わたし ほんとは
エビフライ食べれないんだよ
アレルギーとかじゃないけど
嫌いなだけだよ
食いしん坊だけど
嫌いなものもちゃんとあるよ

わたし ほんとは
君のこと大事にしてい ....
フェイスブック
ライン
メール
電話も
手紙ですら
もう つながることはない
遠い人

色づくことの葉 散り積もり
掻いて 集めて 徒然に
燃やしてみる その 煙の
立ち振る舞い ....
キンタマの皺に埋もれて死んだ毛ジラミ、母想う  木々の隙間を縫って滑り込む木漏れ日に太陽と緑の匂いを嗅ぐ。
 足元の緑はいつしか真っ白な絨毯になる。
 気がつけば木々の葉も色付きはじめている。
 夏は過ぎ去ったのだ。

 秋を想い、 ....
王子からブクロに帰る途中
キンタマをひとつ落としてしまった
落としてみると
キンタマのありがたみがよく分かる
二つないと
上手くバランスが取れないのだ

探したが見つからない
交差点、 ....
僕は何を怖がって
視線を落とし街を歩くの?
向こう岸へ
向こう岸へ
そんな所に君はいないから

僕は一体何に怯えて
光ある方へ流れるの?
知らない世界が見たいだけ
知らない景 ....
星空にふる雨

地に眠る歓喜

引き寄せあう結晶が

ハレルヤ
一筋の嘆き

君は明日を笑う
砂象の怒り
食べつくせない果実

振り返ると渦を挑発し
いつまでも感情は ....
拙訳


偽りない二つの心が相結ぶ
その邪魔をどうか僕にさせないで
変わりゆく相手を目の前におのれ自ら変わるなら
無かったことにしましょうと言われて誓いを破るなら

そんな愛は愛じゃな ....
気まぐれな風が 鏡の水面に木の実を落とす
広がる波紋は 臆病な栗鼠の目に少しの不安を
それでも 冬支度の手を 休めることなく
すぐに静まって 平穏になるとわかっているから


羊飼いの ....
この風を知っている
そんな気がするのは
夏を生き延びた生き物たちすべてが
その手をつないでいるからかもしれない

地球のどこかで生まれて
地球を何億回も旅をして
悲しみの涙を流す人のほほ ....
かくれんぼ誰も探しにこないのねやけに激しい風が吹いてる 高くなる高くなる
青の天空 が
枯れようとしていた
魂の井戸底から
泉水を湧き上がらせる

己の内なる霊性
純粋な冷水に浸し
定められたその日まで
意志と、忍耐と、無私の認識で、
 ....
       ー年を取るとはこういうことか7ー

若者よ ズボンをはくとき
ベッドに腰掛けなくても履けるか

家中の者が畳の上で生活していた頃から
立って履くのが常だった
布団の上で寝転 ....
千歳の少女の誕生日を
誰も祝うものはない
一匹の蟻を避けて
十匹の蟻を踏む
淡く巨きな
泡のなかの午後


手を振るたびに
いのち以外に満ち
暗い街の背後の山から
 ....
蒼の岩 蒼の雨
唇に触れ すぐ放された
二本の指を巡る文字
一人を嗤う異国文字


見つめすぎて
咽が痛くなり
紅い窓を洗う滝
遅い流れ
遅いはばたき

 ....
剥ぎたい

もしくは

突破したい

 この皮を削ぎ落として生まれ変わりたいくらい

 直立不動に酔いたい

  頼もしかった諸刃を振り回していた鏡の世界に

  会い ....
ある日{ルビ馬鹿=うましか}は恋をした
とても美しい理念に

薬はなかった
あっても飲みはしないだろう
なにせ

夕日を浴びた{ルビ馬鹿=うましか}の群れが
一斉に嘶いた

美しい ....
 
