スクランブル交差点の
真ん中で
やおらパンツを下ろし
しゃがみこんで
青信号の間に
用を足そうと思った
行き交う人は
無表情で
こちらに
視線を向けるものさえいない
剥き出しの ...
どうしようもない 気味の悪さを 感じながら
別のモノだと 勘違いしようと している
この 悪寒を
オカンのセイだと 変換してみたり
気味の 悪さは
君の割るさだと
右からの横顔にしよう ...
愛する人よ
あなたは私にとって
天使であり
そして
悪魔だ。
寂寥の砂漠に
咲く薔薇のように
あたしもあんな風に成れるだろうか
あの薔薇は
ロンリーだろうか
ソロだろうか
あたしはソロで在りたい
けど結局はロンリー
冬のベッドは寒 ...
雑踏
喧騒
愛情
談笑
電話
メール
団欒
テレビ
郵便物
すべて
独り
を知らしめる企て
朝陽も
月明かりも
そん ...
オナニー
オナニーという
言葉さえあれば
オナニーできた
それは
トンカツという
言葉さえあれば
どんぶり飯
三杯いけた
あるいは
ゲロという
言葉さえあれば
洗面器 ...
この部屋中にある
あらゆるものを突き刺して
壊れたオブジェをつくる
グラスも、時計も、棚も、オルゴールも、
本もめちゃめちゃに破い ...
黒板から不機嫌に拭き消された詩はノートの裏表紙に書かれていた。
知らなかっただろう、二日前にはまだ星が見えていた、窓から夜空が見渡せた、そこに硝子が割れずにあったことを。もう思い出せない ...
私の旦那がエレキギターを弾けるように
私が夜でも詩を書けるように
私がskypeの友達と
ゆっくりお話できるように
こじんまりとした形で
こじんまりとした電気を
送ってくださいと
私 ...
コンクリートの湿った空気
充満する教室
チョークの粉漂い
俺の肺を白くする
窓を破ることもない
弱々しい生徒の哄笑が
俺の鼓膜を腐らせる……
その賑わいを葬りたい!
教科書閉じ ...
素麺はすいすい泳ぐ箸などにすくわれるとはつゆとも知らず
うつくしくやさしいひとをひとりだけわたしのそばにおいてください
虫の鳴く声がキィキィ単調に響いてさして美しく無く
今までに積み ...
学校で図工の時間ひとり自慢したやつの色
サムライブルー
男の子も女の子もみなもってぼくだけもたぬ
サムライブルー
ほしいけど文房具屋は売りきれてそれどんな色
サムライブル ...
縄跳びで揺れない胸と揺れる胸
禁煙ルームに灰皿を置き去る
文句言うためにテレビを点けて居る
FBIに囲まれて居る
小さな鍵のうえに
丈夫な檻をかぶせる
はかり知ることのできない
うしろ暗いかなしみの末
その幼さだけが頼みの
あなたの白い歯が
深い夕闇にとっぷりと ...
僕が降ってきたよ
無数の
堪え切れずに
僕が
地面に突き刺さろうとして
ザザズ
濁った悲鳴をあげているよ
無数の
僕が降ってきたよ
止めどなく
所嫌わずに
...
一口に付き合い方といっても
相手として
個人と政府を
規制される側とする側を
同一視することはできない
人として素晴らしい個人がいることは
何の疑いもない
どこの国でもそうだろう
...
強いってなんだろう
冬の朝は潔い
そんな空気の中を歩いてゆく
けっして潔くはない私の足は
心を映すようにふらりふらり
視線までもふらり
はらりの葉っぱを追いかけて
自由なんて ...
押入れの毛布にくるまり
ロールケーキのようだなと
とろけるように目を閉じ
甘い夢を見る
お菓子の家は飽きたから
寿司ネタにしてくれと叫んでいる
小学生の私
そ ...
外はまだ暗い
風はないらしい
木々の揺れる音もなく、ただ
規則的で優しい雨音
世界の静寂
僕の孤独が浮かび
街灯の足下でアオガエルが思案していた
天気予報、雨 ...
夜中になるとなんだか手紙が書きたくなってしまう。
別に書く必要もないし、ありきたりだけど翌朝後悔したりする。こっぱずかしくなっちゃって。
夜中に書いた手紙って、やっぱり寝ぼけた頭で書いたから、 ...
