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赤く途切れたブランコ
見下ろしている厚化粧の空
つけまみたいなドローンが落ちた
鳥だったころを忘れ
祈りは地べたを這いまわる
時代のツールが暴いたものは
スキャンダルでも陰謀でもなく
ぼ ....
やっとのことで傍まで来た
ああ熱情
文字すら吐息まじり
すぐに結露して
景色を曇らせる
一瞬見えた地吹雪の荒野
温度差はどれほどか
そのまなざし
大きなはめ殺しの窓
....
拾い集める
眼が餌を
点々坦々と
大きなボウルいっぱい
ぼくらは集められ
味つけされる
小さな脳みそいっぱい
ぼくらは戦う
ぼくらは不発弾
遊びで傷つけ合って
言い逃れが得意
ぼ ....
{引用=うたごえ・一}
空気の花びらが散って
時折ほこりが舞うように
手をふって消える光の棘
{引用=うたごえ・二}
その肉体は一本の弦だ
わななきながらさまよって
わたしの ....
記憶の黒点だった
太陽の鏡の目蓋の中で
ある者は熱に歪み
ある者は乾いて燃え上り
誰もが己の影に憩いを求めては
その微かな流れの干上がる時を待っていた
わたしは 光を青く投げ返す黒蝶が
....
{引用=二人の旅行}
迷い込んだ蝶が鍵盤にとまった
ゆっくり開いて
ゆっくり閉じて
あなたは水へと変わり
音楽は彫像となって影を落とす
わたしは感覚と記憶
去るものと共に流れていった
....
胡桃の肉体が仄めかす
暗闇の膨らみの
血の残響に誘われて
月を覆うほどの錯視の群れが
歌う子宮を追い求め
少女の髪に咲くような
まろぶ光におぼれ死ぬ
裂かれた翼の間の道を
神の ....
マスクを外す
雨上がり 草木の匂い
白蝶の群れる木
{引用=風船}
パンパンに膨らんで気づく
出口のない恋はつらいもの
でも破裂はしない
いつのまにか萎んでる
ここ ....
雪のような歌がある
静かにふってきて
いつのまにか景色を一変する
真新しい一面の白紙を前に
こころ躍らせる者
昨日を忘れてしまい
ペンのように立ち尽くす者
雪のような歌がある
....
――皿が割れた!
まわす皿はもうない
みんな落として割ってしまった
誰かのせいにしたくても
皿を落として割ったのは自分
落として割れたのは自分の皿
何事も寸分変わらない
仕方がなく
架 ....
りゅうさんさんのただのみきやさんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
情報ジャンキー
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ただのみ ...
自由詩
5*
24-12-22
恋慕
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ただのみ ...
自由詩
7*
24-12-7
拗ね拗ね団──いつかレインボーマンと
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ただのみ ...
自由詩
4*
24-6-2
詩の歌声
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ただのみ ...
自由詩
4*
21-9-26
おまえがアーメンとは言えないものを
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ただのみ ...
自由詩
4*
21-8-1
生前供養
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ただのみ ...
自由詩
8*
21-6-19
Xと書かれたジャムの小瓶
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ただのみ ...
自由詩
4*
21-2-20
静かに乱れる呼吸
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ただのみ ...
自由詩
5*
20-6-13
歌が聞えてくる
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ただのみ ...
自由詩
21*
15-12-5
皿まわし狂言地獄
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ただのみ ...
自由詩
22*
15-8-19
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