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世界を終わらせる旋律を歌う鳥が
つみびとたちの屍の山をこえていく
その日の朝
わたしたちは一様に不幸である
朽ち果てた限界集落の
かつてバス停であった場所で
ほら
あれをごらんなさい
 ....
夜明け前のベランダからきみが飛ばした紙飛行機が
雨の匂いのする湿った風に乗って海辺までたどりついて
疲れた顔で煙草をふかす港湾作業員の肩に着陸した
薄紫色の空気を震わせるパナマ船籍のタンカーの汽 ....
りゅうさんさんの大覚アキラさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幻DIE死- 大覚アキ ...自由詩423-12-15
うすむらさきいろ- 大覚アキ ...自由詩823-8-13

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