或る日

椅子座り笑顔浮かぶる妻の顔かわゆらしとひとえに思う

伝道にいでゆく妻に声かけて頑張ってねと妻うなづきてゆく

昨夜には二人してとも二杯のカクテルをあけ気持ちよかり

賛美 ....
151016

透明な液体が
土壌に浸み込んで
悪さをするという
液体の成分は何なのか
放射性物質かもしれないと
口に出すのが習慣化して
そうかも ....
居間で胡坐をかく父の姿を
時折見る。

(死んだはずなのに。)と思いながら
「お父さん。」と声をかけた。

(父はただ、静かに背を向けている。)

そこにいるだけでいい。
そこにいて ....
知識の果実、による
異常肥満の精神
に、は
揺れる火が怖い


聖堂は黙す
ひざを折る彼、の
芯を修繕することを
慎ましやかに受け入れる


となりに並ぶ彼女の
骨の ....
枠にはまる
美しい枠に沿って色づけを指紋と共に

 印 証明 サイン

枠にはまる
屋根や壁のように 時には翼なしにはみ出しても

 波紋に導かれ 枠に戻る

枠にはまらな ....
スクール水着にしてるのは 萌えるから燃えるから
              o         °
学生時代からスタイル変わってない
             °        °   ° ....
べつに今すぐ ハンズでロープを買いたいわけじゃない
ただうっすらとテレビに降りつもっていくホコリみたいに
「死にたい」って 思っていて
これをずっと掃除しなければ いつかホームから飛び降りてしま ....
じゃりじゃりになっている
蜜のあわれを
さじで救い取る

瓶の中で
結晶になった
白い彼女はきれぎれになり

焼かれたパンの熱でそれは
ふたたび脆弱に溶かされてゆく
朝の甘い官能
 ....
トーストを咥えて走るシミュレーションあした天気になりますように 豪快に彼女に塩をまかれたよあした天気になりますように 月が高い塔に当たりました

夜景は万華鏡の海 光に輝くベットの上


女性の姿で生まれました

悪夢を熱にしながら こぼれる言葉
強盗が脅迫と力で奪いとった「それ」を
詐欺師は嘘と手管でまんまと横取りした
だが翌朝には消えている泥棒に入られて
泥棒は「それ」を盗品ブローカーの処へ持って行くが 
二束三文の代物だと言うブロ ....
みどりの線で世界を描く

翠は鎮静のいろ
緋色が補色

融和と柔らかな背反
それぐらいがいいところだとおもうのだ

ビリジアン
青みがかったみどりらしい

マゼンタ
あかるい紅 ....
メガネをかけた店員が私を緑のサツマイモだと言った
もう一人の店員は私のことを赤いキュウリだと言った
どの棚にも私の居場所はなく、
北海道の男爵やクイーンが
同じ棚には並びたくない、と言 ....
指を折って数えて間違えている キンタマ王子は
小谷実可子の大ファンなので
(現在進行形だ、文句あっか!)
自分もシンクロをやりたいなと
常々思っていた
すると最近マスコミで
男のシンクロも取り上げられるようになった
 ....
素っ気ない態度を見せる職場では二人の時は甘えん坊に

絵手紙が夏の終わりに飛んできた夏より熱い大きな太陽

蝉の声夏の印象暑くする夏の終わりを感じさせる声

夜の道猫の泣き声響き渡る夜の何 ....
『夕暮れ』

寂しいと呟けば
誰かが
肩を抱いてくれそうな
そんな
秋の夕暮れに


『曼珠沙華』

野辺の道に咲く
真っ赤な曼珠沙華が
やけに扇情的で
まるで娼婦のようだ ....
いくつまで活躍せねばならぬのか "ね"をあげる秋刀魚野菜に手が伸びぬ キンタマ王子をパクった
キンタマ玉子が現れた

キンタマ王子の
専売特許のキンタマを
パクった上に
玉を被せるという
大胆不敵さだ

しかもキンタマ王子は
キンタマ2つだが
キン ....
夕陽に向かって走っていた電車が停まった。長い間揺られていた人々は立ち上がった。この先には もうレールはなかった。が 旅が終わったのではない。
ここからは ひとり 自分の足で歩く始発駅でもあった。過去 ....
{引用=たくらみを実らせた花はもう、少女ではない
女になれば脆弱な季節から嫉妬だけを学ぶ
かなしみ、は 夜を壊し牙をむく
いつも、淋しい姿で佇んではいない、と
教えてくれた あなたの沈黙は深く ....
ゆ!


