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ひらがなって、やさしい。
かわいい。
おつきさまとか、ことりさんとか、
みんなわらってて、たのしい。
ひらがなって、ざんこく。
こわい。
てんしがね、ぼくを、さしころすの。
ゆがんだ ....
僕にとってはそれが全て
君にとってはほんのおこぼれ
そんな価値観の差異はもう気にしないから
だから僕にそれを与えてくれ
愛情なんか欠片もいらない
ただ音を
そう鼓動を
....
星明りの瞬く夜道を
皮ふと同化している
水晶時計の周波数と歩む
果てしない さようなら の骨格が、ひんやりうずく
しろく曲線にそった静寂(銀のしずく
の波紋)の右旋性が
夜風にとじられたま ....
懸命な姿
謙虚な姿勢
人の幸せを祈り
均整の取れた考え
肉体と精神
整った情報
悪い事を知らない
考えない
見ない
生き甲斐を持っている事
皆に好かれる事
自由な人
....
今僕はレコードの溝の上を走ってます
なぜって?
あの子の心の端っこから端っこまで
走りきるための
準備をしてるんだよ音楽にのせて
この事はあの子には内緒だよ
あの夜、
ケタの顎を蹴り砕いたこと、
今でも後悔していない。
いつも間違いばかりしていたけど、
あれだけは後悔していない。
ああしなければ、
ケタはまた ....
青いひかりテーブルでぽつり
グラスのふちに残された
口紅をぬぐうと砂糖の甘さ
部屋のすみずみで
とけ切らずゆれていた
おまえの唇に映る模様
グラスの底の乾き
俺はいつも眠たくて
....
恋はだめだ もうだめだ わかっちゃいない もうだめだ
ともかく恋などもうだめだ 恋してみたくなるものか
恋はだめだ もうだめだ 光っちゃいない もうだめだ
恋などきっと もうだめだ 許して ....
2005/08/17
和太鼓 和太鼓
どんどこどん
どんどこ どんどこ
どこどこ どーん
おまえ百ならわしゃ九拾九まで
クロコダイルの尾っぼを借りて
....
背後から抱きしめられる気配が
して
「だぁれだ?」
そんなのあなたに決まっているのに
他のだれかを想像してみる
雪の降らなかった今年の冬を
ひとりで歩いてみた
行き先なんか
決めた ....
常に ゼロ、
今が、ゼロなんだ。
だから、僕は生きる。
目的、理由、使命、
そんなものが人生にあるべきなんて、僕には思えないんだ。
呼吸する一つの体と、この心だけが
ただ、 ....
僕はいつも喋っている
同級生達が試験勉強している静かな教室で
もう受験諦めたんだ
勉強している前の同級生にしょっちゅう話しかけては
日本史演習用プリントの裏に詩を書いて見せている ....
素朴な感情
幸せになって貰いたい
苦しみが和らぐ事を
願っている
お客様の笑顔を
見たいから
お客様の荷物を
少しでも背負いたい
人の心を読み
人の要求している事を
考えて ....
望んでいる
忘れられていくこと
もう二度と会えない大好きな人に
淘汰されていくこと
居場所を確立するために
あたしは何を頑張れただろう
深く伸びていく腕の切り傷に潜って
....
強風に舞い上がる砂埃
咄嗟に閉じるわたくしの眼
あぁ近づく春の匂い
眼前ピンクの花吹雪
海が一望できる丘の上
誰が置いたかベンチがひとつ
凄く風が強いけれど
この景色を見せたくて見せたくて
帽子とワンピースが似合う君
君のためにベンチがひとつ
風に君は困っているけれど
....
春の気配を漂わせても
外はまだモノトーンの景色
窓辺
揺れる裸の枝先の
まだ開かぬつぼみ
食卓を飾る赤は
花瓶に押し込められた薔薇
生気のない色はイミテーション
ならばまだ ....
わたしにそんなに近づかないで。
これだと、
あなたの嫌なところも
わたしの嫌なところも
すぐに目に付いてしまうし、
一方がつまづいてしまったら
二人一緒にこけてしまうでしょう?
わた ....
明日が地球の終わりです
突然の放送
当然の暴動
必死に生きようとする
僕呆然
君呆然
頭が働かない
明日が見当たらない
天国へのカウントダウン
針は動き出した
僕妄想
即 ....
昨日見た金色は、やはり昨日の空に消えてった
僕らはまだここでもがいている
手を伸ばした先に何もないと知っていても
背伸びをすることは止めなかった
いつも五月蝿い犬の鳴き声は
冬の雨に ....
向かい風に出会ったら
ひょいと向きを変えてみるといい
そうすれば
追い風になって
キミの背中を
押してくれるはずさ
曇った 庭の かたすみ に
そんな 便りが ある
二季を 過ぎて きた 冬の 朝顔が
ア・カペラを 一輪 ふるえて
白さに ひらかれた 暗さの 土地で
無伴奏( ....
キミのカケラ
ボクの手のひらで
すくえるかな
トゲトゲかな
ヒリヒリかな
チクチクなのかな
梅の花びらがひらり
飛んできた
フワフワだよ
ひざしだけは春で
風がビゥビゥ ....
ショートケーキひとつ
落ちていく
月夜の道に
落下する
やわらかな音
聞こえない
苺がひとつ転がった
外れてとれて痛んでる
暴風通ってまた転がり
赤い
実の
白い
いち ....
始発の電車に乗り
網棚に鞄を置いて
クロスワードする
この本のは難しい
待ち受け画面に
彼女の写真見て
笑顔の練習する
自然と頬が緩む
喫茶店でコーヒー
革靴の汚れを拭く
....
。 。 。 。 。
。 。 。 。 。r
。 。 。 。 。 。 。
。 ....
キャベツにフォークを突き刺した
ズキッと心が痛むのに
フォークの突き刺さったキャベツは
平気な顔してそこに居る
フォークを抜いた跡は
痛々しい穴が
4つ開いていた
そこからは
....
胸をお借りしても いいですか
肩に少しだけ 寄り掛かってもいいですか
もしよかったら 抱きしめていただきたいのですが
そんなこと 頼んでも いいですか
貴方と私はついこ ....
ぼくは今
2つの分かれ道の前に立っている
1つは光へ
1つは風へ
心が暗くなり足が動かなくなったとき
その光は明るく自分を導いてくれる
自分にとって生きる支えとなるであろう
....
ふと気がつけば
後ろ手の冬
雪の匂いも薄らいで
それとは知らず
陽をまとい
季節は
追い越せないものだとばかり
待ち続けてきたけれど
いつの間にやら
景色は流れて
....
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