「原初の姉妹」
                 木の若芽


東雲の空をわたしの原初の姉妹が舞い駆ける
紫の長い髪をなびかせて
しなやかな脚大きくひらいて
かもしかや野の馬のように
...
「鳥と踊る」
               木の若芽



青い朝をうれしがる 小鳥が来て
荒れた庭が園になりました
屋根の上は舞台です
光もいっぱい
伴奏は風と鳥がいつも
さあ誰 ...
もうすぐ間氷期が終わる
と言ってももうすぐは
宇宙サイズの話だから
明日の事かもしれないし
百年後の事かもしれないし
なかなか終わらないかもしれない

まもなく氷河期がやって来る
...
夕刻の道
ヘッドライトをつけると
うす暗い未来に
灯りが
ともる

おまえのゆくべき道は
目の前にあるではないかと
指をさすように

向こうからも
ふたつの光の輪が
あらわれて ...
アクウシェ、アクウシェ
そらをよぶ鳥の
悲鳴、だけが
つぎつぎと巣立ち、
のこされた
しろい尾羽根は
ながされた血に倣って
たかい、たかい、
高層ビルの屋上から
飛 ...
遠くにあるものをつかむ
風の色は赤く
曲がるスプーンに写る
魔術師の顔が笑う

神様がつれてきた
黒い山羊を
飼いならして
角に触れる

大きな仏を拝む
俺を猫 ...
楽しい時はただ過ぎる
明日大人になりたいと考えながら
夜の夢に沈む

きれいな歌も光る灯りも 計算のように感じたのに
今すべて 呼吸のように感じる
通って 抜けて また沈む

色んなこ ...
「夢」を前にして、「夢」と向き合ったとき
甘い幻想ではなく
逃避の妄想ではなく
それを現実としたいのなら
その「夢」を、「逃げ込む場所」にしてはいけない。

「夢」を叶えたいと望むのなら
...
早朝だ やがて陽が登るだろう

記憶に 登る記憶があるのだが

それは 過去で何処かで起きる

未来だ 過去と未来は出会うか

やがて 冷たい冬が来るだろう

かつて 訪れた様に静 ...
「絶望」ってのは、文字どおり望みが絶たれたってことさ。

でも、もしも、それでもあきらめずに
もう一度って、望みを探して、探してさ、
再び望みをまた見つけることができたなら
その時は、望みが ...
とにかくまるなのだ

そうして
なんだかとぎれとぎれの
まるを描いて
完璧だよ

世界はまだ3ミリメートルくらいで
幾何学的な空に浮いていた
そのアウトラインもまるだった

あな ...
時と光と物質と重力に
私はさからえない
しかし愛することはできる
青春の終わりに
君を愛し
それは幕切れた
後悔はしていない
私は病を得て
その後の人生を
決定的に方向づけられた
...
ライミンできたらテキストなんか書かないよ。
フリースタイルで心地のいいリズムと韻
踏めたら最高、踏めなきゃ最低。
言いたいこととか特にないけど
フロウに乗っけてありのまま
言えたらそれはなに ...
ロンリィ ロンリィ

あたしは ロンリー


好んで一人でいるわけじゃなくってよ

ほんとはあなたの胸で泣いて

ちいさな家でかまわないから

ボーダーコリーと猫と暮らしたい
...
いくらおしは(か)らいしたら、狂ってくれる?


ただでゆらしてさしあげますって


ただよってるだけじゃん


はくくらい、して


いけないことなんか、あるわけないから。


ごろつきとにらめっ ...
声を届けよう

フラットな響きで

時にシャープな微笑みで

ト音記号を蹴っ飛ばし

ヘ音記号を巻き込んで

1,2,3でドを鳴らせ

3,2,1でドに帰れ

始まって
...
いつまでも吊りさがっている
きみたちの残像はかたどられて
切り揃えられた爪も
ほどけてしまう
蹴りあげた砂さえ、

不確かならば
つながれない点と線
結べないまま
いまを問いつづけ ...
だん吉となお美のおまけコーナーのなお美はワイン好きのあいつだ リモコンをとられた姉のひとりごと

