月は満面の白い笑み ピリッとして
私の耳 桜色でしょう
このままいつまでも夜道を辿って行きたい
ふたりの息が白く 交じり合う
それだって 初めてだから
私は精一杯 お人形のようにいい顔して  ....
 陽はやわらかにあふれいで
 光はしずかにふりそそぎ
 こがねのなみがおさまった
 神楽月は わびしい街はずれ

 原っぱの片隅で おとなにとっては
 意味もなく くりかえされる
 こど ....
黄金に透きとおる命あれはメタセコイア 永遠に降りそうな雨
癒やしのメロディーと歌詞が
聴く人の心を惹きつける

梅雨真っ只中で薄暗い
薄暗いけれど明るい歌声

大雨が一日中続く
一日中歌声が聴こえる

雨で憂鬱だけど何 ....
夜全体が不気味な光を投げてくる 古くなった蜘蛛にまだ稲妻が引っかかっている 時間を切り取り
器の内の水の上に置く
ゆうるりと巡る光に
指を ひたす


失くした大きさと
後に得た小ささ
つりあい無くつりあう径を
風が 静かに揺らしている

 ....
 私の窓辺に晩秋の風がやってくる。
 あの山の麓の村にもそれは訪れただろうか。
 恋しくてたまらない。
 我が半身は今どこを旅しているのだろう。

 想像の翼を広げてみれば新たな地図が必要ら ....
CTに必ず映る地縛霊あした天気になりますように 人は忙しい
食べなければならないし
時々泣かなければならない

すべてなげうって
頁のなかほどでずっと
うずくまっていられたら
どんなにいいかとも
思うけれど

ごめんね
もう行 ....
ノーギャラで出演迫る孤独すら知らない愚者の視線を察知


最初から不幸せにも幸せにもできない誰かに費やす心


触れてみない観察しない確かめない強制終了 血走る目付き


古 ....
鉄砲玉は小さく固められた
他人の罪によって表面を鍍金され
もはや己の言葉を発せない
鉄砲玉は撃ち出された
望まない相手に向かって
望まない高速で
引き金を引いたのは誰だ
引き ....
無関心無関心夜のままのセロファン 夜になるといつも
自分しかみえない
だからさみしくなるんだ

朝がくれば世界がみえる
だから歩きだすんだ

さみしい夜を
こえるために眠るんだね

なんのためになんて考えない
い ....
自分の時間は
有限であるから
あなたのためにも使いたいと
思ったならば
それは
それほど大切に思っている
ということである

目を閉じると
香る風は海の匂い
懐かしく思うあの日 ....
ゴキブリなんて大っ嫌いギャーギャー言って逃げ回
るくらいだけどもっとキライなものがあってそれは
ギャーギャー言ってさわぐやつなんかみんなシねば
いいのにって思ってるそんな自分こそシねって思う
 ....
自分を描き出しながら東京24区は月の匂い 太陽の爪が喉にひっかかり時差ボケなおらない           151104
広辞苑を引くと
ふりをするにもいろいろな
意味があり
最高裁での判例を重要視する輩が
不適当だと声高に唱える男女別姓
婚姻における姓の選択は今や世界の
 ....
そして
翳りなく空はかがやきを増して
ゆくりなく月日をもちさる
あなたの舵でもって



トー
という音がきこえて
それは地鳴りのようでもあった
つられて飛びたつ鳥 ....
誰かを磔にしたまま錨は静かに沈む
 泥めく夢の奥深く月の眼裏火星の臓腑まで
黒々と千切られた花嫁が吹かぬ風に嬲られる
 カモメたちは歓喜と嘆きをただ一節で歌った
私刑による死刑のための詩形おま ....
ヘクトパスカルがひとやすみしている
ゴーデンサファイアを紛失した
神楽月の昼さがり
   腕ぐみ─まどろみ・・・
      なまあくびして
        なみだをふきだし
視野をひろげ ....
マイナンバーもう刺青にしてしまう   



言葉を
全力で守る

シュプレヒコールを唱える事が
ハロウィンのパレードと
どれだけ同じに見えようと

発言するほど
唇寒く
弱点を突かれ
攻撃されることになる ....
このあたりまえの しあわせは
世界のどこでも
あたりまえではない
ふつうでいられる しあわせは
今この2015年 にほんの
わたしの しあわせ
水がうかんでいる
水がくっきりとうかんでいる
水がすっきりとうかんでいる
ここは35000ft
ー42度の世界

水はすっきりと浮かんでいる
水は湖のあるところに浮かんでいる
水は都 ....
自称キンタマ詩人の
キンタマ王子は
てにをはがおかしいので
しばしば
「お前、それでも自称キンタマ詩人のつもりか!」
と批判されるが
「てにをはがおかしいことを
逆に訳に分からなくなって ....
鏡のなかの、
少女のままの彼女に
メールをする。
液晶の水面は、
音もたてずに目を閉じる。
鏡のなかの少女は私だ。  ....
手のひらに、
とぎれとぎれの物語がまじわるように、
とぎれとぎれの時間のなかを旅している。
風は、
私にまとわりつく
薄い襞を食んでいく。
一衣も纏わぬ身体になった私の心は、  ....
元気くれる向日葵畑は眩しくて短い夏を思い切り生きる

国道を少し進めば田舎町田舎はゆっくり時が流れる

どんな時もその瞬間を楽しもう生きていること実感出来る

黄昏のオレンジ色に浸る街深い ....
レタスさんのおすすめリスト(4303)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愛は実体- ただのみ ...自由詩14*15-11-7
光のまつげ_③- 信天翁自由詩415-11-7
メタセコイア- 吉岡ペペ ...俳句215-11-7
雨の歌を聴く- 夏川ゆう自由詩415-11-7
夜全体が不気味な光を投げてくる- 北大路京 ...自由詩9+15-11-7
古くなった蜘蛛にまだ稲妻が引っかかっている- 北大路京 ...自由詩615-11-7
歩く羽- 木立 悟自由詩515-11-7
ため息ひとつ- ヒヤシン ...自由詩13*15-11-7
CTに必ず映る地縛霊あした天気になりますように- 北大路京 ...短歌315-11-7
栞紐- そらの珊 ...自由詩1415-11-6
落ち着いて深呼吸でも- 深水遊脚短歌5*15-11-6
鉄砲玉の唄- 葉leaf自由詩415-11-6
無関心無関心夜のままのセロファン- 北大路京 ...自由詩515-11-6
ひかりをつくる- 朧月自由詩315-11-5
有限- 瑞海自由詩6*15-11-5
僕は寝ているふりをした/即興ゴルコンダ(仮)投稿.86- こうだた ...自由詩7*15-11-5
自分を描き出しながら東京24区は月の匂い- 北大路京 ...自由詩7*15-11-5
太陽の爪が喉にひっかかり時差ボケなおらない- 北大路京 ...自由詩715-11-5
僕は寝ているふりをした- あおば自由詩12*15-11-4
光と時間- しもつき ...自由詩14*15-11-4
あんぐれら- ただのみ ...自由詩17*15-11-4
想いはかすれて(十)- 信天翁自由詩215-11-4
マイナンバーもう刺青にしてしまう- 北大路京 ...川柳615-11-3
沈黙が力を持たない時代に- Lucy自由詩15*15-11-3
2015年4月16日- Miumi深海自由詩415-11-3
- Miumi深海自由詩615-11-3
キンタマ王子、てにをはがおかしい- 花形新次自由詩215-11-3
- あおい満 ...自由詩5*15-11-3
体温- あおい満 ...自由詩715-11-3
元気- 夏川ゆう短歌115-11-3

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