道の端に咲く
あのちいさな可愛いはなのなまえは
ずいぶん昔に忘れてしまったよ。
ただとても懐かしく
大好きだったこと。
吹く風が優しくて
曇りの空が幾重にも広がりながら微笑んでいて ....
あなたの ご要望には

何時 いかなる瞬間にも
何時 いかなる醜態でも
何時 いかなる形態でも 

お応えします なんて
お答え しかねます

ワタクシは 空飛ぶカエル
空 ....
株買えぬ記念の切手すら買えぬ (あれは、何だったか)

火竜になって飛んでいった私の分身が見たものは。
食いちぎられた街、
灰になった街路樹、
口の中が埃臭い。  ....
            151111

あの娘がいないからって
お天道様が西から揚がるって言うのかい
月の天麩羅は美味いって聞くけど
お前さん、食ったことあるのかえ
聞いたこと抜かすん ....
新聞の死亡欄に小さく載りたい
葬儀の予定など一切無しで
ほんの数えるほどの文字
ひとつの死 ひとつの終わり
シンプルで飾りのない
わたしの死 わたしの終わり
事実だけが落ちている


 ....
ひたすらに
愛した
その記憶が
私の
生きた証
オイラ昔は魔術師で
いとしいあの娘に星を贈ったさぁ
あの娘は星に願って、マハラジャの嫁になっちまった。
オイラはすっかりしょんぼりしちまい
建設途中の塔をほったかして
荒野で隠者生活。
と ....
その子はただ生きたいと泣いている
地球のはるか彼方で
戦火に追われ 飢えに苦しみ
泣いている

宗教は知らない 
その子が何の神を信じていようと
たぶん 信じない
でもその目から口か ....
予想を遥かに上回り
伸び過ぎて
手に負えないほど
細い支柱に幾重にも絡まった蔓を
所々自分で縛った紐をほどきながら
根気よくはずしていった

はじめは
知恵の輪をはずすようで
楽しか ....
アフリカ鍋には
キリンさんの首と頭がまるごと入っている
そういうと、
動物愛護協会から
クレームが来るかもしれない

キリンさんも可哀そうだが、
それならなんで戦争がなくならないんだ
 ....
誰にでも宇宙は手を差し伸べる愛と光がシャワーになって

星々に手に届きそうな深い夜世界平和を流星に願う

歩くほど人生の道枝分かれ思いのままに生きれば楽しい

過去はなく未来もなくて今があ ....
深井戸を掘り水脈を探り当て
始原の意味を飲み干そうとする

ひそかにかくしもっている消しゴムで
日々の痕跡を抹消してゆく

整理できないものを片付けてゆく生活
アクチュアルな墜落が気持良 ....
過疎化が進むと
大型連休時には
BIGドーナツが 形成されるらしい

まことしやかに噂された
コンクリート・ジャングル

隙間風に 項垂れながら
歩く 人影も
まばらになった
 ....
それは普通の文庫本
短い外国の話しがたくさん綴られていて
あまりよくわからないのだけれど
親しげな笑み
お話しが終わる頃には眠たくて
眠たくてうっすらあける瞼
文庫本のページをめくるたびに ....
いつだったか私の境目に幸せの文字が消えていた
探しもしないまま周りだけ時間が経ち 取り残されている私
孤独なのは破滅だけではないけどなぜか
空を見上げてさみしさを紛らわして遊んだのは 満月の夜
 ....
あなたは無意味なままでいい
僕と同じように
意味不明で正体不明で
呼び名は他人に任せよう
風車を作ったり
壁を築いたりすることにも
僕らは全く以って気を使わなくていい
ただ吹く風でい ....
月は紅くて刃物みたいだったので
私、
亡くした血を思い出し
何度もあなた
求めたくなる。

衝動よりも永続的なのだと気づいたのは
髪が乱れ
電気が走るから
私、
メデューサみた ....
わたしも何か
わたしも何か
と思う夏
 夫婦そろって 

春夏と秋となりても妻とわれ友と連れ立ちドライブにゆく

空くもり立冬となり堅田にて紅葉の里にさあゆかむ

信仰と希望と愛は何処でも吾等の規律守りてゆかな

新しき楽 ....
虹の骨ポキリと折って帰ろうか 貴方は
決して
手離してはくれない
こんなに長い
時を経ても

誓いは
永遠に
貴方を置いて
誰のところ
に行きましょう

幾千の
時を超えて
人々の
心を捉える
 ....
 
