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悲しくて
苦しくて
切なくて
ポロポロ涙が{ルビ溢=こぼ}れます

心が透明になったら救われるのでしょうか
この身体が朽ちたら救われるのでしょうか

今はただ 
輝く川面を眺めては
 ....
冷たい雨の中

{ルビ真紅=しんく}の椿が凛と咲き

冬ざれた街かどを{ルビ細=ささ}やかに飾る

一輪挿しにしたら

殺伐とした部屋も和むだろう
成層圏を脱出してから
どれほど経ったのだろう
宇宙の果てまで
まだまだ遠く届かない
来世という未来に託すしかないのか

路傍の石ころに生まれ
泥に生まれ
虫に生まれ
魚に生まれ
豚 ....
それはやはり

そうだった

{ルビ伽羅=きゃら}を{ルビ焚き染=たきし}め

熱き胸を{ルビ鎮=しず}める

秋の夕暮れ
恋は甘いかい
恋は苦いかい
恋は切ないかい
恋は酸っぱいかい

時々わからなくなって
わかろうとするけれど
胸の鼓動が邪魔をする
熱波が一時のものならば
裏切りの言葉も簡単だ

 ....
熱いシャワーを浴びて

火照った気持ちと体を吹き飛ばした

気の置けない友と友との笑顔が嬉しい

年に二度の宴にジョークは飛び交い

無言の内に元気で居ろよと励ましあった
紺碧の空のもと

緑の{ルビ渓=たに}に分け入り

髪より細い糸を頼りに

ときめく胸を押さえ

銀鱗が舞い踊る
普段は酒に肴は不要だが

今夜は鰹の酒盗を舐めた

こりゃいけない

酒がどんどんと無くなる

つい 追加購入してしまった
人間

空気

原子
あらゆる物質は素粒子から出来ている
素粒子は刹那に生生流転を繰り返し
留まることを知らない
星々の寿命は100億年と言われ
人は100年程度
どうせ生きる ....
新緑の渓に分け入ると

この姿は透明になってしまい

緑色に染まっていった

宝石の魚はピシャリと跳ねて

日々の雑踏が彼方に消える
きっと きっと
きみを幸せにするから
ぼくを信じて欲しい

ずっと ずっと
好きだから

雨の日も
風の日も
雪の日も
変わらない約束をするよ

言葉を交わした日を覚えているか ....
君は何色なのかぼくは知らない

けれど 君の言霊が心地よくて
逢えるのが楽しみだ

ぼくはその優しさを抱きしめて生きている

西の空を眺めては
日々の約束を頼りに
君の名を呼んでいる ....
オレは世の中の99.9999%以上の事象を知らない
バカで バカで どうしようもないバカなのだ
酒を飲んではくだを巻き
夜の闇に溶けるだけ

たったそれだけの存在を
月だけが優しく頬笑んで ....
りゅうさんさんのレタスさんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青い涙- レタス自由詩7*25-2-22
五行歌_花一輪- レタス自由詩5*25-1-6
孤独- レタス自由詩9*24-11-22
五行歌_伽羅香る- レタス自由詩9*24-9-3
想い- レタス自由詩5*24-8-5
五行歌_暑気払い- レタス自由詩8*24-7-20
五行歌_【渓流】_渓魚- レタス自由詩7*24-6-5
五行歌_酒盗み- レタス自由詩5*24-6-1
- レタス自由詩6*24-5-23
五行歌_渓谷- レタス自由詩7*24-5-19
アニヴァーサリー- レタス自由詩6*24-2-29
君に- レタス自由詩8*24-2-1
ナメクジの唄- レタス自由詩9*23-12-30

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