気合いの入ったコンクリの煙突は
夜な夜な夜を吸いこみながら
湯を沸かしてるっぽい


一日 一生懸命働いた疲れをきれいに洗いながすために
この町の人たちはここに集ま ....
遠くに行ってしまいたいような
夜が転がっていてつい
拾ってしまったの

月並みな置手紙のこして
四丁目を後にした

北に焦がれる冬のこと

月がなんだか
笑顔して
わたしをみてる ....
うらはらな気持ちで聴いている
ボビー・コールドウェル
さっきまで泣いていたのに
自分は ほらもう大人でしょう
むりやりな確信を強いて
あしたは床屋さんでショートにしてもらうの
あきれた決意 ....
 純 粋
  雨   あらゆるけがれ つ つ み こ ん で
 粋 純


    光◇◇光を◇通す
          ◇曲
           ◇     ◇
          ....
ニュートリノほどの軽さのプロポーズ 古い本を開いたら
あったはずの文字が
ところどころ喰われていた
くいしんぼうの羊のやつめ
紙より文字が好きときている

古いインクは美味らしい
いい具合に熟成していて
ひと噛みすれば口 ....
今年の
ノーベルキンタマ賞は
キンタマに質量があることを
発見した
キンタマ大学キンタマ学部准教授
金田魔大路玉太郎氏が授賞した

金田魔大路准教授は
金玉県きんたま市出身の98歳
 ....
レタスさんのおすすめリスト(4313)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_或る日- 生田 稔短歌515-10-16
不揮発性の諸君- あおば自由詩7*15-10-16
名残。- 梓ゆい自由詩5*15-10-16
承認のサンクトゥス- うわの空 ...自由詩515-10-16
ふつうにこがれるこのごろ- 朝焼彩茜 ...自由詩1215-10-15
潜る- 北大路京 ...自由詩2115-10-15
夕焼けのにおいがする- ユッカ自由詩515-10-15
冬のはちみつ- そらの珊 ...自由詩19*15-10-15
トーストを咥えて走るシミュレーションあした天気になりますよう ...- 北大路京 ...短歌615-10-15
豪快に彼女に塩をまかれたよあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌715-10-15
女性の姿で生まれました- 北大路京 ...自由詩915-10-14
黒幕- ただのみ ...自由詩14*15-10-14
Colours- 梅昆布茶自由詩1915-10-14
メガネの店で- 為平 澪自由詩1415-10-14
指を折って数えて間違えている- 北大路京 ...自由詩1815-10-13
キンタマ王子、はみ出る- 花形新次自由詩215-10-13
職場- 夏川ゆう短歌215-10-13
【_秋_三詩_】- 泡沫恋歌自由詩16*15-10-13
いくつまで活躍せねばならぬのか- 北大路京 ...川柳415-10-12
"ね"をあげる秋刀魚野菜に手が伸びぬ- 北大路京 ...川柳615-10-12
キンタマ王子、偽者現れる- 花形新次自由詩215-10-12
終着駅- イナエ自由詩17*15-10-12
哀歌- 為平 澪自由詩915-10-12
銭湯- 末下りょ ...自由詩7*15-10-12
信じてみたくなった夜に- もっぷ自由詩615-10-11
四丁目_―ボビー・コールドウェルの夜―- もっぷ自由詩415-10-11
ひとつぶの雨に欹てる- ただのみ ...自由詩14*15-10-11
ニュートリノほどの軽さのプロポーズ- 北大路京 ...川柳515-10-11
羊とともに眠る夜- そらの珊 ...自由詩1315-10-11
キンタマ王子、ノーベルキンタマ賞を貰う- 花形新次自由詩115-10-11

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