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ひゅーん
ぱーん
ぱぱんぱんぱん
ぱぱぱんぱぱんぱん
ひゅーんひゅーん
ぱぱぱんざざん
ばりばりばり
ひゅーん
ぱんぱぱんざりざり
ぱーんぱーん
熱い夜
炎の花が咲く
君の ....
テレビを見ながら
僕は皿洗い
君は洗濯物をたたむ
よくあるひととき
ありふれているのに
ありふれているけど
永遠に続かないことを
まだ何も起きないのに
憂いてしまう
いなくな ....
トゲトゲが無くなるまで
話しかけよう
生きているから
いつか通じると信じて
サボテン
そばにいると癒される
トゲトゲだらけなのに
少しも嫌じゃない
サボテン
少しくらいサボろ ....
無視かよ
どうして仕事を無視できる
無視かよ
これは何かのハラスメント
無視かよ
人の気持ちを不愉快にさせる
無視かよ
仕事しろよリモートで引きこもっていないで
無視かよ
できれば胸 ....
走り続けて
転んで動けなくなった日々
未来の自分に話しかけても
返事がなかった
明日が怖くなる
夢だったらいいのに
眠らせて
眠らせて
上辺だけの真面目
崩れ落ちていく
どんな ....
非日常を味わっても
次の日はどこかに消える
夢のような時間
終わってしまうから
心に残る
ずっとずっと
心に残りにくい日常
昨日何してたっけ
似たような毎日
ずっと続くから
意 ....
りゅう座にある
きらめく銀河のかなたの
猫の目をちょうだい
なんていうお題が出て
種子島に走る
トライアスロンの要領で
競い合う
恋はサバイバル
打ち上げられても
届かない
....
生きるのはなぜと尋ねられたなら
義務と答える
仕方がなく
そして
ずっと迷子で
朝が来ても消えない影
空虚で胸を満たしながら
闇を歩く
どうにもならなくて
足掻けなくて
苦 ....
自分の周りを
あらゆるものが巡る
当たり前のこと
そう思っているけど
自分が誰かの
景色になっていることは
どうして想像しにくいのだろう
かつての天動説は
都合が良かった
....
夜中目が覚めた
夢の道中から外れて
雰囲気だけを
鼓動と共に纏って
何かと戦っていたようだ
どんな夢だったか
みるみる失われていく
記憶を拾おうとしても
すり抜けて消えてゆく
何 ....
ドアが全部閉まって
開け方がわからなくなっていた
自分という沼から抜け出せずに
溶けかけた自分を
オロオロしながら見つめていた
溶けきる前に
ドアの開け方を思い出せたのは
Xに流れていた ....
廃れた土地
命が終わる
俺は見た
何も言えず
裂ける絆
崩れる平穏
巣を破壊された
蟻のように
権力者の踊り
そのリズムは永遠に
搾取の唄
その調べは永遠に
地獄の ....
日々ひび割れていく
成長痛と共に
涙が滲んでも
それが養分となって
伸びて
またひび割れて
生きていくって
瀕死の状態
地獄に思えるのは
頭の中のせいなのかな
ひび割れないように
....
俺はね
嘘つきな男
壁ドンを繰り返し
多くのハートを奪った
女たちは
何故許すのだろう
俺の瞳孔が開くのは
ただの生理現象
信じてくれ
少しはあるはずなんだ
俺の愛
信じ ....
歌をうたってる
僕がいる
歌が聞こえる
だれかの
どこかのだれか
いまごろ
僕を歌う
だれかのために
気まぐれな
歌をうたう
いつの間にか
はじまってる
どこかのだ ....
俺たちの時代を連呼する
前世代のゾンビと対峙して
赤ずきんは立ち尽くす
赤いケープ翻し
腐敗した風を避け
御伽話からリアリストへ
子供のお使いからは卒業
虚構の世界に鞭を振るい
....
夜がガラスのように
砕けた朝に
散らばる夢の欠片
止まらない時計の針は
呪われたように
勢いよく回り出す
乗らない気分が
脈を締めつける
手足に冷たい鉄の鎖
苦しさのため息
無理や ....
八方塞がり
星は沈み
月は目を閉じた
陽は昇るのか
不確かさの瓦礫で
前が見えない
地は果たして
足下にあり続けるのか
ある時宙に浮いたら
瓦礫と化すのか
未確認だらけの地で
基 ....
次から次へとやって来ては
取り憑く灼熱の感情
吐き出す飛沫は世界を壊す
小さき祈り
業火の苦しみを救うため十一面の顔が
聖水で感情を昇華しようと踏み出す
灼け爛れた感情は聖水を受け ....
ユスリカが進行方向に
いくつも柱状の群れをなしている
どうして顔の高さにあるのか
群れに顔を突っ込む度に
うえっうえっと言いながら
手ではらうも少しも散らない
足元は泥濘んで汚れていく靴
....
もう二度と会えないなんて
思いもよらず
雑な態度や言葉
思いだすだけで
苦い水が込み上げてくる
たらればに縛り上げられ
堪えることができずに
弱音を吐くよ
さようならを喉に詰ま ....
故人の手紙を何度も読み返しては
そこから滲み出る慈しみに
自分を抱きしめさせて
水曜日
逝ってしまった時の空気が
毎週巡って心を冷やすのを
線香一本分の煙で温める
繰り返す
毎 ....
世の中に切れ目はなく
絶え間なく変化する
グラデーション
僕が生きてる限りは
一日の中でも変化する
グラデーション
世の中の色と僕の色
馴染む時馴染まない時
重なり混ざり合う色 ....
さっき心に浮かんだ言葉は
すぐに消滅してしまった
書き留められなかったその言葉は
次はいつ出現するだろう
そんなことは無数にあって
捕まえられなかった言葉が
ひらひらと不規則に飛んで
こ ....
権力の監視下にある文明
社会構造の中でもがいて
大声出したって
自由というシールを貼った
透明な監獄の中
見世物小屋さ
気づかない方が幸せ
目の前にいる人々は
飼い慣らされて
権力者 ....
中学1年の時
クラスの新聞係になって
毎月クラスの新聞を書いて
掲示板に貼っていた
新聞には毎回タイトルをつけていて
10月の新聞を書いた時
季節を表すつもりで
栗とリス
というタイト ....
フリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリックフリック
バックスペースバックスペースバックスペースバックスペースバックスペースバックスペース ....
海水が満ちて
そこに建つ鳥居は
海を歩く神の道
遠くて神聖
写真を撮り
手を合わせるのです
海水が引くと
そこに建つ鳥居は
砂地を歩いてくぐれる
神の道をなぞって
お辞儀をしな ....