感じた


単純な話


そんな些細なことを教えてくれた君を ....
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