シャクだからと
ブン投げたい言葉を
石楠花の 茎に預けて
水を差す
そんな言葉は ナンセンス
静かな如雨露で
大人しい土を固めるのが
雨と仲良くなる証拠
その証拠に
太陽は 微笑ん ...
ファラオという字を見ると
興奮するのは
何故かしら
エッチがないのに
って、なかなか上手いこと
言うじゃない
でも、そんな
きみの頬だって
幾らか紅潮しているよ
紅潮という字も
...
君のきれいな手が
思いがけない角度から
あざやかな深みをさぐり当てるのを
僕は見ていた
遠い昔から
数多の吟遊詩人たちが
僕の胸へと歌いついできたのは
きっと君のことだったんだ
...
気持ちが沈み込む日には
煮込み料理を
作るに限る
強すぎる想いは
香味野菜と一緒に束ね
鍋で煮込んでしまえばいい
「生野菜で出されたら
たまったものじゃありません」
...
進もう
昨日のことは
忘れて
今が
楽しければ
それでいい
だから
楽しい時は
思いっきり
楽しもう
辛いことは
耐えるから
未来は
明るく輝いて
...
こだわっていた
見える形が欲しくて
愛情も友情も
勝手に線引きして
決めつけた
そんな事しても
何にもならないのに
安定した感情
喜怒哀楽なんて本当に疲れる
心の沸点・融点は
...
時間は時と時の間
そして時は流れる
時を感じようとすれば
時は時間となっている
時をどれだけ短く切り取っても
時は時間になっている
時間はつながりそのもので
時は時間から生まれる
...
時間というものは時と時の間に存在するもので時そのものではないけれど、時という存在自体がそもそも流れる性質を持つものであるから、時を感じようとするものには時は時間として感じられる他ない。どれだけ短く時 ...
アゴひげを生やしているが禿げている奴を逆顔面と呼びます
アゴひげを生やして顔の面積を小さくしようたってそうはいくか
格好いいと思っているのだろうがカビにしか見えないんじゃボケが
一世代前の良い思い出を追って
家族で映画を見に行った日
子ども向けの映画の中では
キャラクターたちが絵本の世界へ行ったから
ママは世界に行ったと娘が言い出す
帰る途中に買い物をする妻を待って ...
2012/10/23 16:00
外は雨。風が強く吹いている。
低気圧の発達。
積乱雲。現在は流動していく。
どこまでも好きに。
窓から見える風景が滲む。
遠い記憶が滲み。
石田衣良 ...
パリのオペラ座のすぐ横のキャフェ
ぼくが好んで座った席の
もうギャルソンと呼んではいけないムッシュは
ドラキュラ伯爵で有名なクリストファー・リー氏
そっくりのパリジャンだった
でも笑った ...
「不安が消える時」
木の若芽
斬新でいる必要はない
ありのままでいつづける そのほうがいい
空にちょっと同意を求めたら
にこっと光ってみせてくれた ...
「サーカスに行こう」
木の若芽
世界という名のサーカス
さあ始まり始まり
天球の円蓋に星の明るいライト
玉乗り 道化 ジャグラー 一輪車 空中ブランコ ...
このせかいをみつめて
だまって泣いている
それだけが
神さまのできること
このせかいをつくった
小さな神さまの
「一人遊びしながら」
木の若芽
休んでいるあなたのそばで
静かになわとびをする
とぶたびに足もとからしゃぼん玉がわいて
虹色に夢ことばのせて飛んでいく ...
スタンドカラーではないけれど 凛々しく立つ襟元
ベージュが王色の トレンチコート
10年前の私の トレンチコート
袖を通した瞬間から 棺おけに羽織る永遠の私の制服
張のあるコットン ...
霧立ちこめる夢路によろめきながら
わたしたちが探しているのは
誰かに伝えたいそれだけのいろ
すでに言葉だけが空寒く
あなたは秋の果実を潰して歌う
寝息の先ゆめまた夢そこから
煮え立つ内奥の ...
辛い苦しい痛い悲しい
逃げ出したくなる現実やめてほしくてたまらないこといくらだしても毎日出る涙
アタシがいるのは闇の中一人で耐えられない夜
でもがんばって耐えるからみてて星になっ ...
「もう冬だね」
「ずっと夏だよ。私は」
「じゃあ、夏に死んだのね」
「海に落とさないでよ!」
スコープで遊ぶ子供たちを叱る
エリザベスの声
観光客から離れた場所で鉄柵にライフルを並 ...
シド・ヴィシャス風の小学生がいる
ポチのことシロと呼んでもいいですか
iPhoneを叩くあなたの指になる
コンタクトレンズを舐める終末感
出すだけじゃだめだしっかり食べなく ...
俺は疑問符でできた巨大な広告塔
人波の中を今日も行く
俺はカメラ ポンコツのカメラ
そのフィルムは現像されることなく腐食していく
俺は葉書 宛名のない葉書
どこに投函されるでもなくさまよって ...
