こわかった/じぶんがどうなるのか/どうなるかなんてわかってた/しつこくなる/じぶんをためしたくなる/こわしたくなる/つなぎとめたくなる/あなたをためしたくなる
それはあなたに/あまえているのか/ ...
大晦日は
子供部屋のとびらを
あけておかなくてはならなかった
トシガミサマが来るので
トシガミサマ
というものがなにで
どんな姿をしているものなのか
わたしは知らない
ある年の ...
涙はあたたかいのに
人はそれにきづかない
自分の悲しみに夢中だから
人はそれにきづかない
犬も
猫もそれを知っていて
ないて涙をなめている
おせちは動物性タンパク質の祭典である。
それが昔はいかに御馳走だったかを偲ばせる、魚介・魚卵、獣肉・鶏卵
フェスティバル。肉食過多の欧米人もこれほどのヴァリエーションは食卓
に盛らないだろう ...
僕の家の水道水には
カルキとカルマが含まれている
カルキは浄水器で
取り除けるかもしれないけれど
カルマはおいそれと
消えて無くなってはくれない
僕は毎朝
カルマで顔を洗 ...
横になる太陽は、 都市の襞に刺さる蝋燭へ、
際限なく転がり続けた、 葦を掲げた手の彼方に、
なにも焼かず、 なにも踏みつぶさず、
痛む大きなリンゴの腹へと、 終わりない夕景の
...
2013年♪元旦
今年はね彼と
書初め大会をやりました
2人で今年のテーマを考えて
彼の選んだ言葉は
【一本気】
私の選んだ言葉は
【笑心】(ニコ)
今年もニコニコと笑って
過ごせます様に…♪
...
父が釣りをしている
何を釣っているのか聞くと
忘れたと言う
僕も隣に座って糸を垂れる
息子とよくいっしょに釣りに行ったもんだ
という話を皮切りに
父が息子の自慢を始める
小さいころ ...
願うって怖い
意気地なしだと思われても
やっぱり 願うって 怖い
世界があまりに美しいと
自分がその一部だということが
信じられなくなってくる 嬉しくなってくる
世界があまりに ...
おっちゃんは
耳の後ろから加齢臭
インド人はカレー臭
インド人のおっちゃんは
カレー臭の加齢臭
んなことあるかいっ
尻を拭くとき
トイレットペーパーが
ウンコ水に付いてしまうことが ...
なにかで読んだ台詞だった
損しないかぎり他人に親切にする
ハードボイルドエッグのような人生
負けを受け容れる人生
かじる
しみる
タフネス
なにかで読んだ台詞 ...
えら
背びれ
くちばし
翼
囚われている
その範囲からの逸脱は
一方には死
もう一方は生を意味する
彼にはその水槽こそが出発点であり
前提であり結論である
保障され ...
橙を頭にのせてハイチーズ
双六で『ひみつを言う』のマスとまる
初東風が撫でる黒髪りんご飴
クリスマスの思い出よりも
去年の反省よりも
新年の目標よりも
昨日
暗い路地でゴミ箱を探っていた老女に
私は親切にするべきだった
雨に濡れて
雪で凍って
これ以上息が吐けなくなった
私を形作った何かが
年賀状にAir Mailと書き忘れたので
私の想いがとどくのは
一ヶ月後かもしれません
表情を持たない
洗練された兵隊の
一人一人に万歩計が渡される
例え一歩でも乱してはならぬ
足並みをそろえぬ者は
謀反人と見なすぞと
その国の君主は言う
場末のうらぶれた骨董屋で
私 ...
家に帰って、腰を下ろし
一才の周をだっこすれば
小さいいのちの温もりが
このお腹にあったかい
この両手を
短い足の膝下に組んで
右に左に、ゆさり、ゆさり
パパは君の ...
雲一つない青空に
紙飛行機が舞っている
一つや二つじゃない
それこそ無数に
たくさんの白い翼が
たくさんの願いをのせて
思い思いの方角へと
ゆっくり 漂う
涙を孕んだ雨 ...
おかあさんが家に電話して、おばあちゃんが元気そうだったから、このまま買い物に行くことになった。動きはじめた車の窓ガラスをいっぱいにあけて、わたしは猫又木山文化会館の三階をみあげたの。
あっ、だれ ...
