冬はなりたての死刑執行人
このぎこちない朝に
辺り一面に自らの恐怖をこぼしてしまう
例えばそれはつめたい雨のしみとして路上に
例えばそれは朝日の顫動として線路の途上に
世界が沈黙 ....
きみが奏でるインプロビゼーション
太陽がさししめすデスティネーション

私はずいぶん整理されたのかもしれない
まるで骨格のように洗われるだけになりたいと

素朴な島人でありたいと心底おもっ ....
きみは
とてもきれいだから
それが理由で
いつか死ぬんだよ
うらやましいな、
冬の檸檬を
ひとつ
ポケットに入れている
きみの感性を
いつだってぼくは
軽蔑してます。
川の中に鳥が三羽
岸に一羽

川の中の鳥は
水にもぐったり泳いだり
一生懸命にみえる

三羽は家族にみえる
話しあっているようにみえる

岸の一羽
みなに背をむけている
別の方 ....
月曜日の朝が
憂鬱なのは分かっていた
いつか誰かが行動すると
期待した
しかし、待てど暮らせど
誰も何もしなかった
許せなかった
自分でやるしかないと思った
盗んだ散弾銃を手にして
 ....
笑わせてくれる首相を選べれば

{引用=
グアテマラ
維新から威信なくなりもう異心 悲しみの透明なあり方よりも楽しみの存在の軽さに


たちまちにうっかりうかれ浮遊するさみしさをのむホットチョコレート


そこからはおはようさまにこんにちはさよならにさよならする憎しみ ....
今日はこのフレームを手に入れたので
このフレームの中で展開を期待しようと思う

秋惜しむ

ホルモンの悪戯に付き合って月が仲裁入ってくる
認知症を恐れて食べたものを思い出す訓練をし ....
夕日のみえる高台で
ぼくはきみには背を向けない

だれかの家路を
見下ろすぼくには秘密が多い

赤面してもわからないから
夕日にそまる高台は
告白するのに都合がいいけれど
ぼ ....
鉄は不可思議の組み合わせ
ひとつにひとつ
燃えさかる蛇
器の海を呑み干すけだもの


灰の駅 灰の汽車
川底を浚い
放る羽
光を終えた光に群がる


凍えた青空 ....
離れてることを忘れ夢中になるそれぞれの布団のなかでのスマホ


ヤジ飛ばす安酒の唾ふりかかりファウルボールで逆襲したい


運命をしょぼい偶然と言い換える趣味の出会いの私の流儀
 ....
流れ星に祈る願いは自由だよね
好きなこと頼んでもいいんだよね
この内緒の涙を止めてください
この悲しさを嬉しさと取り替えてください
この現実を悪い夢だったことにしてください
流れ星に祈る願い ....
銀杏の葉が落ちる
一葉 また一葉
かすかな気配がする(するはずだ)
木との繋がりを絶たれる
そっと地に触れ横たわる
――オト

わたしには聞き分ける耳もなく
世界は喧噪に満ちていた
 ....
すきなひとに気軽に
すきと言えないように

きらいなひとにきらいと
言えるはずもない

一緒の鍋をつついても
心にふれないよう気をくばる

湯気があたりをぼやかして
ほんとのことが ....
キンタマ王子は無職だった
42歳で無職なのは体裁が悪かったので
とりあえず何か仕事をしようと思ったが
働くのが嫌だったし能力もなかった
そこでキンタマ王子は
2週間考えた末に
詩人になるこ ....
耳を澄まさなくても
聞こえてくる世の中の音

生活の音が
あちらこちらから聞こえる
「幸せの音」と言い替えてもいい

数限りない音楽がある
聞く人の心に溶け込む潤い

音のある世界 ....
さびしいおもいをしよう
うそのお皿にふたりですわって
わかりあう
を たべよう
べたべたにして
たべおわったら
ちがうドアから かえるのさ
あなたが いるなら
波だって
とまる
たやすく

つめたい 朝日のなかに立ってる
わたしたちは
よわいよね

あなたがいるなら
なみだって
とまる
たやすく
でもまた す ....
ねえ

何で僕が君から一歩遠ざかるのか、知っている?