僕は 何気なく 思いついた言葉を
誰でもないような顔で 書いていた
何故だろう 言葉は 今もそこにある
誰であるということも無いままに だけどたたずんでいた気のする新宿の街角で
ぼんやりと ...
1.
過剰な喪失感に苛まれている。神を宿して居ても、先天的敗北者は苦しみ続けねばならない。嘆かれなかった感傷が、秋の空を曇らせていくように。希望は砕かれるためにあるのだろうか。真実 ...
A.光とは波である
B.光とは粒子である
光は粒子であると同時に波である
粒子はかの人の心を砕いた粉末と同一である
波はわたしの砕けた心にひろがる波紋と同一である
満ちて ...
いつもスポーツとメカニズムにはコンプレックスを持っていたと思う。
でも好きなのだ。
たとえば本当はクイーンがとかカレンカーペンターが大好きなのにあえて反骨のかたちを
繕っていたのだろう。
...
流れ着いたころにはなかった公園
なかったベンチもすっかり馴染み
時を重ねている
けれど経つことない
思いは今日もため息に
変わり移ろいを 笑い飛ばしたいのに
過ぎた写真機を懐いて 佇むばか ...
人の心に耳を澄ませた金曜日
聞こえてくる様々な声に
目頭が熱くなった
人の声に耳を塞いだ土曜日
何度も繰り返した同じ言葉
口にだしてしまえば、泣いてしまいそうで
唇をぎゅっと噛みし ...
ラジオで誰かが言っていた
「小さなことからコツコツと」を
「小さな琴から骨骨と」なんて変換していた翌日
ご近所でお骨発見のニュース
家族すら知らないうちに家の中で骨になるのなら
たぶん友 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
スクランブルロックンロール
花形新次
自由詩
0
12/11/11 21:54
左のホクロ
藤鈴呼
自由詩
6*
12/11/11 21:15
愛するあなたは。
元親 ミッド
自由詩
1*
12/11/11 19:49
砂漠
川上凌
自由詩
2*
12/11/11 18:44
スポットライト
三田九郎
自由詩
3*
12/11/11 18:30
オナニー
花形新次
自由詩
1
12/11/11 18:12
『逆流』
あおい満月
自由詩
5
12/11/11 15:14
消されてしまった詩は舌の裏に隠されていた
すみたに
自由詩
0
12/11/11 15:04
エレクトリック・アイランド
小川麻由美
自由詩
1*
12/11/11 14:28
漂泊者によせて——高校教室
すみたに
自由詩
0
12/11/11 13:40
不整脈絡
木屋 亞万
短歌
2*
12/11/11 13:38
サムライブルーブルース
すみたに
短歌
0
12/11/11 13:25
縄跳び
北大路京介
俳句
2
12/11/11 12:06
禁煙ルームに灰皿を置き去る
〃
自由詩
4
12/11/11 12:05
文句言うためにテレビを点けて居る
〃
自由詩
5
12/11/11 12:05
FBIに囲まれて居る
〃
自由詩
2*
12/11/11 12:04
夕闇の檻
草野春心
自由詩
5
12/11/11 10:54
土砂降り
nonya
自由詩
16*
12/11/11 10:31
情報に壁は作れない。人の心も…。
眠り羊
自由詩
0
12/11/11 10:28
潔い朝
朧月
自由詩
3
12/11/11 8:34
甘い毛布
灰泥軽茶
自由詩
5*
12/11/11 8:05
アオガエル
三田九郎
自由詩
3
12/11/11 6:52
夜に書いた手紙
caligr...
自由詩
0
12/11/11 3:23
屍のバッタ
番田
自由詩
1
12/11/11 2:22
剰余のゲファーレン
青土よし
自由詩
0
12/11/11 1:55
光の定義
高原漣
自由詩
1*
12/11/11 1:41
僕たちは何ものなのか
梅昆布茶
散文(批評...
4
12/11/11 1:35
影ひとつ
もっぷ
携帯写真+...
3
12/11/11 1:03
週末
三奈
自由詩
16
12/11/11 0:44
小さなことからコツコツと
ただのみきや
自由詩
21*
12/11/11 0:37
2831
2832
2833
2834
2835
2836
2837
2838
2839
2840
2841
2842
2843
2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
2855
2856
2857
2858
2859
2860
2861
2862
2863
2864
2865
2866
2867
2868
2869
2870
2871
5.16sec.