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{引用=
 かれこれ十五年くらい、俺は土を掘るだけの仕事をしている。
 はっきり言ってしまえば、何も楽しいことはないし、あるのは日々蓄積する肉体の疲労感だけだ。憂さ晴らしのためにある給 ....
勇気を失ったサルたちは
木に登ることを放棄して
地面に生きることを選択した
彼らは器用にも後ろ足だけで移動した
自分の体以外にも身につけるものを生み出し
敵から身を守る時は体を使うのではなく ....
僕らはただの同級生
それ以上でもそれ以下でもない
あと3回チャイムが鳴ったら
きっともう二度と会う事は無い

サッカー部に入ったきっかけは
君がマネージャーをやっていたから
 ....
 牛を食べる
 
 豚を食べる
 
 鶏を食べる
 
 猫は食べない
 
 猫は可愛いから
 
朝の窓へ起き上がればいつも
眠りと夢の、仄明るいマーブルが
窓形の光に飲み込まれて、消える
その途端、光の中を雨のように下降する黒髪と
閉じたまま濡れてゆく傘の内側のように黙った胸 ....
朝鳥とともに
目覚め
朝目覚ましとともに
ゴミを出す。

快晴だ
白い富士が際立つ
今日はコピーの仕事が
待っている

おばちゃんの虐めに会う
ぐっと堪え
お客様の笑顔を思い描 ....
こぼれる陽の光に
ぼくらは、似てみたかった


つたい落ちる月の光に
ぼくらは、似てみたかった


つないだ手が、ぎこちないのは
歩いてきたからなんだよ。

あの頃より無器用な ....
木に囲まれた公園にロケットの形をした遊具があって
それはいろんな色の鉄棒と鉄板で出来てて
張りぼてで
螺旋の滑り台になってて
同僚と会社をサボって俺んちで短パンに着替えて去年の夏
Yシャツと ....
ぼくは大人になりたくて
たくさんのものを捨てた
そのたくさんのものは
心というもの
ここでは
そんなものは必要なくて
人は僕の形を見てる

今になって思うのだけど
心は生活のためには ....
合理的で清潔で、迷いがない

自由で無責任で、自己責任で排他的で恣意的で、有限で
科学的で哲学的で、宗教的な世界が私に指し示した絵画
時間は正確で、太陽の動きとは関係が無く、季節は曖昧

 ....
うららかな 鳩のような日
もう季節は移り変るという開放感で僕は
浮き上がる
僕は (手ぶらで)
散歩に出てみる
空は (裸足で)
僕の上にのしかかる

道をゆく
この道をゆく 受胎可 ....
キミに聞きたいことがある

だけど聞けないことがある

こんな想いを抱えて十月

未だにボクのフアンの種

大体予想はついている

ひとたび口をついてしまったら

種は育って花 ....
雨粒

ぱく り

うんと高いビルの一番上のレストランなんかより
うんと美味しいって知ってる?

食べつくせ
食べつくせ

七色が
ごちそうさまの合図

食べつくせ
食べつ ....
行き場を失った夢は何処へ
諦められた夢たちは
困った顔して居場所を探す

鮮やかに彩られていたそれらは
空っぽ 空っぽ

誰かが虫篭に
空っぽの夢
閉じ込めた 閉じ込めた

夢た ....
傾いた四月の窓枠に
腰をかけて

うかれる風の様子を
ぼんやりと眺めていた


風は僕の前を通り過ぎ
木々の葉をペロリ
と捲ったかと思うと

今度は地面に急降下し
土とワサワサ ....
おまえはきいろいねとむかしいわれた
そういうあなたはびょうきみたいとしかえした
あうたびにだきあっていたから
わたしたちみえなくなってしまって
わたし
ひこうきでかえってきたの

きみは ....
 彼女を死なせてしまった罪なんて背負って生きないでって
 君は泣きながら僕に言ってくれた
 空は悲しみ色に染まって大地を包んでいる
 あの時からずっとあのまま
 最後にお別れしたあの郵便局は
 ....
 体が熱い
 熱病にかかったようだ
 一ミリも動けない
 君を想う気持ちがこんなにも苦しいものだったなんて
 最高の片思いだ
 僕の想いが飛んでいって体を冷まし君の元に届けばいいのに
 こ ....
花を
花を摘みます
何度経ても
懐かしいと思う
春先
まだ小雪がちらつく

柔らかい
萌黄をすり潰した指先を
ほんの少しだけ
口に入れ
ほろ苦い
顔を
思い出しまし ....
かさぶたを剥がす勇気を持てないまま 大人になって
涙目の思い出も忘れて
心の水気が渇いてしまう前に もっと遊ぼう
繰り返し繰り返し 遠くへ飛ぼう