晴れすぎた空を仰いで
晴れなければいけない
と思った
わずかな湿り気も
吸い寄せてしまう
とてもシリカゲルな僕は
そう思った
咲きすぎた花を眺めて
咲かなければいけない
...
池袋 げに恐ろしき 人の波
都会に久しぶりに行く
迷宮で 何処が 何処だか
今日は大丈夫と 杖も持たずに
この異世界に 迷う
ぞろゝと 何処から 何処へ
靴音の ...
いいなあと羨む気持ち
誰にでもあるよ
いいなあと羨む気持ち
少し淋しくもなるよ
けど気にしなくていいよ
そうなりたいだけなんだ
ぼくらはただ
そうなりたい ...
京浜東北線の朝の満員電車
大船から本郷台にかけて
俺の横に立った美魔女が
執拗に少し崩れた身体を
押し当ててくるので
俺も負けじと如意棒を
突き返すと
美魔女は口元に笑みを浮かべ
如意 ...
羊の顔をした王様が
宝の山に
背を向けて
ばたりと
雪崩れ込む。
なんでこんな顔になったんだっけかなぁ
背中にエメラルドが、金塊が
ちくちくと主張する
壁画にはこの ...
人間は一生のうちに何度眠るのか、そして、そのうちの何度夢を見るのか、そして、そのうちの何度が悪夢なのか。僕は知らない。そもそも、夢とは。(幻影? 虚実?)) 夢の中で眠り、夢の中で夢を見る夜もあるかも ...
カタコトカタコト
プラスチックナコトバ
ツッケンドンナハンガートワタシハ
クルクルクルリトブーメラン
カタコリコロリトオトストネ
カルカッタスギサッタイタミノオクハ
...
よくわかってないんじゃないの
自由とかいってその実
不自由極まりないその文言。
どこかで見たような文体、ルフラン。
私的な感情をどこで勘違いしたのか
詩的にアレンジ。
下らないから即刻やめ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
チャンネル設定
藤鈴呼
自由詩
6*
12/11/3 22:34
ファラオ
花形新次
自由詩
0
12/11/3 22:23
Bless
塔野夏子
自由詩
3*
12/11/3 22:22
ブーケガルニに束ねたら
鵜飼千代子
携帯写真+...
15*
12/11/3 21:55
進もう
スマイル?
自由詩
0
12/11/3 21:33
カラ
eris
自由詩
2*
12/11/3 21:30
時間と光の断面
木屋 亞万
自由詩
1*
12/11/3 20:20
時間と光
〃
散文(批評...
3*
12/11/3 20:03
アゴひげ短歌1
花形新次
短歌
1
12/11/3 19:45
世界を問い直すためのエスキース(習作)1
N.K.
自由詩
5*
12/11/3 19:07
16:00から17:00
かんな
自由詩
2*
12/11/3 17:03
おもてなし
HAL
自由詩
6*
12/11/3 16:37
不安が消える時
木の若芽
自由詩
7
12/11/3 15:55
サーカスへ行こう
〃
自由詩
3
12/11/3 15:47
もういちどこのせかい
佐藤伊織
自由詩
4
12/11/3 15:47
一人遊びしながら
木の若芽
自由詩
2
12/11/3 15:41
私のトレンチコート
朝焼彩茜色
自由詩
11
12/11/3 13:36
穴惑
ゆえづ
自由詩
1
12/11/3 13:20
願い
スマイル?
自由詩
0
12/11/3 11:37
ベンズ岬
mizuno...
自由詩
2
12/11/3 11:31
シド・ヴィシャス風の小学生がいる
小田桐ピロー
川柳
4*
12/11/3 11:28
vomit comet
itaint...
自由詩
0
12/11/3 10:23
晴れ時々ペシミスト
nonya
自由詩
20*
12/11/3 10:15
たまには外にでてみたり
ドクダミ五十...
自由詩
4*
12/11/3 9:48
いいなあ
吉岡ペペロ
自由詩
7
12/11/3 9:14
美魔女
花形新次
自由詩
0
12/11/3 8:19
羊王
Seia
自由詩
3
12/11/3 3:39
ワンダーランド
とりかご
自由詩
1
12/11/3 2:54
カタカナカナ
灰泥軽茶
自由詩
3*
12/11/3 2:45
悦に入ってろ
子役大好き
自由詩
0
12/11/3 0:48
2839
2840
2841
2842
2843
2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
2855
2856
2857
2858
2859
2860
2861
2862
2863
2864
2865
2866
2867
2868
2869
2870
2871
2872
2873
2874
2875
2876
2877
2878
2879
加筆訂正:
世界を問い直すためのエスキース(習作)1
/
N.K.
[12/11/3 20:44]
誤植一つ直しました、縦書き表示にしました。
4.72sec.