「もうこの世は暗闇だ」
世界が終わるその日には

いつもどおりの朝が来た


世界が終わるその日には

ありきたりな言葉だけど さよなら としたためた


世界が終わるその日には

ニュースだって ...
綺麗に整えすぎて
チャップリンの
チョビ髭みたいになってるよ

きみの陰毛

ボーボーワールも
困るけど

味付け海苔みたいなのも
どうかと思うんだ

遠くから見ると
頭の部 ...
泣き虫はきらい、っていったのは君

おしゃべりなのはきらい、っていったのも君


それじゃまるであたしが

泣き虫とおしゃべりだけでデキテル、

みたいな言いぐさね


でもあ ...
鍋焼きうどんという類のものに
憧れに似た思いを抱くのだが

ポップコーンみたいに
コンロの上で振れば良い訳ではないらしい

降り出したら止まらぬ雨のように
かまぼこの切り身の

...
スマレンタの村には
病いに苦しむ人々が大勢いた
病いの人々はフトリギスと呼ばれていた
フトリギスは夜眠りにつくと
ゴー、ゴーという大きな音を出すので
スマレンタの村の衆から迷惑がられていた
...
きみはもう夢は捨てたんだと言う
夢だけじゃ食っていけないもんな

でもなぜそんな悲しいことを言う
昔ぼくらは夢を食べて生きてきた

家族が多くなったからかい
息子にも娘にも孫ができたから ...
眠れない夜は
ゴーリキのことを考える

なぜ俺はゴーリキにこうも惹かれるのか

やたらCMに出てるよなとかってのは関係ないし
俺の義兄弟ミツル・ハナガタと競演しているからって訳でもない
...
グレッチで林檎殴りて無罪かな 秋寒や三陰交に灸の跡


 ※三陰交=ツボ一穴で三つの経絡の効果が期待できる重要なツボ
あくまでも服は着たまま新松子

木は黙っているから好きだ
木は歩いたり走ったりしないから好きだ
木は愛とか正義とかわめかないから好きだ

ほんとうにそうか
ほんとうにそうなのか

見る人が見たら
木は囁いて ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
原初の姉妹木の若芽自由詩212/10/27 15:40
鳥と踊る自由詩212/10/27 15:34
もうすぐ まもなくnonya自由詩25*12/10/27 12:34
ヘッドライトそらの珊瑚自由詩13*12/10/27 12:34
accoucherとりかご自由詩112/10/27 9:44
神様の黒い山羊suwaya...自由詩012/10/27 7:17
希望加藤自由詩312/10/27 5:09
夢と闘う。元親 ミッド自由詩012/10/27 4:54
稀故にドクダミ五十...自由詩312/10/27 4:45
絶望したなら仰ぎ見よ。元親 ミッド自由詩112/10/27 4:38
まあるを描く塩崎みあき自由詩2*12/10/27 2:06
さからえない渡辺亘自由詩212/10/27 1:10
hp/hp子役大好き自由詩012/10/27 0:47
ロンリィ川上凌自由詩1+*12/10/27 0:15
ジャンキー阿ト理恵自由詩5*12/10/26 23:23
カラフルメロディreo自由詩012/10/26 23:14
点と線高瀬自由詩412/10/26 22:29
お笑いマンガ短歌1花形新次短歌012/10/26 22:10
それくらいで川上凌短歌0*12/10/26 21:43
さよならの世界自由詩2*12/10/26 21:22
チャップリンのチョビ髭花形新次自由詩012/10/26 20:43
なきむし川上凌自由詩3*12/10/26 19:06
キラキラ藤鈴呼自由詩4*12/10/26 18:53
アソコ伝 21章花形新次自由詩212/10/26 18:13
友情HAL自由詩2*12/10/26 17:36
悪い奴ほど無呼吸症候群花形新次自由詩212/10/26 17:32
グレッチで林檎殴りて無罪かな北大路京介俳句7*12/10/26 16:35
秋寒俳句012/10/26 16:35
新松子俳句112/10/26 16:34
続続・田村隆一詩集 現代詩文庫を読む葉leaf散文(批評...6*12/10/26 16:08

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