勝たなくていい

負けなくていい

それで、いい



 
生まれてきて いつかは枯れていく
あの草は
わたしと出会えたことを
知っているだろうか
何も気づかず 何も気にとめなくて
ただ生き 息づいているだけ

息絶え絶えで
天に伸びる その ....
本当は白菜が食べたいだけ
白菜ペロペロ剥いて
ザクザク心地よい
鍋の中で揺れる匂いがふふっ
昆布が寝てる
水炊きポン酢
鶏肉豆腐糸蒟蒻
コトコト揺れる湯気が出る
私の中で揺れる匂いでふ ....
閉め切った窓のすき間を
すり抜けた時報のチャイムが
昼寝のベッドへ潜り込み
勝者を確信していた私の手が
上げられる前に目を覚まさせる
惜しいことをした

確かに戦っていたのだ
始め ....
十字路でもない場所に
いちごジャムをサンドした食パンがおちていた
パンはアスファルトにくの字で立っていた、晴れの日に
それと気付いた時には数歩通り過ぎてしまい
Instagramにでも投稿すれ ....
地下鉄の階段を昇れば華やかなプロムナード
様々なbrandshopが、
あなたの部屋へとつながっていた。

私はきまって
TIFFANYのshow windowで足を止め、
硝子の向こ ....
 
黒髪の 乱るるままに
  くちづけを
 深く交わした 遠き海鳴り


風交じり 雪降る朝の
  ゐ寝られず 寝ずして待つる
 帰り来ぬ 明日


「アイしさ」に 寝顔なぞれり ....
色深く
いきづく森の白の白

ただ一輪の 椿が落ちた
レタスさんのおすすめリスト(4045)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はなのなまえ- レモン自由詩3*15-11-12
アスファルトガエル- 藤鈴呼自由詩6*15-11-12
株買えぬ記念の切手すら買えぬ- 北大路京 ...川柳215-11-12
フロント硝子- あおい満 ...自由詩8*15-11-11
あの娘がいなくても月キレイじゃない?って話- あおば自由詩8*15-11-11
死亡欄- ただのみ ...自由詩23*15-11-11
ひたすらに- 薫子自由詩115-11-11
The_Fool- レモン自由詩5*15-11-11
泣き顔は- Miumi深海自由詩115-11-10
晩秋のクレマチス- Lucy自由詩16*15-11-10
アフリカ鍋- atsuchan69自由詩17*15-11-10
過去- 夏川ゆう短歌215-11-10
菌類図鑑- 梅昆布茶自由詩1615-11-10
都会に住む人は- 藤鈴呼自由詩8*15-11-10
宵闇文庫- 灰泥軽茶自由詩815-11-10
水たまりの夜- 岸かの子 ...自由詩6*15-11-9
- もり自由詩7*15-11-9
miss_you- レモン自由詩9*15-11-9
わたしも何か- Miumi深海自由詩215-11-9
_夫婦そろって- 生田 稔短歌115-11-9
虹の骨ポキリと折って帰ろうか- 北大路京 ...俳句215-11-9
あなたの名は- 薫子自由詩315-11-9
いい- 殿上 童自由詩12*15-11-8
あの草- Miumi深海自由詩115-11-8
お鍋の季節- 灰泥軽茶自由詩1015-11-8
未完のまま- イナエ自由詩11*15-11-8
飛躍- 高橋良幸自由詩315-11-8
My_Tiffany- レモン自由詩10*15-11-8
殉愛- レモン短歌5*15-11-8
落花- レモン短歌3*15-11-8

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