ゆらゆら ゆらゆら たよりなく揺れて やが ....
ぼくは今
2つの分かれ道の前に立っている

1つは水へ
1つは土へ

水は乾いた心に潤いと安らぎを与え
今まで辿ってきた道の
過去の事実と思い出を語りだす

土は浮いた心に土台と勇 ....
山川駆けて 広いおとこに
影陽捕まえ 強いおんなに

薪をかさねて 干したら眠れ
井戸のくみ水 かかえて帰れ

鯉が釣れたら 背に垂らせ
花を摘んだら 額でかざせ


白川の流 ....
流れる車両に身を委ねて
世界に逆らって辿り着いた駅は

{ルビ鈍色=にびいろ}

還る人々に身を溶かして
改札を一歩 踏み出した途端に

{ルビ冷雨=ひやあめ}


いつからか
 ....
首筋から
次々と抜け出していく
幾筋もの熱の糸たち
あなたを前にほどけて泣いてしまう

朝が来たり夜が来たりするたびに
揺れているのだきっと
いつだって泣く準備はできていたのだ
だから ....
灯台の積層レンズから
ここにいる、と叫ぶ声は
遠くからは星
近くからは秒針
海霧に照らし出す
港という駅

造船所の大きなクレーンを
右手にみながら
故郷はいつも
思い出せない何か ....
君が、
昨日よりも
薄く
見える

数ミリ
ばかり

気のせいだろうか

この世界の
奥行きが

昨日よりも
薄く
見える


今日という
平面に

僕たちは ....
嫌になるときだってあるよ
そう言うと
友だちは笑顔でうなづく

さほど広く無い部屋に
ふたつ机を並べ
四十六時中
お互いの気配に触れ合って過ごす

それでも机と机を隔てる
背の低い ....
 好き過ぎて死にそうだ
 苦し過ぎて
 大好きなRADWIMPSの歌を聴くこともできない
 だからこうやって書くよ
 心臓が張り裂けて飛び出そうになっても書くよ
 胃が荒れているのもそのせい ....
黄色い世界を
歩きつづけていたら
血が滴り落ち
気づくと
緑の世界へ来ていた

緑の世界で
恋をしてると
恥ずかしくなって
赤い世界へ来ていた

赤い世界の中に
階段をつくって ....
質問です
「し」と言われて何を思い浮かべますか?

「私」を思い浮かべた人は
自分を大切にしているのですね
簡単な事ではないと思います
あとはもう少し他人の事に
気を配るゆと ....
萩原重太郎さんの自由詩おすすめリスト(2128)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
線香- はらだま ...自由詩12*07-3-12
勇気を失ったサルたち- ぽえむ君自由詩5*07-3-12
同級生- 1486 106自由詩6*07-3-12
贔屓- 倉持 雛自由詩307-3-12
マーブルが、消える- A道化自由詩1407-3-12
笑顔をもう一度- ペポパン ...自由詩5*07-3-12
からまりながら- わら自由詩18*07-3-12
rocket- 水町綜助自由詩13*07-3-12
大人- tatsuya999自由詩4*07-3-12
あなたは、地図の上では咲かないと- たりぽん ...自由詩12*07-3-12
にせの春- 高宮シン ...自由詩507-3-11
秘め事- 三架月 ...自由詩1*07-3-11
*雨粒*- ちと自由詩8*07-3-11
空廻る夢達- RIKU自由詩3*07-3-11
四月の窓枠- 松本 涼自由詩307-3-11
しろいはだ- ミゼット自由詩7*07-3-11
Hello,Again_〜昔からある場所〜- はじめ自由詩1*07-3-11
それでいいんだ- はじめ自由詩4*07-3-11
花摘む乙女- さき自由詩1407-3-11
ブランコ遊び- 八布自由詩407-3-11
ぽえむ君の旅−水と土−- ぽえむ君自由詩5*07-3-11
肥後童唄- soft_machine自由詩6*07-3-11
*雨路物語*- ちと自由詩1*07-3-11
寄り添う夜- かのこ自由詩607-3-11
駅・函館- たりぽん ...自由詩10*07-3-11
ブラウン管- 043BLUE自由詩407-3-10
桜の季節としゃぼん玉- 恋月 ぴ ...自由詩36*07-3-10
盲目の恋- はじめ自由詩4*07-3-10
創造- hiro自由詩207-3-10
心理テスト- 1486 106自由詩13*07-3-10

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