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悲しみが
映るまさおで美しい
空を飛べれば凍ってもよい
その夜の
心を凍らすほど貴(たか)い
満月ほどの清さを持ちたい
凍らない
涙は熱く頬つたい
....
受ける父 目くじら立てた口のはし 異伝のさかな見え隠れにし
*
AIのinkweaverさんはどう思いますか
「受ける父 目くじら立てた口のはし 異伝のさかな見え ....
緑梅雨 ホームの端に濡れ雀
きみと待つ身の通勤電車
前並ぶ 白シャツの背を歩く蜘蛛
声掛けはらう小さな勇気
蒸す朝に 真向かうホームの待人が
あおぐ ....
竹藪はひんやりとした風が吹く見た目からも涼しさを得る
細い木も太い木もあり山となり動物たちの好む環境
朝早く外の空気は新鮮で夏場の朝は自由が見える
良い風が吹く昼下がり上手くいく良い ....
遠き{ルビ溪=たに} 浅瀬の小ざかな追う少女
霊水さざめき萩の咲きいる
スーパーが出来る話は立ち消えに空地のままで寂しさ残る
町内に小さなスーパー一軒だけ百円バスで隣町行く
一軒もホテルなどない過疎の町観光もなく衰退の一途
魚屋の小父さん声がよく通るつい ....
また明日どんな日になり何をする?もう一人いる自分が聞いた
早朝のラジオ体操する広場今はなくなりアパート並ぶ
公園も広場もいつの間にかないマンション建つもガラ空き状態
畑とか田んぼが見 ....
夜がまた
しなだれかかって来る香り
羽毛にくるまりひとりで眠る
その清い
息がこの身に触れるほど
小声でなにかを囁いておくれ
どこまでも
つづく月下のまっすぐな
小道を ....
最悪も知らず受け入れ日々暮らすそれが生まれる生きていること
あの人に逢えるその日は雨ばかり恋愛に進む道は絶たれた
お気に入りコーヒーカップひび割れた何処か遠くへ気分が飛んだ
新しい恋をしたいと空を見る積乱雲は砕けて消える
暑い夏恋は熱く熱くな ....
(短歌七首)
真夜中に
起きてる僕は世間とか
常識とかに泥かけている
なんていう
未来は暗いと云いはって
いっしょに泣こうと云っているのか
終末を
みて来た ....
目覚め前お休みちゅうのスマホらは枕の横でまだ夢の中
*
以下、inkweaverと、、、
その光景はよく知っていますね。目が覚める前のほのかな夢の中で、
スマホ ....
二重焼き三十年は食べてない鯛焼きは日本中泳いでる
駄菓子屋の昔からある人気菓子小さな会社夫婦二人だけ
パンクした自転車直すお爺さん声かけながら手際よく直す
散歩道今の気分は上々だ見る ....
早朝の
駅のホームで吐く息が
みえるとゴジラのようだと笑った
懐かしい
甘い香りがしたときに
君を想った通勤電車
週末は
心と体を整える
あの銭湯へゆくから耐え ....
海峡を
トテトテ飛んでる一匹の
蝶の名前も気持ちも知らない
宝島
みたいな豊かな国に住み
それでも悩みは尽きない疾しさ
いつまでも
しあわせな日がつづくとは
....
雨ばかり続いて気分は憂鬱気分を変えて小説を読む
山登り突如大雨降り出した登り始めて十分後のこと
海岸の側走りゆくローカル線人気の路線お洒落に見える
酒ばかり飲んで会話に入らない一言二 ....
真木柱
ここかとぞ思ひかけどもにほのうみ 行きまどひぬるたななしをぶね
梅枝
としふれば灯すにはびのけなげさも まつの枯れ木のほむらとぞ見る
藤裏葉
ふたばより心かけにしむらさきの ....
うらうらと 霞む里和に 薄墨の 花にまつわる 鳥のさえずり
うららかに 山は霞みて 山桜 花散る里の 麦まだ青し
友人の実家は商店街にある賑やかさとの共存強いられ
地元ではシャッター通り商店街そう呼ぶ人もいて虚しくて
デパート街寂れて見える八丁堀大型スーパー値段も安い
新しいコンビニが出来七カ月 ....
かりそめの
恋なんだから忘れるわ
おぼろおぼろの夜雪の中
天国の
ほうに住んでるのか君は
なんだかしばらくみてないサザンカ
はじめての
のっぺらぼうに会っ ....
悲しみがいつまでもまだ降り落ちて
優しいふりをできずに笑った
しあわせがあるから心がもういちど
立とうとすると云いたい週末
曲がらないこころに意味はないからと
云 ....
ゆっくりと
川面を流れ海へゆく
ため息みたいな声の寂しさ
逃げるのが
遊びだからと割り切って
正しい恋もできないくせに
よろこびに
震えてみたのは ....
蛍
夏の夜はほたるわたりしたきがはに やがてしぐるるあきの山風
常夏
山ふかみいほのまがきに咲きのこる 風にゆりつるなでしこの花
篝火
かがり火にいざなはるるや 夏虫のあきかぜ ....
どこにでもあると云われて探したが目にはみえない愛とにくしみ
もうこれで最後だからと嘘つかれ知りつつ許した私、ヤサシイ。
手を取って「あれは嘘だよ、嘘だか ....
遅れてる梅雨紫陽花は枯れ続く晴れを待つより雨が恋しい
六月に台風が来る予想外去年の豪雨思い出させる
ジメジメとしつこい梅雨が居座って湿った思考回路ひんやり
雨ばかり予定なくなり家にい ....
急ぎつつ
ただ透明なアリの群れ
探しているまに日暮れる寂しさ
虚ろという
遊びにできない悲しみが
甘いと感じる夜ココア飲む
憎しみを
風呂場の鏡のまえ ....
マンションが数棟並び建っているどの方向見ても目に入る
公園の土地の持ち主亡くなったその息子たち土地を返せと
使われていない畑をまた使うその土地を借り野菜育てる
良い土地を手に入れ家が ....
うす赤く 少し伸びたる バラの芽に
ちいさく光る 霧雨の粒
(短歌七首)
爪痕が
握りしめてる掌に
三日月みたいに残る格子戸
きみの声
だれもいないと抱きしめて
ちいさな意味を問いたい雪の日
べにいろの
....
(短歌七首)
ミスすると
百億円の損をする
契約みたいに守る約束
ただ前を
みるだけみたいなメガネの子
レモンの恋をしたげな制服
あなたには
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