通販サイトのタイムセールを見るたび

欲しいものリストが増えていく

ぽっかり空いた穴は満ちやしないのに



 
怪獣がすきだった

一生懸命に敗北へと向かう
その信念がすきだった

破壊される街も
逃げ惑う住民も
どうせフィクションだから
心配には及ばない

それなのに
怪獣の優勢が劣 ....
家が近所だから
幼い頃からよく遊んでいる
何でも分かり合える

些細な喧嘩も多いけれど
他の誰よりも仲良しだと思う

高校の頃になると
静かに恋が芽生えて
互いに意識し合う

素 ....
 あてどもなく私は私だけの絵画を求め歩いてゆく。
 町を抜けると海に出る。
 なぜだか私の見る海はいつも孤独に満ちている。
 停泊している貨物船に群がる鳥たちの声も聞こえない。
 
 待 ....
私は草に生まれたかった 何を目指しているのか。
集団的自衛権の行使容認?
日米同盟の強化?
米軍への軍事的支援拡大?
憲法改正の代替手段?
憲法改正への地均し?
海外での自衛隊活動の拡大?
紛争や対テロ戦争にお ....
毎晩電話越しに幾つもの愛の言葉を
君だけには贈ってきたというのに

詩を書いて欲しいなんてどうして言うのだろうか
僕が作詞苦手なのを知っているくせに


空、雪、虹
命、死神、桜
そ ....
    無聊のいちにちがながれた
    そして 浮力さえなくした
      卒寿のおひとりさまは
    ナツメ球をともしただけで
    青い春 赤い夏 白い秋を
 ぼやけた回想のスラ ....
よごれた皿を洗うことはたやすくできる
こころを洗うことは容易ではない

精神のよごれが頂点に達して
いつもこわれっっぱなしの回路をさらに脅かす
どこの惑星で治療をうけたらよいのか

基本 ....
もう金木犀の匂いがする

どこにいるのか探している

まだ都会の星空ていどの花

写真には写らないていどの花をみつける


それがどれだけ本当でも

欲張りすぎたらダメなんだ
 ....
それはとても柔らかくて静かな日だった
わたしは視力を失いかけている母の目を治すことのできる医師が
この地にいると聞いて はるばる この地にやってきたのだが
偶然にも その夜は、祭りの日 ....
悪びれることもなく時は捲れ
ゆるゆると確実に老いてゆく
胸に立ち込める冷たい霧
晴れる間もない
季節より早く深まったあなた
色づく言葉が黙々と
忘れ去られた詩人の墓を覆う頃
斜陽に目を細 ....
独房の堀で羽を休めるアゲハ蝶
憐れみの蜜を吐き出す
黒い光沢に光りが反射して
影だけ先に飛んでいく


十七歳の部屋では少女が
明日を憂えていた
それでも敏感に影を捉えて
不意に彼女 ....
レタスさんのおすすめリスト(4304)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほんとは- 瑞海自由詩5*15-9-26
つながらないあなたへ- ただのみ ...自由詩22*15-9-26
キンタマ王子、一行詩を書く- 花形新次自由詩115-9-26
秋を想う- ヒヤシン ...自由詩10*15-9-26
キンタマ王子、袋に帰る- 花形新次自由詩115-9-26
夜の街_僕を消して- 凍月自由詩5*15-9-25
無題- アラガイ ...自由詩12*15-9-25
シェイクスピア『ソネット』116番の拙訳- matirius自由詩1*15-9-24
あたしの平和- 藤原絵理 ...自由詩13*15-9-24
夏越しの約束- そらの珊 ...自由詩13*15-9-23
かくれんぼ誰も探しにこないのねやけに激しい風が吹いてる- 北大路京 ...短歌515-9-22
青の天空に- たけし自由詩415-9-22
物を両手には持たないで- イナエ自由詩21*15-9-22
空の蝋燭- 木立 悟自由詩515-9-22
ノート(夜が来る)- 木立 悟自由詩215-9-22
痛い思考~神秘と現実- 朝焼彩茜 ...自由詩12*15-9-22
美しい馬鹿- ただのみ ...自由詩13*15-9-21
満ちない- 殿上 童自由詩15*15-9-21
怪獣がすきだった- 千波 一 ...自由詩1315-9-20
幼馴染み- 夏川ゆう自由詩215-9-19
疼き- ヒヤシン ...自由詩8*15-9-19
神さま、ごめんね- もっぷ自由詩315-9-19
何を目指し、誰を見つめ、今国会での成立にこだわったのか_- komasen333自由詩3+*15-9-19
花、鳥、風、月- 北大路京 ...自由詩1215-9-19
想いは枯れて- 信天翁自由詩415-9-17
ちっちゃな宇宙船にのって- 梅昆布茶自由詩1815-9-17
金木犀- 吉岡ペペ ...自由詩515-9-17
墓石の幻想郷- るるりら自由詩17*15-9-16
秋・滑落- ただのみ ...自由詩18*15-9-16
舞い_(四行連詩)- 乱太郎自由詩15*15-9-15

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