僕はね
近くにあるものを見失ってしまう人間だ
もしくは無くしてしまう
壊してしまう


何故、毎日お話しなきゃいけない? ....
山椒はけなげな樹だ
人に若芽を摘まれ
実を横取りされても
再び芽を出し花をつける

山椒は優しい樹だ
青葉に隠して
揚羽の幼虫を育て
幼虫に臭いをすり込ませ
ああこの臭い
幼虫はこ ....
心臓の検査で二時間待たされた
結果説明をするのは
驚くほど穏やかな話し方の医師だ
この穏やかさは
草食動物がまどろんでいるかのようなぼんやり
草食動物が説明しはじめた
非常に穏やかにしかし ....
 晩秋の風は悩みをはらみながら私の窓辺にやってくる。
 ああ、悩ましい。私は上手に言葉を紡げない。
 限界を超えたところに真実があるのなら私はそれを見たいと願う。
 私の存在に真実があるのな ....
そうだね
って言うのはむずかしい

たったひとことなのに
そうだね
って言えない

認めたくないわけじゃないと
おもったけどやっぱり
認めたくないのかもしれない

わたしは正しい ....
祈るようにサイコロを振る
嫌な予感は的中した
すでにホテルの建った銀座 わたしの靴は落ちた 
このままでは残りの土地を売却しても破産してしまう
なんとか逃れたくて 頭が高速回転を始める

 ....
空に舎に

秋光り

ほの暗き

回廊に

風立ちぬ


天高く馬肥ゆる



をのこ生まれる


空に舎に

秋光り

ほの暗き

回廊に

風 ....
逢う人逢う人アリアレルギーのアリクイ 肉を食べたはずなのに、
私はさかなを吐く。
さかなたちは私の咽喉から、
ぴしゃぴしゃ、
躍り出て、
シンクの ....
民主党またブーメラン投げている デロリアンワーゲンでなく良かったな
レタスさんのおすすめリスト(4118)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬のはじまり- 葉leaf自由詩415-11-3
いつか失ったものたちへ- 梅昆布茶自由詩18*15-11-3
冬の檸檬- 左屋百色自由詩915-11-3
空をみる鳥- 朧月自由詩415-11-2
キンタマ王子、フォーコロンバイン- 花形新次自由詩115-11-2
笑わせてくれる首相を選べれば- 北大路京 ...川柳215-11-2
維新から威信なくなりもう異心- 北大路京 ...川柳615-11-2
悲しみの透明なあり方 - 阿ト理恵短歌12*15-11-2
今日のフレーム- 朝焼彩茜 ...自由詩10+15-11-1
緋のマント- 千波 一 ...自由詩815-11-1
ノート(冬の蝶)- 木立 悟自由詩515-11-1
紅葉を散らす雨- 深水遊脚短歌4*15-10-31
雨降りの真昼に- もっぷ自由詩615-10-31
沈黙へ捧げる秒針- ただのみ ...自由詩14*15-10-31
土鍋のこころ- 朧月自由詩1115-10-31
キンタマ王子、詩人になる- 花形新次自由詩115-10-31
- 夏川ゆう自由詩215-10-31
さびしいおもい- はるな自由詩715-10-30
朝日- はるな自由詩315-10-30
書き留められた思い付き:1- 凍月自由詩4*15-10-30
山椒は優しい樹だ- イナエ自由詩14*15-10-30
心臓の検査- ふるる自由詩20*15-10-29
救いのない・・・- ヒヤシン ...自由詩9*15-10-29
そうだね- 朧月自由詩415-10-29
モノポリー- ただのみ ...自由詩7*15-10-28
風立ちぬ- 吉岡ペペ ...自由詩11+15-10-28
逢う人逢う人アリアレルギーのアリクイ- 北大路京 ...自由詩415-10-28
ガム- あおい満 ...自由詩715-10-27
民主党またブーメラン投げている- 北大路京 ...川柳115-10-27
デロリアンワーゲンでなく良かったな- 北大路京 ...川柳315-10-27

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138