私は花を、あなたに渡す
あなたの瞳に映る花
私の瞳に映る花
ふたりの間にひらく、喜びの花
大晦日 日系スーパーまで高速を飛ばして 注文していたお節を2組取りに行く
太巻きとシアトル巻き、上の娘の好物のイクラの瓶詰と、
私しか食べない刺身も一緒に買う
「Japanese noodles ...
他所に女を作るぐらい
ギラギラしてないと
男としては些か物足りないだとか
偉人は皆アッチの方もお盛んだったとか
言われても
いろんなやり取りを経て
やっとこさ関係を結んで
でも、あれっ、 ...
僕の ポストには
年賀状はなく 今年も
風が 吹いたーー
だから 笛を 吹いた 僕は
風が吹く 眠りを 誘う
小さな文字で 詩を書いていた
そこで 詩を 書いたのはーー
...
大好きな人よりも本当は
お弁当の方が好き
はっきり言ってももちろん愛は消えないさ
僕の方のね
でもさ愛がはっきり確かめられるんだ
たとえ見栄え悪くてもね
おかずはいいさはっきり ...
雑木林に捨てられた
大きなブラウン管テレビが
ただ転がっている
近づいて中を覗くと
ガラスの外には
私の知らない家族が映っていて
こちらを何も考えずに
ぼうっと
のぼうっと眺め ...
生徒はいないけれど、わたしは詩のせんせいなんだよと娘に言ったら、「わたしが生徒になるから詩を教えて」って言われて教えるものはないから書いたもの見せてって言った
あたたかい水が
空の左右を動いている
小さなうさぎの横顔で
あなたが花を見つめるとき
待ちくたびれた蟷螂が
透きとおりながら死んでゆくとき
涸れ川に架かる二重の橋が ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
流星雨
吉岡ペペロ
自由詩
2
13/1/3 23:55
歳神様
吉田ぐんじょ...
自由詩
15
13/1/3 23:26
小さなぬくもり
朧月
自由詩
3
13/1/3 23:18
伝統と変遷
salco
散文(批評...
4*
13/1/3 23:16
カルマ
nonya
自由詩
29*
13/1/3 21:19
幕切れ、予感
すみたに
自由詩
2*
13/1/3 20:50
年女
ちゃんこ
携帯写真+...
2
13/1/3 20:44
正月
たもつ
自由詩
23
13/1/3 19:46
願うって
まーつん
自由詩
5*
13/1/3 18:53
加齢臭考
花形新次
自由詩
2
13/1/3 17:16
損しないかぎり他人に親切にする
吉岡ペペロ
自由詩
6
13/1/3 16:33
セキセイインコと金魚の違いなら
Lucy
自由詩
15*
13/1/3 16:12
橙
北大路京介
俳句
4
13/1/3 15:49
双六
〃
俳句
5
13/1/3 14:54
初東風
〃
俳句
3
13/1/3 14:53
Melaka
mizuno...
自由詩
5
13/1/3 14:20
on my own
〃
自由詩
2
13/1/3 14:19
Happy new year
〃
自由詩
3
13/1/3 14:18
国と硯
綾野蒼希
自由詩
0*
13/1/3 13:36
あたらしい歌
服部 剛
自由詩
7*
13/1/3 12:29
カンバスと紙飛行機
まーつん
自由詩
10*
13/1/3 12:21
あずきの恋人 (連載⑦)
たま
散文(批評...
13*
13/1/3 12:15
日々の花束
服部 剛
自由詩
3*
13/1/3 12:10
はちゃめちゃな年越し
夏美かをる
自由詩
28*
13/1/3 6:21
彼女のことを考える
花形新次
自由詩
0
13/1/3 4:32
友達はラジオ
番田
自由詩
2
13/1/3 1:46
お弁当ってとっても
梅昆布茶
自由詩
20
13/1/3 1:39
ブラウン管テレビ
灰泥軽茶
自由詩
5*
13/1/3 1:38
詩の先生
鵜飼千代子
自由詩
15*
13/1/3 1:12
夜と白 Ⅷ
木立 悟
自由詩
2
13/1/2 23:58
2825
2826
2827
2828
2829
2830
2831
2832
2833
2834
2835
2836
2837
2838
2839
2840
2841
2842
2843
2844
2845
2846
2847
2848
2849
2850
2851
2852
2853
2854
2855
2856
2857
2858
2859
2860
2861
2862
2863
2864
2865
5.09sec.