すべてのおすすめ
退屈で憂鬱な土曜日のトンネルを抜けよう
土曜日のトンネルに入ると僕は高い天井の狭く透明な牢に入れられたような気分になり
重力に負けて空虚な思考回路となり何かをしている自分が自分ではないような ....
可能性ないなんて
始めから否定してたら
何も出来ないんだよきっと
やってみなくちゃ分からないなんて
使い古した言葉だけど
間違ってないよね
何度裏切られたって
自分を信じ ....
泣きたくなるほど 別れ の匂いをのせた風、が
すべてを その 色に 染めました
その 匂いを感じるようになったのは いつ からでしょうか
泣きたくなるほど 別れ の匂いをのせた風、が ....
ぽろぽろ、と
止まらなひのです
(それはあたかも)
言葉が
止まらないかのように
緩く
柔らかに
止まらなひのです
昨日、最後の宇宙人は ....
こんなに好きなのに
いつも想いでいっぱいなのに
ずっと一緒に居たいのに
何て時間はいじわるなんだろう
いっそ貴方に溶けて混ざっちゃいたい・・・
たとえ、あたしがあたし ....
地球上の酸素を
30秒だけ
消してみたい
きっと、みんな
エアコンを使わなくなる
地球上の愛を
1日だけ
消してみたい
きっと、みんな
空っぽになる
....
スパンコール散りばめたような
ビロードの夜
見上げればぽっかり浮かぶ
上弦の月
こんな夜は
お月さま たて琴にして
静かな森の湖に
音色をそっとながしましょう
銀の小舟 ....
恋は、、、
ときに 凡人を天才にする。
恋は、、、
ときに 天才を凡人にする。
らっきょの「ら」
らっぱの「ら」
つるつるって食べるのも
あったよね。
そばぢゃないよ
わたしって。左利きで
不器用すぎるから
はさみさえ上手く扱えなくて
型紙から
あなたを ....
さあ勇気を出して飛んでごらん
怖がらないでいいその腕は翼だ
君は忘れてしまったのだろうが
かつてその両腕を繰って大空を
自由に飛んだじゃ ....
2時間かけて造った
いびずな紙ねんど。
無駄に色を塗って
無駄に1時間。
疲れた私の
贅沢な
休日の過ごし方。
カランコロン口の中
全ての言葉を甘く変える
いいのよ
全て
トロントロン甘い味
私の頭は薄桃色
幼い頃見た
絵本の世界のハッピーエンドしか知らない
ディズニーのように
夢 ....
{ルビ鈍色=にびいろ}の鉄を見ている
あくまで照り返しでしかない光が
滑って離されて放たれる
今目の前にぎっしりと詰まった木々を越えた
越えてうんざりする
体温よ ....
ゆっくりと雪は溶けていくのだから
膝を抱えて待っていればいいんだよ
君のこぼした涙は墨の味がしたんだ
あの黒い雨のような黒い枝のような
君は何か悲しかったんだろうか心が
だから涙を沢山沢山こ ....
浜辺で貝殻を拾い
よみがえる思い出
右側を見ると貴方
壊れかけたベンチ
打ち寄せる波の音
しょっぱい波飛沫
灯台の光が眩しい
大きな背中フワリ
輝いていたあの時
カラオケ行っ ....
古書店 まわりなどして・・・
『現代詩文庫』を幾十冊 読む
難しい詩論など いい
重々しく重層な 文体
軽妙でウィットのきいた詩
感性を逆なでして目覚めを促す 檄文
そこには ....
傾くギターに手を伸ばし
{ルビAm=エーマイナー}を鳴らしたら
なんだか「破戒」を思い出す
もうすぐおやつのじかんでしょうか
白いお空はまぶしさをみせて
痛いな気分は丑三つ時だよ
....
ジャージは恋をしていた
一目見たそのときから
そのサッカーボールにときめいた
本当は光沢のある白と黒の
単純な色をした丸い球体だけれど
大勢の人から蹴られて
その傷口からは土が染み込み
....
年に一度の大掃除
決まってこの時期
赤で統一された部屋を剥がす
全部隠そうとした
そんな愚かな考えだった
引き出しに閉まった後悔
取り出して
燃えないゴミ
ベッドの下 ....
風鈴チリリン チリリン
木こりの森でなり響く
優しい朝の風
春風の吹く優しい森
小鳥の鳴く 目覚ましに
光を 浴びる 丸太の家
暖かい スープに
焼きたて パンの 馨 朝の風
小鳥のさえずりに ....
まちがえることを
素直におそれた日々は
だれかのきれいな蝶々結びに
たやすく揺られる花だった
あの草原で
かぜを追いかけてゆくことに
不思議はどれほど
あっただろう
....
君は森の中で首を吊った
美しい君が強固な樹木のしっかりした太い枝に荒っぽいロープを巻き付けて
穴という穴から流れ出る体液 垂れ流す汚物
下にはそういう溜まりができている
不気味な色の ....
静けさの中に幸福を見つける
幻聴も不安な要素も何もない世界
命が永遠に感じられる
眠りの崖がすぐそこまで来ている所
僕は安心して墜落できる
車の走り去る音も二階を包む異様な空気の ....
+
石橋を叩いて割る
君の動きはハンマーで
その働きは引力だ
物体の俺だから
耳を澄ます必要がある/繋ぐ必要がある
手を、手を!
飛行機がブゥゥゥ・・・ん。
超低空でやって ....
大切な人に
『大切だよ』
なんて
なかなか
言えない
気持ちが
強すぎて
また今日も
自ら
ブレーキを
かけています
でも
いつか
ちゃんと
君の目を
見て
言えますように、
君 ....
昼でも
空は見えるから
一緒に遊ばない??
ってあなた
言ってくれたね(^-^)
すっごくすっごく
嬉しかったよ(o^∨^o)
ありがとうっ(*^ー^*)
やっぱりわたし
あなたが…… ....
どうして人は空を飛べないの
小さな少女のふとした疑問
どうして人は空を飛べないの
人は大地を守らなければならないのです
大空を自由に飛びまれたら
人は守らなければならない大地を
破壊し ....
春の気配に恋、を思えば
こころが羽根を持って
菜の花畑の上を旋回する
拙い愛情が
地球上のすべてだったあの頃に思いを馳せると
おぼろに陽炎は立って
咲き競う花の匂いが
わたしを空 ....
幼いなんて言わないで
私は確かに幼いけれど
十分何でも知っています
幼いなんて嘘やさかい
私は来年成人するし
お酒の味も知っ ....
左肩が私の涙で
だらしなく濡れた
襟ぐりの広いシャツを着て
平然と煙草を吸う君を思い出す
例えばこの部屋の匂いを
消し去るものは何だろう
通勤電車の中で見た
風が変わるのを心待ち ....
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